仕事帰りに立ち寄った「下町の西安家庭料理」の店は、本格的な中華風の外観が印象的でした。店内では、あたたかい家庭の雰囲気が漂い、お母さんと子供たちが賑やかに食事をしていました。

この店の特徴は、西安料理の中でも特に餃子関連のメニューが豊富である点です。私は中生ビールとともに、五目焼きそばを選びました。豚肉、プリプリのエビ、さまざまな野菜がたっぷり入った五目焼きそばは、深い味わいの醤油餡で絶妙に調和しており、食感も楽しい一皿でした。

焼きそばとビールで満足の夕食となり、料金もリーズナブルでした。家族連れにも気軽に楽しめる雰囲気のこの店は、次回は家族を連れて再訪したいと思います。また、気になるメニューもまだまだあるので、これからも通い続けたいお店の一つになりました。

下町の隠れた名店で味わう、本格西安料理の数々。次回は「牛バラ肉入りニンニク風味のチャーハン」にも挑戦してみたいと思います。

神谷町から歩いて5分ほどの場所にある「光隆」は、白胡麻担々麺で知られるお店です。四川麺/坦坦麺をアピールする大きなのぼりが目印で、お昼時には常に賑わっています。

こちらの白胡麻担々麺（750円）は、その名の通り白胡麻の香りと味わいが深く、太めの麺との相性も抜群です。具材のネギのみじん切り、ひき肉、もやしもバランスよく、辛味と胡麻味が絶妙に調和しています。ランチタイムには、少々薄味の小さなチャーハンが付くサービスもあります。

店内は狭く相席になることもしばしばですが、その分、白胡麻担々麺をじっくりと味わうことができる貴重な機会にもなります。テーブルに置かれた冷たいお茶も、食事を引き立てる一つのアクセントとなっています。

神谷町近辺で、本格的な担々麺を楽しみたい方には「光隆」は外せない選択肢の一つです。白胡麻が奏でる芳醇な香りを楽しみながら、心地よい満足感を得られることでしょう。

この店では、スープの種類や辛さを選んで、好きな串を選んで鍋に投入するだけの簡単システムが魅力です。食べ放題のオプションもあり、日本語でのオーダーもスムーズに行えるため、初めての方でも安心して楽しむことができます。

スープは豚骨と辛いものから選べ、半々での注文がおすすめです。辛さは最弱を選びましたが、それでも鷹の爪がたっぷり入っていて刺激的でした。タレはごま油に塩を基本に、ニンニクやパクチーなどお好みで調整できます。

食材は冷蔵庫から自由に選んでトレーに取るスタイルで、豚、鳥、牛、野菜など様々な種類があります。特にレタスとキクラゲは意外なおすすめで、とても美味しいです。スープは日本人の口にも合う美味しさで、辛さで舌が疲れた時には豚骨スープで口直しができます。

一人30本程度を楽しんで、ビールも含めて一人3000円代と非常にリーズナブル。食べ放題であれば、さらに心置きなく楽しめます。火鍋の進化形とも言える串串香は、是非多くの方に楽しんでいただきたいと思います。

住宅街の一角に、高い確率で見過ごしてしまいそうな隠れ家的な家庭料理店があります。余計なものを加えず、素材の旨みを引き出したシチューが自慢の、女性がひとりで営むこのお店は、個性的でありながらもヘルシーな料理で心を満たしてくれます。

この日の家族ランチは、新江古田にあるこの隠れ家的なお店で。店の目印は、一般宅のドア横に掛けられたプレートとメニューボードですが、木々に隠れていて見つけにくいのがまた魅力の一つ。店内はL字型のカウンター席とテーブル席2つがあり、庭からの柔らかな光が穏やかな時間を演出しています。

ランチメニューは日替りで2択。この日は鮭のクリームシチューとビーフシチューがあり、どちらもおでん、冷やしなす、水菜のおひたし、ごはん、みそ汁、つけもの、デザートが付いて1,100円というお得感。自分と息子はビーフシチューを、妻は鮭のクリームシチューを選びました。

メインのシチューに先立って提供されるおでんや冷やしなす、水菜のおひたしは一つ一つがしっかりと美味しく、これらの料理だけでも十分に満足できる味わいです。ビーフシチューはこってりとした油っぽさがなく、自然の旨みが感じられるサラッとした美味しさが特徴。妻が選んだ鮭のクリームシチューも試食させてもらいましたが、これもまた格別でした。

隠れ家的なこの家庭料理店は、次の休日ランチにまた家族で訪れたいと思わせてくれる、心温まる素敵な場所です。

町中華の温かみを感じさせる店構えとハートフルな接客が特徴のこのお店では、どの料理も美味しく、丁寧に作られている印象を受けます。

酢豚定食（900円）は、豚肉、玉ねぎ、ピーマン、パプリカを使用した一般的な酢豚で、しっかりとした味付けと酸味が特徴です。自分の好みに合っており、野菜も油通ししてあるためシャキッとした食感が楽しめました。料理の丁寧な仕上がりには特に好感を持ちました。

ザーサイは程よい辛さで、食感が良く箸休めに最適です。スープは鶏ガラベースの玉子スープで、優しい味わいが心地よいです。ご飯は少し硬めですが、米粒がしっかりしており、美味しくいただけました。

