屋台村の店はネオンの明かりが鮮やかです。店の外からはホットグが目を引きましたが、中は意外と静か。入店すると、暖かい笑顔のオモニが出迎えてくれました。店内は活気に満ちており、ハングル語が聞こえる場所に通されました。

まずお通しが運ばれ、私はビールを頼みました。ところが、一言も言わないうちに2本ものビールがテーブルに！次に明太こんにゃくと海鮮チーズチヂミを注文。明太こんにゃくは温かく、チヂミもとても美味しかったので、ビールがすすみました。さらに、生マッコリも注文して、豚足セットをオーダー。

思いがけず砂肝のニンニク炒めが運ばれてきましたが、これが実に美味！一方、豚足はちょっとヘビーで、食べ進むのが少し大変でした。しかし、オモニのサービスでフレッシュなイチゴとオレンジも頂き、感謝しました。

最終的なお会計は6,000円ちょっと。この価格でこんなにも楽しい時間と美味しい料理を味わえるとは、驚きの連続でした。屋台村での食事、大満足の結果となりました。

幹線道路沿いの「竜泉 大和田」に訪れました。店内は玄関のような趣の入り口と、広めのテーブル席が配置されています。二階席もあるようで、さらに広い空間を楽しめるのではと感じました。

メニューには様々なうな重の選択肢がありましたが、今回は「竹」と、おすすめの「肝吸い」を選びました。提供されたうな重は標準的な大きさで、うなぎの量も一切れ半と十分でした。うなぎ自体はきちんとした味わいで、特にタレが甘めで私の好みでした。ご飯の量が少し多めだったのですが、うなぎの美味しさでバランスが取れていました。

お店の位置は浅草からそう遠くない場所にあり、メニューには観光客を意識した英語表記も。しかし、その雰囲気は地元の方々が利用するアットホームな場所という印象で、そういった点もまた魅力と感じました。心地よい空間での食事、大満足の一時でした。

先日、「千根や」でうな重をいただきました。うな重大で3900円という価格で、ご飯の大盛りは無料。驚くほど大きなうなぎが3枚ものせられており、そのふっくらとした食感と深い味わいに心から満足しました。うなぎの質とその量、両方において申し分ない一品でした。多くの店との差別化を求める方には少し違った選択が必要かもしれませんが、確実に美味しいうな重を求めるならば「千根や」は間違いありません。

こちらの店の一番の特徴は、無添加のワインを豊富に取り揃えていること。自然体のワインは、その本来の味わいをしっかりと感じることができ、心からの満足感が得られました。

また、オーナー自らが手がける料理も絶品です。シンプルながらも深い味わいの料理と、無添加のワインとのマリアージュは、私の舌を喜ばせてくれました。特に、繊細なフランス料理を楽しみたい方には、心からお勧めしたいメニューばかりです。

そして、食後のコーヒーにもこだわりが。エスプレッソマシーンで淹れたコーヒーは、食事の締めくくりとして最高でした。

ただ、お食事のオーダーは22時頃までとなっていますので、しっかりと食事を楽しみたい方は、早めの時間帯に訪れることをお勧めします。

下町の雰囲気が漂う「すし三吉」。外観からもその入りやすさが伝わり、気軽に訪れることができました。寿司店と聞くと高級なイメージが先行しますが、こちらの店はお手頃でありながら、クオリティの高いお寿司を提供しています。

注目すべきはその鮮度の高さ。時折、お寿司が生臭い経験をされた方も多いかと思いますが、こちらの店ではそんな心配は無用です。提供されるお寿司は一切の生臭さがなく、その美味しさに驚かされました。

また、お店のスタッフの方々も非常に気さくで、初めて訪れる私たちもすぐにリラックスすることができました。下町の温かさを感じることができるスタッフの接客は、再訪を強く望む一因となりました。

浅草に訪れる際、お寿司を楽しみたい方は是非「すし三吉」へ。おすすめのお店です。

浅草の路地裏、少し離れた場所にひっそりと存在する「秀寿司」。一歩足を踏み入れると、寿司屋というよりも小料理屋のような温かい雰囲気が広がっています。店内はL字型のカウンターと小上がり席で構成されており、こじんまりとした空間からは歴史を感じます。

訪れた日、店主が目の前で一つ一つの魚を丁寧にさばいていく姿に、その熟練された技にはただただ感動しました。特に、事前に仕入れたと思われる刺身は鮮度が抜群で、その味わいは記憶に残るものでした。

店の深い歴史に興味を持ち、店主に伺ってみると、なんと先代が戦前からこの場所で営んでいたとのこと。驚くべき歴史の中で、魚屋から寿司屋へと変わってきたこの店の背景には、数えきれないほどの物語があることでしょう。

