土曜日、時計が11:45を指していました。訪れたのは、昭和歌謡が流れる店内で、カウンター席のみが用意されているお店。中には常連さんたちが数人いて、その中に私も加わりました。

メニューからは、味噌ラーメン（800円）と餃子（520円）を注文しました。味噌ラーメンは私の好みにピッタリで、太麺がスープに絶妙に絡みつき、濃すぎずに味わい深い一杯でした。そして、餃子は大ぶりで、パリッと焼かれた皮の中にはジューシーな具材が詰まっていました。最初は餃子まで頼んでしまったことに調子に乗ったかなと思いましたが、お腹が空いていたので、ペロリと完食しました。

また、ラーメンにはライスが無料でサービスされることを知りましたが、お店のおじさんは私には尋ねず、ナイスな判断をしてくれたようです（笑）。

この素敵なひとときを楽しんだ後、次回の訪問を楽しみに思っています。ごちそうさまでした！

JR蒲田駅西口からわずか3分、東急池上線の線路沿いに広がる飲み屋街「バーボンロード」の中に、韓国料理の宝庫があります。

それが、「食道園」。この店は岩手県盛岡市で名高い料理、「盛岡冷麺」の発祥のお店と言われています。店主は40年以上もの間、冷麺作りの職人として腕を振るってきた方で、2009年に東京・蒲田で独自の店を開業しました。店の暖簾には「食道園」の文字が掲げられていますが、盛岡市には姉妹店や支店が存在しないため、正式な暖簾分けではないようです。

ここで提供される冷麺は、特別な太麺が特徴です。注文を受けてから手打ちで作られ、小麦粉とジャガイモのでんぷんを練り合わせた生地は、押し出し式の製麺機で麺状に成形され、湯が沸いた鍋に入れて茹で上げられます。生地の状態は30分以上経つと変化するため、基本的には注文を受けてから作り始めるとのこと。

この絶品の盛岡冷麺は、牛骨ダシをベースにしたあっさりとしたスープに、大根のキムチ（カクテキ）、牛肉のスネ肉のチャーシュー、ゆで卵、きゅうり甘酢漬けがトッピングされています。盛岡冷麺の真骨頂は、スープ、麺、カクテキの三位一体のバランスにあります。

口直しには梨が添えられており、韓国では梨に解毒作用があると信じられています。梨が手に入らない時期にはリンゴを代用しているそうです。

トッピングのゆで卵は、黄身をスープに溶かすことで辛さをマイルドにする効果があります。また、お好みで途中からお酢を追加すると、さっぱりとした味わいが楽しめます。

セットには、醤油とごま油におかか、白ごまを混ぜたおにぎりが2つ付いています。シンプルですが、その味わいには病みつきになることでしょう。

盛岡冷麺は、本場の水冷麺（ムルレンミョン）から派生したもので、日本においては夏季に特に人気を集めます。そのため、連日猛暑日が続く夏には、昼でもお店の前に行列ができることがあります。

「食道園」で味わう盛岡冷麺は、日本の韓国料理ファンにとっての楽園と言えるでしょう。

珍々亭、油そばの発祥のお店。お昼時を過ぎても、お店の前には列ができていましたが、10人ほど待って入店。待っている間に注文し、着席後、5分ほどで油そばが運ばれてきました。今日の注文は、油そば大盛りに生たまをトッピングしたもので、合計950円です。

最初に、麺をよくかき混ぜて一口。醤油と油が麺に絡みつき、絶妙な味わいです。

次に、自分なりのカスタマイズ。少しの胡椒、たっぷりの酢、少しのラー油、そして少量の醤油を加えました。これにより、ほどよい酸味が加わり、味わいがさらに豊かになりました。

最後に、生たまを割って麺に絡め、味の変化を楽しみました。そして、メンマ、チャーシュー、ナルトなどの具材がアクセントとして楽しみました。

全体的に、美味しくいただきました。ご馳走様でした。

この店は地元で人気の町中華です。ラーメンと炒飯を注文するお客さんが多いようですが、私は今回炒飯のみを注文しました。

注文してすぐに提供されるスピード感はさすがの町中華。広いお皿に盛られた炒飯は、具材としてネギと卵のみで、チャーシューやハムは入っていません。シンプルながらも一口食べると、その味わいの深さに感動。塩辛さについての意見は分かれるかもしれませんが、私にはちょうど良い塩加減でした。

少しベタッとした食感も私の好みにぴったり。ハムやチャーシューがなくても、この調理と味付けで十分美味しいです。あっという間に完食してしまいました。

価格は600円か650円だったと記憶していますが、どちらにしてもお財布に優しい価格でした。街の人々に愛される理由がよくわかるお店で、次の日に再訪したときは満席で入ることができませんでした。また機会があれば、このお店のシンプルながらも深い味わいの炒飯を楽しみたいと思います。

私のお気に入りは町中華の美味しさ。その中でも特に印象に残っているのが、昭和29年創業のこのお店です。地元の人々に愛され続けている名店で、お昼時には絶え間なく人の出入りがあります。

メニューは魅力的なものばかり。カニ入りチャーハン（1,200円）、三鮮麺（1,350円）、焼き餃子8個入り（1,100円）、そして酢豚（小サイズで2,500円）を楽しみました。

中でも初めて食べた三鮮麺が忘れられない美味しさです。五目そばに似ていて、肉、海鮮、野菜がふんだんに使われています。オイリーながらも重すぎず、胃もたれすることなくペロリと完食できました。このメニューは梅華のオリジナルで、またこの味を楽しみに訪れること間違いなしです。

