香港食堂での待ち時間と味の体験
廊下で、そしてエレベーターを待つ間に、ランチを一緒に楽しむ同僚が雪だるま式に増えていきました。結果、大人数にも対応できるお店を選択しましたが、そのお店はなぜか香港食堂でした。このお店では、一人ずつ異なるメニューを注文すると、最初に運ばれてきた食事が終わる頃に最後の食事が届くという独特の雰囲気がありました。私たちはこの経験を既に知っていたので、全員で冷し坦々麺セットを注文しました。
しかし、注文してから15分以上が経過しても食事は運ばれてきませんでした。この状況は徐々に不安を感じさせるもので、実際に20分以上待ってようやく食事が到着しました。円卓では、「全員が同じものを注文したから遅れたのではないか」という本末転倒な会話が交わされました。この待ち時間と、期待を裏切る味の食事は気分をさげる一因となりました。さらに、杏仁豆腐が食べ放題であったにもかかわらず、お代わりする気にはなれませんでした。
- 牛込神楽坂駅
- 中華料理
充実のランチタイム、もつ煮込み丼でどかんと満足
このお店は、豪快な「どかん盛り」で知られていますが、今回は午後の眠気を避けるため、普通盛りのもつ煮込み丼を選びました。日替わりメニューが品切れだったための選択でしたが、普通盛りでも白米の量は十分過ぎるほど。丼ではなく別盛りにできたことを後から知り、少し後悔しました。
お味噌汁は塩分が強めでしたが、それを食べた後にもつ煮を味わうと、比較的味付けが控えめに感じられました。当初は白米を全部食べきれるか不安でしたが、気づけば完食していました。もつ煮込みの美味しさに改めて気付かされるランチとなりました。
価格も税込み550円とリーズナブルで、訪問時間が遅かったにもかかわらず、多くのお客さんが訪れていました。ランチタイムには一定のファンがいるようです。ごちそうさまでした。
- 新宿駅
- 串揚げ
東中野の隠れた名店で堪能する、本格中華の夜
前回の訪問から日を置かずに、「夜美味楼」へ再訪しました。東中野近辺で一番と思えるほど好みの味を提供する本格中華のお店です。平日の17:20頃に入店し、この時間帯は店内も静かで店員さんも元気いっぱい。早めの時間に訪れると、ゆったりとした雰囲気の中、孤独なグルメを楽しむにはちょうど良いです。
この日のオーダーは、晩酌セットと麺セット。晩酌セットには生ビール、棒棒鶏、青椒肉絲が含まれており、1280円という価格も魅力的。麺セットは五目タンメンと半チャーハンで1080円(夜は+100円)。ちなみに、「晩酎セット」は明らかに「晩酌セット」の誤記でしたが、店員さんは「ばんしゃくせっと」と言っていました。
棒棒鶏はゴマだれがたっぷりで、青椒肉絲はハーフサイズでも十分な量がありました。五目タンメンは醤油ベースで甘みがあり、半チャーハンはパラパラとした食感でしたが、セットメニューとしては満足度が高かったです。
食事を終える頃には、他のお客さんもチラホラ。やはりこの時間帯は一人で食事をする人にとって最適なようです。支払いはPayPayでスムーズに済ませ、小銭いらずで帰路につきました。再訪する価値のあるお店で、次回も楽しみです。
- 落合駅(東京)
- 中華料理
東新宿の隠れ家、中華風居酒屋での発見
東新宿から若松河田にかけての探索中、偶然見つけた中華風居酒屋での経験です。店の外観や看板に惹かれ、訪問を決めました。昼時にはほぼ満席で、地元の常連さんが多い様子が印象的でした。メニューは中華料理店と大差ないものの、セットメニューには興味深い組み合わせがありました。
選んだのはラーメンと半チャーハンのセットで、厨房ではおじさん二人が忙しく働いていましたが、料理が提供されるまでには少し時間がかかりました。スープはしょっぱめで、麺はやや柔らかめに感じました。チャーシューとメンマは普通の味わいでしたが、半チャーハンは味は良いものの少しべチャッとしていました。
このお店は街に溶け込んでいて、常連になればさらに楽しめそうな雰囲気がありました。新宿東エリアの探索はこれで一区切りとなりそうですが、また新たな発見があるかもしれません。
- 東新宿駅
