こってりメンマラーメンの驚きのさっぱりさ
深夜の営業をしている黄色い看板に引かれ、ラーメンきかん坊に足を踏み入れました。メニューは605円から始まり、私はこってりメンマラーメン(715円)を選びました。
初めはこってりさを心配しましたが、実際に食べてみると意外なほどさっぱりとした味わいに驚きました。醤油スープはさっぱりとしていて旨味がしっかり感じられ、背脂のアクセントが加わります。また、超極細の麺がスープによく絡み、食べごたえがあります。メンマもたっぷりと入っており、食べ応えも十分です。特筆すべきは厚切りのナルト。その香りが全体を引き立てています。
接客も素晴らしく、満足のいく食事体験となりました。
- 住吉駅(東京)
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シックで奥深い醤油ラーメンの味わい
豊洲にある「La・Men豊洲店」に訪れました。こちらは伊勢海老を使用したメニューがあり、海老油を使用した醤油系のラーメンが新たに追加されたようです。私は「しょうゆら~めん」(680円)をオーダーしました。マグロ節風味を追加し、トッピングとして「味玉」(100円)を選びました。
お店はフル・セルフで、入店後はオシボリと水を取ってカウンター席へ案内されます。日曜の午後、日だまりの中で幼児がセキレイを追いかけている様子が微笑ましい光景です。ラーメンの到着まで約4分弱。スープを一口飲んでみると、しっとりとした「シック」な味わいが広がっています。海老油とマグロ節を加えたスープは、鶏系のベースに硬質なコクとクリアな旨みがあり、甘さを控えたドライ系の醤油ダレがマグロ節の風味と調和しています。伊勢海老油は微かに感じる程度で、抑えた使い方が個人的に好みです。
麺は細麺縮れで、少し固めのゆで加減。プリプリとした食感と軽快な歯切れがあり、スープとの相性も良好です。具材には控えめな味付けの肩ロース・チャーシュー、柔らかでしなやかな食感の細切りメンマ、そして追加の味玉が含まれています。具材同士の相乗効果で、バランスの取れた味わいが楽しめます。
「シック」で重厚な醤油味と、マグロ節の風味が見事に組み合わさった「しょうゆら~めん」。麺の太さも選べるため、バリエーションも楽しめそうです。お店のカフェ風の雰囲気やロケーションから「亜流」かと思いましたが、「塩担々」や「白湯塩」、そしてこの「醤油」といったメニューの質の高さから、ここは「本物」の一店舗と言えるでしょう。
- 豊洲駅
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のどかなひとときを味わうラーメン
のらくロード(旧高橋商店街)の一角に位置する「筑波屋」に訪れました。入口左には商品サンプル棚があり、右手には今川焼きの作り場と店頭販売があります。店内に入ると、甘味処のような雰囲気が広がっており、麺類やご飯物のメニュー、そしてカキ氷のメニューが壁に掲示されています。店は初老のご夫婦が切り盛りし、出前も行っています。
メニューからラーメンを選び、500円で注文しました。ラーメンは鶏がらベースのあっさり味で、少々化調が効いている印象ですが、全体的には許容範囲内です。細ちぢれ麺はたっぷりの量が提供され、具材にはチャーシュー1枚、メンマ、なると、ねぎ、のりが盛られています。シンプルながら美味しい一杯です。
店内の雰囲気ものどかで、穏やかな時間が流れる場所です。落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。
- 清澄白河駅
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元祖の味わいを満喫
つけ麺の元祖である「大王中華つけ麺」で、初めてつけ麺を堪能しました。注文したのは大王つけ麺で、具だくさんで野菜の盛りがたっぷりと載っています。ただ、このつけ麺は相当熱いので注意が必要です。しょっぱめの味わいでしたが、お店で提供される出汁をかけて、自分好みに調節できるのがうれしいポイントです。
ちなみに、「つけ麺」はこのお店が元祖とされており、ラーメンの麺をスープにつけて食べるスタイルのルーツは、池袋大勝軒の「特製もりそば」にまで遡ることができます。その先には、ラーメン職人の山岸氏らがまかないとして食べていたことがあり、さらには「丸長」の創始者がざるそば気分で食べていたことが始まりとされています。山岸氏が丸長グループに加わった際には、普通にまかないとして食べられていたこともあるそうです。その歴史を感じながら、大王中華つけ麺の独特の味わいを楽しむことができました。
- 西大島駅
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亀戸で新たな家系ラーメンを楽しむ
亀戸駅から少し歩いたところに位置する「横浜家系らーめん えん家」。明治通り沿いの2階にあります。横浜家系を掲げるお店として入店しました。
お店に入ると、左側にある券売機で食券を購入します。トッピングや脂の量など調整可能なようですが、今回はチャーシュー麺を選択。店内はカウンター席のみで、10席ほどしかなく、キレイな雰囲気です。店は3月末頃にオープンしたばかりとのこと。
提供されたラーメンは見た目は家系ラーメンらしい仕上がり。ほうれん草も入っており、薄めのチャーシューが数枚添えられています。麺はやや太めで、食べ応えがあります。スープはあっさり目で、とんこつの風味が感じられますが、パンチが足りないような印象も。テーブルに置かれたニンニクを少し投入することで味わいが深まりました。
