エッチュウメンショクドウ

越中麺食道

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韓国料理の楽園、盛岡冷麺の本場『食道園』

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JR蒲田駅西口からわずか3分、東急池上線の線路沿いに広がる飲み屋街「バーボンロード」の中に、韓国料理の宝庫があります。

それが、「食道園」。この店は岩手県盛岡市で名高い料理、「盛岡冷麺」の発祥のお店と言われています。店主は40年以上もの間、冷麺作りの職人として腕を振るってきた方で、2009年に東京・蒲田で独自の店を開業しました。店の暖簾には「食道園」の文字が掲げられていますが、盛岡市には姉妹店や支店が存在しないため、正式な暖簾分けではないようです。

ここで提供される冷麺は、特別な太麺が特徴です。注文を受けてから手打ちで作られ、小麦粉とジャガイモのでんぷんを練り合わせた生地は、押し出し式の製麺機で麺状に成形され、湯が沸いた鍋に入れて茹で上げられます。生地の状態は30分以上経つと変化するため、基本的には注文を受けてから作り始めるとのこと。

この絶品の盛岡冷麺は、牛骨ダシをベースにしたあっさりとしたスープに、大根のキムチ(カクテキ)、牛肉のスネ肉のチャーシュー、ゆで卵、きゅうり甘酢漬けがトッピングされています。盛岡冷麺の真骨頂は、スープ、麺、カクテキの三位一体のバランスにあります。

口直しには梨が添えられており、韓国では梨に解毒作用があると信じられています。梨が手に入らない時期にはリンゴを代用しているそうです。

トッピングのゆで卵は、黄身をスープに溶かすことで辛さをマイルドにする効果があります。また、お好みで途中からお酢を追加すると、さっぱりとした味わいが楽しめます。

セットには、醤油とごま油におかか、白ごまを混ぜたおにぎりが2つ付いています。シンプルですが、その味わいには病みつきになることでしょう。

盛岡冷麺は、本場の水冷麺(ムルレンミョン)から派生したもので、日本においては夏季に特に人気を集めます。そのため、連日猛暑日が続く夏には、昼でもお店の前に行列ができることがあります。

「食道園」で味わう盛岡冷麺は、日本の韓国料理ファンにとっての楽園と言えるでしょう。

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概要

店舗名

エッチュウメンショクドウ

越中麺食道

ジャンル

電話番号

住所

東京都足立区保木間1丁目37−15

アクセス

最寄駅
バス停
  • 第四都営住宅から150m (徒歩2分)
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最終更新日

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