店内は清潔感があり、他の町中華と一線を画しています。接客も心地よく、前回の訪問同様、好感が持てるサービスを提供してくれました。

料理の美味しさとリーズナブルな価格で、是非また訪れたいと思うお店です。

季節の変わり目ごとに訪れることを楽しみにしている西麻布山崎では、料理への深いこだわりと熱量を持つ、私が天才だと思っている料理人が作る料理を堪能することができます。

この日の訪問では、蛤と筍のお椀の濃厚さに心から感動しました。さらに、白魚の天ぷらとキャビアを添えた飯蒸しは絶品で、その美味しさに言葉を失いました。

特に印象に残ったのは雲丹を使った蕎麦でした。西麻布山崎でお蕎麦をいただくのは初めてでしたが、その味わいに魅了され、もう一杯いただきたいと思うほどでした。

〆には蛍烏賊のご飯をいただき、春の訪れを感じさせる一品でした。桜の咲くこの時期にふさわしい、季節感溢れる料理の数々に心温まる時間を過ごせました。

今回は白米がなかったため、少し物足りなさを感じましたが、白米好きとしては、次回訪問時には白米付きの料理を期待しています。ご馳走さまでした。

10時前に到着したカフェは、すでに9割程度の席が埋まっていましたが、タイミングよくテーブル席に着座することができました。半個室のように区切られた席は居心地が良く、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

メニューを見ると、ドリンクメニューのみで、モーニングメニューに選択肢はないようでした。そこで、アイスコーヒーを注文しました。店員さんがトーストの小倉の有無を確認してくれましたが、私はナシでお願いしました。

5分程でアイスコーヒーが運ばれてきて、その後すぐにモーニングセットも到着しました。内容はシンプルながらも、フルーツが3種類も添えられており、こだわりを感じました。コーヒーも美味しく、店内が賑わっている理由が納得できました。

雰囲気が良く、居心地の良いカフェで過ごす朝のひと時は、心を豊かにしてくれました。ご馳走さまでした。

9時20分、珍しく待ち人なしで店内に入るとすでに満席でしたが、わずか5分で席に案内されました。注文したのは、カレー風味チャーハン（900円）、トマト玉子炒め（850円）、そして瓶ビール（650円）です。

カレー風味チャーハンは、料理が出来上がって運ばれてくる際に、そのカレーの芳香が周囲に広がります。他のお客さんもその香りに手を止めて注目していました。辛さは控えめで、パラパラとしたごはんがカレー風味でしっかりとコーティングされていて大変美味しいです。玉子、牛肉、ネギといったシンプルな具材が、食べれば食べるほど手が止まらなくなるようなやみつきになる美味しさを提供してくれます。

トマト玉子炒めは、トマトの酸味が際立つシンプルながらも深みのある一品です。玉子はトロトロで、きくらげやネギが加わることで、味わいに変化が生まれます。味付けは控えめで、さっぱりとした後味が、満腹感を感じていた私にはちょうど良い一品でした。

朝から楽しめるカレー風味チャーハンとトマト玉子炒めは、一日の始まりにふさわしい華やかさをもたらしてくれました。この美味しい体験を共有してくれた方に感謝しつつ、また訪れたいと思える素晴らしい時間でした。ごちそうさまでした。

恵比寿にある老舗中華店「栄楽」は、昭和35年の創業以来、伝統を守りつつ新しい味わいを提供し続ける名店です。現在は二代目がその味を引き継いでいます。恵比寿駅東口から徒歩10分ほどの場所にあり、ランチタイムには多くのお客さんで賑わっています。

昼のメニューは多彩で、麺類からご飯もの、セットメニュー、一品料理まで揃っています。特に「カレーそば＋半ライス」は、1150円で楽しめる栄楽の看板メニューの一つです。カレー餡はスパイシーでありながらも、スープと混ざると絶妙なカレー風味になり、麺との相性も抜群です。自家製のストレート細麺は、ホクホクとした食感が特徴で、熱くてもダレることなく美味しさを保ちます。

店内は落ち着いた雰囲気で、2人テーブル7卓を含めたこじんまりとした空間が心地よいです。店主さんとスタッフの方はお客さんとのやり取りにも暖かく、アットホームな雰囲気で食事を楽しむことができます。

恵比寿「栄楽」のカレーそばは、町中華のカレーラーメンという先入観を覆す上品な味わいで、他の鉄鍋系麺類と共に訪れる価値があります。来店の際は、ぜひ恵比寿の隠れた名店で、伝統と新しさが融合したカレーそばを堪能してみてください。

長瀞にあるこのぶどう畑のお店は、店主のおじさんと話好きなおばさんが平日は2人で切り盛りしています。お客さんが続くと大変そうですが、常連さんが多く、みなさんおばさんとの会話を楽しみながら待つ時間も苦にならないようでした。私たちは初めて訪れましたが、他のお客さんとのやりとりを聞いているうちに、ぶどうの美味しさはもちろん、おばさんとの会話を楽しみに来ている人が多いことがわかり、そのアットホームな雰囲気がとても気に入りました。

売店の上には写真映えするぶどうがあり、ここで写真を撮ると良いでしょう。また、試食だけでなく、おまけもいただけて嬉しいサプライズもありました。運よく人気の「秩父山ルビー」を手に入れることができ、大変ラッキーでした。

来年も長瀞を訪れる機会があれば、ぜひまたこのお店に立ち寄りたいと思います。