- 中華料理
東京ドーム内ビアガーデンでの楽しい夕べ
東京ドームの敷地内にあるビアガーデンでの体験は、とても楽しいものでした。受付で緑色のテープを受け取り、それが再入場識別の役割を果たします。このシステムは、テーマパークで見られる再入場手段の簡易版で、緑色のテープが入場者を区別します。
飲み物と食べ物はセルフサービスの飲食放題で、透明なカップに自分で飲み物をサーブします。飲み終わるまで次を取れないシステムは、無駄遣いを防ぐ上で良いアイデアですね。
提供される食べ物は揚げ物中心ですが、種類も多く、味も普通に美味しいと感じました。この日は天気があまり良くなく、突風が食べ物を飛ばすほどでしたが、それでも外での飲み会の魅力は変わりません。
非常に人気があり、特にビールを求める行列はかなりのものでした。それでも、たまには外で楽しむ飲み会も素敵な経験となりました。ご馳走さまでした。
- 練馬春日町駅
- 中華料理
夜の中華屋さんで堪能する、絶品オムライスの夕食
仕事帰りにオムライスを求めてさまざまなお店を探した末、たどり着いたのがこの中華屋さんでした。夕方から深夜まで営業しているため、仕事終わりに立ち寄るには最適な場所です。踏み切りを渡ってすぐに見つかったパーキングから、向かいにあるお店に入りました。
店内には先客がおらず、落ち着いた空間でメニューを確認し、オムライスを注文しました。空腹がかなり進んでいたため、餃子も追加で注文しました。キッチンからはフライパンを振る音や餃子が焼ける音が聞こえてきて、期待が高まります。
10分ほどでオムライスが到着し、その後に餃子も届きました。オムライスにはサラダ、福神漬け、スープが添えられており、焼き目がしっかりついたオムライスは中が熱々で、サラダのゴマドレッシングが良いアクセントになっていました。ライスはチャーハン風で、味の濃さもちょうど良く、食べ応えがありました。
餃子の写真を撮るのを忘れてしまったのは、空腹のあまり急いでしまったためです。しかし、餃子に醤油、ラー油、お酢、七味をかけて食べる準備をしている間に完全に忘れ去ってしまいました。
オムライスは薄焼きのたまごで包まれ、ハードな焼き目が特徴的で、中のライスは焼き飯風で、ケチャップの濃さが食欲をそそりました。具材にはチャーシューやタマネギが使用されていて、650円のオムライスと350円の餃子、どちらも大満足の味わいでした。
ごちそうさまでした。この夜の中華屋さんでのオムライスは、仕事帰りの夜にぴったりな一品でした。
- 東長崎駅
- 中華料理
江戸の風と現代の息吹が交差する、一風変わった蕎麦体験
長い散歩の後、空腹を感じながら大横川親水公園で一休みした私は、再び歩き出しました。春の陽光の下、街の喧騒を抜け、ふと見つけた蕎麦屋に足を踏み入れました。その店「蕎肆」は、「勝手きままな蕎麦屋」という意味が込められているようで、私の好奇心を掻き立てました。
店内に入ると、温かい雰囲気と女将さんらしきスタッフの柔らかな声が迎えてくれました。カウンター席に案内され、メニューを眺めながら、一風変わった「北斎せいろ二段冷たいそば」を注文しました。
待つ間、店内の雰囲気や提供される日本酒とつまみのラインナップに目を通し、江戸前蕎麦の伝統を感じつつも、新しい風を吹き込むこの店の独自性に心引かれました。提供された蕎麦は、その見た目と味わいがまさに芸術作品のようで、初めて蕎麦そのものの風味を味わった後、つけ汁と共に楽しむことで、さらなる美味しさに気づかされました。
食事を進めるうちに、葛飾北斎の「富嶽三十六景」を思い浮かべながら、その風景が蕎麦と絡み合い、時代を超えた美の体験を私にもたらしました。最終的に、濃密な蕎麦湯を飲み干した時、江戸時代から現代までの橋渡しをしたかのような感覚に包まれました。
食事を終え、外に出た時、晴れ渡る空を見上げながら、もし葛飾北斎が現代にいたらどのような風景を描くのだろうと考えずにはいられませんでした。その日体験したのは、ただの蕎麦を食べたということではなく、文化と歴史、そして現代が融合した、忘れがたい時間でした。
- 両国駅
- うどん