大阪・難波に構える『創蔵-SOUYA-』は、寿司と鉄板焼きが絶妙に共演する、洗練されたお店です。落ち着いた雰囲気の中で、大切な人とのディナーにも、特別な夜にもぴったりの一軒です。

コース料理は、まず前菜から始まり、五感を刺激するお造り五種に心躍らせます。ブリや本鮪、金目鯛など、新鮮な魚介の味わいが、ここにきて良かったと実感させてくれます。鉄板で焼き上げられた串焼き五種は、サーモンやぼんじりなど、どれを取っても箸が進む逸品。特に、アスパラ豚巻きと海老パンの美味しさは、他では味わえない特別なものでした。

そして、お店のショーケースを彩る「寿司 スプーン盛り六種」。一口でいただくこの寿司は、見た目の愛らしさとは裏腹に、その味の奥深さに感動さえ覚えます。甘いシャリと新鮮なネタのハーモニーが、すでに心を掴んで離しません。

デザートのゴールデンキウイシャーベットで口の中を爽やかに整え、満足感いっぱいのひと時を終えます。店内はカウンター席と半個室のテーブル席があり、接客も行き届いており、気分良く食事が楽しめます。

名物スプーン寿司コースを堪能し、4,600円という価格にも関わらず、この上ない満足を得ることができる『創蔵』。心地よい空間で、特別なひと時を過ごせること間違いなしです。ぜひとも、足を運んでみてください。

ナミヘイスタンドを後にして、気の向くままの散歩。ふと目に留まった『寿司処 利八』の暖簾を潜ると、そこはまるで知り合いの家を訪れたかのような暖かい雰囲気が。初訪問にも関わらず、大将の丁寧な対応と周りのお客さんの優しさに、すぐに打ち解けることができました。

店内はこじんまりとしていて、居心地の良さが際立つ空間。寿司の美味しさは言うまでもなく、リーズナブルな価格で提供されるのがありがたい。酔っ払いの私たちをもてなしてくれた大将の手際の良さと、握りひとつひとつに込められた心遣いが感じられる一皿は、この上なく幸せな味わいでした。

また訪れたいと心から思わせてくれる『寿司処 利八』。友人たちと過ごした、忘れがたい夜でした。ごちそうさまでした、そしてまた必ず足を運びます！

難波に根を張る老舗『一半』は、創業から半世紀近く経つにも関わらず、白木のカウンターと板場の木が新しさを保つ落ち着いた空間を提供します。店内に一歩踏み入れると、職人の醸し出す緊張感とゆったりとした雰囲気が心地よく感じられるのが魅力です。かつては吉本芸人たちの憩いの場ともなっていたと聞き、その歴史を垣間見ることができます。

食事の始まりは、お造り盛合せから。鯛のプリッとした食感、とろの口の中で溶けるような甘さ、そして烏賊の張りのある身の甘みは、まさに絶品。赤貝のコリっとした食感と旨磯味は、味覚だけでなく嗅覚にも幸福をもたらします。

握りでは、鯛が再び登場。お造りでの美味しさをそのままに、シャリとの一体感が際立っていました。雲丹の旨甘磯味、とろの滑らかな舌触り、そしていくらのパリッとした弾ける食感は、一貫ごとに寿司の真髄を味わい尽くさせてくれます。

お酒には「酔鯨」を選び、冷酒でいただくことで、寿司の味わいをさらに引き立てました。まるでお酒と寿司が共演する和食のオーケストラのよう。どちらも素材の良さが際立つ『一半』の料理は、訪れるたびに心を奪われる極上の味でした。

谷町六丁目に佇む「うを徳」は、夜は居酒屋として、昼は定食のメニューを提供する寿司屋です。昼夜問わず、旬の魚介を中心に楽しめるこのお店は、私のお気に入りのスポット。夜は仲間たちと賑わい、一人当たり3000円から4000円で心地よい酔いを楽しんでいます。

節分の日、2016年2月3日、昼の11時50分に友人と訪れました。店内は20席ほどのこじんまりとした空間。この日の選択は、友人がカキフライ定食、私は上巻き寿司。節分ということもあり、持ち帰り用の巻き寿司が作られていたため、私の寿司はあっという間に提供されました。

海老、穴子、干し椎茸、玉子が入った25cm程の巻き寿司は、一本まるごとの登場。素材のシンプルながら丁寧な仕事が光り、海老の塩茹でのシンプルさ、干し椎茸の甘辛い味わい、寿司屋特有のやや甘い玉子焼きが絶妙なハーモニーを奏でていました。新しいガリの香り高さとピリッとした生姜の味も新鮮な印象を与えてくれました。

お昼時の節約にもぴったりの700円という価格は、大阪の街中にあるお寿司屋さんとしては驚きのコスパ。これで全ての味が決まるとは言えないまでも、今回の巻き寿司はシャリと具材の相性が抜群で、節分にふさわしい特別な一品でした。次回は違うメニューにも挑戦してみたいと思います。ごちそうさまでした。

寿司うおまん 天満橋店でのランチは、その上品なシャリの少なさと寿司のサイズに、いささか驚きを隠せない体験でした。おまかせ盛りの9貫が880円という価格は手頃であるものの、やや物足りなさを感じたのも事実です。茶碗蒸しと赤出汁の味わいは満足のいくものでしたが、寿司自体には特別な印象は残らず、午後3時にはお腹が再び空いてしまいました。