現在の大将が引き継いでからも、既に30年が経ち、老舗としての風格と誇りを持っていることを実感しました。店の名前「秀」がどのような由来を持っているのかは分からないものの、店内でのサービスと料理の品質が、その名に恥じないものだと感じました。

そして、店内で静かに働く奥様の姿が、愛と尊敬の絆を感じさせ、その夜は心温まる一時となりました。再訪を心待ちにしています。

鮨創作料理の「奄美」で、おまかせコースを楽しみました。10000円という価格からは想像もつかないほどの豪華さで、一品一品が繊細な味わいでした。

特に、海老とイカのお刺身はその甘さが際立ち、印象的でした。天麩羅も、海老や帆立の素材の美味しさが前面に出ており、口の中での満足感が際立っていました。

握り寿司は、少しシャリが大きめでしたが、その分食べ応えがあり、全体のバランスとしては非常に良かったです。日本酒のラインアップも、菊姫や立山、越乃寒梅といった淡麗辛口が中心で、料理によく合っていました。

そして、忘れてはならないのが、店の心温まるサービス。ゲリラ雨の中、退店する際に大将から傘を提供していただきました。カウンターには地元の常連の方々が座っていましたが、そのような細やかな心配りが客層を形成しているのだと感じました。

「奄美」は、美味しい料理と共に、心のこもった接客で特別な時間を過ごさせてくれるお店です。次回も楽しみにしています。

浅草駅と田原町駅の中間に位置する「鮨 松波」を訪れました。都会の喧騒から一歩離れたこの場所に、50年の歴史を誇る伝統的な江戸前寿司の名店があります。

店内は細部まで手入れが行き届いており、特に200年の歴史を持つ備前檜のカウンターは圧巻でした。到着するや、大将と女将さんの温かい歓迎に癒されました。

注文したのはおまかせコース。初めに出されたなまこ酢から、シャリのバランスが完璧な中トロ、酢味噌で頂くしめ鯖、繊細な赤貝の握りまで、どれも絶品でした。特に印象的だったのは、大判で軽やかに仕上げられた蒸し鮑。その柔らかさと旨味は、言葉では表現できないほどのものでした。

また、日本酒のペアリングも絶妙。桜の花びら型の金箔が入った賀茂鶴は、料理とのハーモニーを楽しむことができました。

最後に提供されたデザートのグレープフルーツの水菓子は、食事の締めくくりとしてさっぱりとしており、非常に満足感がありました。

70歳の大将が腕を振るうこの店は、伝統的な技術と現代の感性が融合した、まさにアートのような寿司を提供しています。再訪することを心から楽しみにしています。

先日、都営大江戸線新御徒町駅近くの佐竹商店街で「ちよだ鮨浅草橋店」を訪れました。駅からのアクセスが非常に便利で、店頭には様々な寿司が並んでいました。こちらは持ち帰り専門の店舗で、色とりどりのにぎりや巻寿司が豊富にラインナップされています。

特に目を引いたのは、まぐろや生サーモンなどの人気ネタの単品にぎり。味もさることながら、見た目の美しさも魅力的でした。また、誕生日や特別な集まりのための多人数盛り合わせも取り扱っていて、非常に便利だと感じました。

ランチタイムには特別なにぎりのセットも提供されており、価格もリーズナブルでした。また、季節ごとの限定商品もあるので、訪れるたびに新しい味を楽しむことができます。

「ちよだ鮨浅草橋店」は、手軽に高品質な寿司を楽しむことができるお店です。次回も利用したいと思います。

浅草には数々の寿司店が立ち並ぶ中、鮨 橋口はその中でも頂点に君臨する名店です。こちらの店では、伝統的な江戸前寿司が味わえます。特に、しっかりと使われた赤酢のシャリと、こだわりぬいた新鮮なネタの組み合わせは絶品。また、包丁の入れ方にも独自のオリジナリティを感じ、その美味しさに引き込まれました。

店の位置は、浅草寺の隣りにあり、その歴史と伝統を感じることができます。店内は数奇屋建築の雰囲気で、落ち着いた空間でゆったりと食事を楽しむことができます。特に、マグロの中トロは、北海道噴火湾からのもので、その脂の乗りと味わいは格別でした。

さらに、様々な旬のネタを提供しており、特に本マグロの赤身や千倉の黒アワビは、口の中でとろけるような味わいでした。日本酒とのペアリングも絶妙で、静岡の銘酒「磯自慢」や越後の「〆張り鶴」といった品々が、それぞれの寿司と相性抜群でした。

鮨 橋口は、浅草を代表する寿司店の中でも一際輝く存在です。ネタの旬や産地へのこだわり、そして大将の温かい人柄が、訪れるたびに特別な時間を提供してくれます。次回の訪問も心待ちにしています。