また、豆板醤も用意されていましたが、今回は試さなかったようです。横浜家系のラーメンはさまざまな場所で楽しめるようになりましたが、特にこのお店にこだわるほどの特徴はないかもしれません。それでも亀戸周辺に立ち寄る際には一度訪れてみる価値はあるかもしれません。
- 亀戸駅
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豚骨ラーメンのボリューム満点なランチ
錦糸町での買い物ついでに、つけ麺が食べたいと思い訪れた「麺工房・武」。以前夏に来たときはつけ麺がなく、今回も期待はずれでした。そこで、素直にメニューから選び、豚骨ラーメン(790円)にしました。
券売機で食券を購入し、カウンター席へ着くと、お冷をセルフで注いで待ちます。6分ほど待って、スタッフからニンニクの有無を尋ねられます。今回は人と合う予定があったため、無しでお願いしました。
着丼されたラーメンは、野菜の量がまずまずあります。麺は結構のボリュームで、下から引きづり出さないと食べ進められません。
スープを一口飲むと、特別な風味は感じず、豚骨の強い味わいではなく、すっきりとした印象でした。中太の縮れ麺は硬めで、噛むのに少し力が必要でした。
チャーシューの量は多めで、味付けはややしょっぱめ。見た目ほど硬さは感じず、食べごたえがありました。
進んで食べるうちに、ボリュームたっぷりで十分満足できることがわかりました。ランチを楽しみ、完食後はお冷を一気飲みし、ご馳走様と一言で店を後にしました。
- 亀戸駅
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ユニークな珍味系ラーメンが楽しめる中華料理屋
平日の夜、東方公司に訪れました。店内はコの字カウンターで、入店時には約40%の席が埋まっていました。
今回いただいたのは「ウォーメン」という謎のラーメン。牛肉角煮がゴロゴロと盛り付けられていますが、脂身はほとんどなく、筋っぽさがありました。スープはラー油系の辛い味付けがされた醤油ベース。辛さは強いですが、辛さ好きな方には泣くほどではありません。菜っ葉や豆つきもやしなどがトッピングされ、飽きることなく楽しめます。細縮れの麺は湯切りをして提供され、食感が良いです。
このラーメンは珍味系と言っても良いでしょう。全体的には不味くはなく、もう少し牛肉の質がアップされるとさらに満足感が高まるでしょう。基本的に中華料理屋で、ラーメンの他にも醤油、味噌、塩ラーメンなど多彩なメニューが揃っています。夜は居酒屋的な雰囲気で楽しむのも良さそうです。地元で愛されているお店であり、豊富なメニューがある良いお店です。
- 西大島駅
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豚と鶏のユニークなマスコットが魅力の激安中華料理
亀戸の中華 トリ コブタは、派手な看板が目印のお店です。蔵前橋通りに位置し、500円という驚きの安さのランチメニューに引かれて入店しました。
店内は黒を基調とし、カウンター席とテーブル席が配置されています。招き猫の置物が目につきますが、店名にちなんで鶏か豚の置物ではないかと考える一幕も。そんな中、注文したナスと豚肉の四川風炒め定食が登場しました。
定食にはごはん、ザーサイ、中華スープ、サラダがついてきます。四川風の炒めものは意外にも酸味が効いた味付けで、辛さは控えめ。最初は馴染みのない味でしたが、食べ進めるうちに慣れてきました。細切りの野菜と豚肉がたっぷりで、バランスが良かったです。
中華スープには溶きたまごが入り、とろみがあります。さっぱりとした味わいで、炒めものとの相性が良かったです。
ザーサイは塩抜きされており、軽い味付けでした。
ごはんは大きなお茶碗にたっぷりと盛られており、ボリューム感がありました。
お値段以上のボリュームと野菜の種類が楽しめ、満足感のある食事となりました。炒めもののメニューが充実しているため、次回は違う料理も試してみたいと思います。価格もリーズナブルなので、リピーターになりそうなお店です。
- 亀戸駅
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音楽と美味の融合が楽しい居酒屋体験
森下駅からほんの徒歩5分程度、才谷屋は年季の入った提灯で出迎えてくれます。おそらく前の店舗から掲げられている提灯は、その歴史を感じさせます。
店内に足を踏み入れると、お神輿の木札が飾られたブースが目に入り、奥には電気コードが絡まる光景が広がっています。最初は音響機材かと思いましたが、ご主人の趣味だと分かり、一瞬の混乱が笑いに変わりました。実はDJの技術や和音の音楽制作に関心を寄せており、高い評価を受けているようです。
訪れたのは遅い時間でしたが、他のお客さんもちらほら。友人と一緒にカウンターに座りました。メニューの注文を友人に任せるものの、一つだけ気になる料理が目に留まり、つい飛び込んでしまいました。「紅しょうがかき揚げ」はお酒のアテに最適で、おいしい一品でした。
他にもお腹がすいていたため、炭水化物系の料理を多く頼んで楽しんだのですが、どれも美味しく、次々とメニューを試してみたい欲求が湧いてきました。
初めての訪問だったため、お酒も無難に選びましたが、次回はお魚料理なども楽しんでみたいと思います。音楽と美味の融合が楽しい、才谷屋の居酒屋体験でした。
- 門前仲町駅
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