西新井駅と竹ノ塚駅のちょうど中間、栗六陸橋沿いにひっそりと佇むラーメン店を発見しました。夜10時近く、店内は静かで、ほかの客は見当たりませんでした。不安を感じつつも、自動販売機で食券を購入。豚骨らーめん、和風らーめん、味噌豚骨らーめんなどがメニューにありましたが、店主のお勧めに従い、豚骨らーめん（680円）を選びました。

店内は清潔感があり、カウンター席と小上がりが配されていました。座席はサドルのような形状の椅子で、カウンターには様々な調味料が並んでいました。メニューには餃子がないことも特徴的です。

注文してから5分ほどで、変わった形の丼に盛られたらーめんが登場しました。調理中から漂っていた魚介の香りが食欲をそそります。スープは茶色く油が浮いており、サラリとした食感の魚介豚骨スープです。麺は中太で黄色がかっており、スープとの相性も抜群。具材にはメンマ、ネギ、海苔、焼豚、水菜が入っており、特に水菜の上品な風味が印象的でした。

食事中、店主は適度な距離感を保ち、私たちが落ち着いて食事を楽しむことができました。この地でぜひとも頑張ってほしい、そんな思いが強くなりました。足立区には名店が多く、立地の難しさにも負けず、素晴らしいラーメンを提供し続けてほしいと願っています。ファイト！この店の未来に期待大です。

亀有駅からほど近い、再開発が進むエリアに位置する「麺屋あり賀」。この秋、以前餃子のはまなすや麺屋ぶちがあった場所にオープンしたこの店は、木製の看板や大きな布の幟が目を引きます。内装もリニューアルされ、高いカウンター席やテーブル席が配置され、快適な食事空間を提供しています。

ある金曜日の夜、家族で訪れました。店内はすぐに満席になりそうな雰囲気。メニューは昼夜で異なる構成で、私たちは全員で中華そば（780円）を選択。

注文されたそれぞれの一杯は、丁寧に雪平鍋で温められ、約10分で提供されます。麺は加水率低めの中細ストレート麺で、スープは濃厚な醤油色。具にはチャーシュー2種（豚と鶏）、メンマ、海苔、葱が添えられています。

スープを一口飲むと、鶏と煮干しの旨味がじんわりと広がります。麺は歯切れが良く、小麦の風味が際立っています。塩気は少し強めですが、後を引く美味しさで、ついつい飲み進めてしまいます。

チャーシューは薄切りで、麺と一緒に食べるとまた格別。鶏チャーシューは薄味で食感が楽しい一品です。メニューにある「替え玉（120円）」も注文し、家族全員が満足の一杯を堪能しました。

オープン当初に訪れることができなかったのは残念でしたが、今回の訪問でその美味しさを家族全員で実感。次回は昼間に訪れて、チャーハンセットなども試してみたいと思います。ごちそうさまでした。

週末、JR蒲田駅西口界隈での買い物の後、ふと思い立って「麺屋武蔵」に立ち寄りました。店内の券売機で、シンプルな「つけ麺」の食券を購入し、カウンターで「普通」のサイズを注文しました。

■つけ麺（780円：税込）
待つこと10分ほどで、つけ麺が登場しました。

トッピングには、食べ応えのある角切りチャーシューが添えられています。ラーメンでは普通のサイズが好みですが、チャーシューの存在感は肉好きには特に魅力的です。思わずビールが飲みたくなるような味わいです。

麺は中太平打ちで、のど越しの良さが感じられます。温度はアツもりでも冷たくもなく、まさにチェーン店の定番つけ麺といった印象です。

スープは、豚骨魚介のダブルスープで、甘みが際立っています。食べ進むうちに、カウンターに置かれた「武蔵醤」の海老辣油を加えて味の変化を楽しむことができます。

食べ終わりかけのタイミングで提供される「魚ダシ割スープ」は、シンプルながらつけ汁に良いアクセントを加えてくれます。ただ、塩分が気になる方には別の器での提供があると嬉しいかもしれません。

全体的に、麺屋武蔵のつけ麺はチェーン店らしい安定した味わいで、手軽に楽しむにはぴったりの一品です。蒲田での散策の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

土曜日の11時40分頃に初めて訪れました。このお店の回転スピードは驚くほど速く、既に食べ終わって出てきている人もいました。カウンターにはわずか3席の空き席しかなく、開店直後からほぼ満席状態でした。

注文したのは、二度麺が付いた山椒香る煮干しそば（1,200円）。細麺なので、あっという間に提供されました。

この煮干しそばは、ほのかに山椒の香りが広がり、煮干しの風味が控えめで、淡麗系の味わいです。麺はストレートで美味しかったですが、少し絡まっていて食べにくい点がありました。

一通り食べた後、二度麺を注文。こちらも迅速に提供されました。この二度麺は、替え玉ではなく、山椒香る煮干しラーメンとは全く異なるまぜそばスタイルです。

正直に言うと、二度麺の方が好みでした。麺をコーティングしているオイルの風味が美味しかったです。

最近、玉ねぎが入っているラーメンに出会う機会が増えているようです。

美味しい食事を楽しめました。ごちそうさまでした！

食券を購入して注文です。

このお店の特長は、しっかりとした牛の旨味が感じられる白湯スープです。さらに、黒マー油の香ばしさとクリーミーさが絶妙です。麺は細麺のストレート麺で、食べるのを楽しみましたが、麺リフトの写真を撮り忘れてしまいました。

トッピングにはネギともやしがあり、チャーシューは牛バラ。ただし、特製トッピングボタンを見落としてしまったのが残念でした。

そして、ローストビーフ丼は絶品で、美味しさは間違いありません。ただ、ローストビーフがもう少し増量されていたら嬉しかったです。

ごちそうさまでした！（人´∀`*）