ランチタイムに求めるのは、やはり満足できるボリューム感。上品さも大事ですが、日中活動するためには適度な量も必要と感じます。燃費の悪い私のような方には、もう少しボリュームがあるメニューの方が適しているかもしれません。

次回は、もう少し腹持ちの良いメニューを選びたいと思います。ごちそうさまでした。

寿し処 新門を訪れた際、その日の新鮮な食材を活かした主人のおまかせメニューに心奪われました。カウンターのみの店内は豪華でありながらも落ち着いた雰囲気が漂い、寛ぎながら寿司を堪能できる空間でした。

おまかせメニューは握り10貫に、茶碗蒸しや味噌汁が付いて11,000円。この価格でこのクオリティーのお寿司を楽しめるのは、まさにコストパフォーマンスが素晴らしいとしか言いようがありません。一貫一貫が丁寧な仕事による芸術品であり、それぞれの握りが唸るほどの美味しさでした。

このような価格でこの上質な味わいを享受できるのは稀有で、居心地の良さとともに、心からお寿司を楽しめるお店であると感じました。また足を運ぶのが待ち遠しい、そんな印象深い体験でした。

○十のにぎりで宴席の席に着いた夜、日本の伝統的な美味を存分に味わいました。店内は落ち着いた雰囲気で、和の心地よさを感じさせる内装が印象的です。

まずはじめに供されたのは、ふわふわの「玉子豆腐」。その後、「お造り」、「鰹タタキ」、「魚煮付け」と続き、どの料理も素材の味を大切にした丁寧な仕事が感じられました。特に鰹タタキは炙りの香ばしさと鮮やかな食感が印象的で、舌の上でとけるような味わいが魅力でした。

〆には「寿司盛合せ５カン＋巻物」が登場。新鮮なネタが彩るにぎりは、見た目にも美しく、一つ一つが繊細な味わいでした。量は大人の男性にはちょうど良いかもしれませんが、若者には少し物足りないかもしれない点が気になりました。

お酒は菊正の超辛口冷酒を４合瓶でいただきましたが、冷酒の１杯売りや生ビールの有無は今後の確認点です。

接待や大切な人をもてなすのにふさわしいお店だと思います。また足を運びたいと思わせる、そんな上質な時間を過ごせました。ご馳走さまでした。

淀すしの新店舗に、久しぶりに足を運びました。駐車場完備でアクセスも良好、地元民に愛され続けるこの店の魅力を再確認しにJR湖西線小野駅から歩いて9分、心躍る週末のランチタイムです。

店内は旧店舗よりも広々としており、明るく清潔感のある内装で、カウンター席、テーブル席、小上がりが整えられていました。この日は小上がりでのんびりとすることに。

注文したのは、自慢のから揚げ定食。サクサクとした衣とジューシーな肉質、柔らかくてしっとりとした食感が特徴のから揚げは、こちらの看板メニュー。とんかつソースをつけていただくという珍しいスタイルも新鮮で、一口ごとに唸る美味しさです。サラダ巻きと胡瓜巻きもハーフサイズで注文し、さっぱりとした箸休めに。

不思議なことに、お寿司屋さんながらお寿司を食べている客はほとんどおらず、定食を楽しむ人々で賑わっていました。お寿司屋さんの新たな魅力を見つけた気分です。

丁寧な接客にも心が温まり、また訪れたいと心から感じる至福の時間でした。ごちそうさまでした。

尽誠に再訪するたび、その魅力に引き込まれます。料理の美味しさは当然として、このお店の醍醐味はカウンターでの交流にあります。6席のカウンターは、大将との距離が近く、初対面の人ともまるで旧知の仲のように会話が弾む、そんな場所です。

新鮮な魚介を使った寿司は、大将の手際の良さでさっと提供され、テンポ良く食事が進みます。「美味しいね」という共感が、テーブルを囲む全員に温かな笑顔をもたらし、時の流れを忘れさせてくれます。

この日も、美味しい食事と共に、食べる人との楽しい時間が、どれほど価値があるものかを再認識させてくれました。楽しく、笑顔あふれる食事こそが、真の贅沢であると尽誠は教えてくれるのです。

再訪したお寿司屋さんは、以前にも増して効率的なサービスを提供していました。注文したのは、前回とまったく変わらないセット：鰻、鮪、イカの握りと牛とじうどんです。うどんは提供が驚くほど速く、注文からわずか1分余りでテーブルに並びました。その迅速さは、お店の手際の良さを物語っています。

牛とじうどんは特筆すべき点があり、肉の量が非常に豊富で、うどんとのバランスを超えるほど。特別な味わいというわけではありませんが、そのシンプルな美味しさが心地よい満足感を与えてくれます。一方、握り寿司は本格的な味わいで、手軽ながらも本物の寿司の風格を感じさせます。

次回はメニューを変えて、新しい味わいを探求するつもりです。稲荷寿司の味わいがすでに楽しみです。再訪するたびに新たな発見があるこのお店、速さとボリュームで再び満たされるのを期待しています。ごちそうさまでした。