心斎橋の夜にデカネタ寿司を満喫「八まんすし」
深夜の心斎橋は、まだ賑わいに満ちていました。ホテルにチェックインした後、何となくお腹が空いていたので、八まんすしに足を運びました。セットメニューはなく、カウンターで自分好みの寿司をチョイスするスタイル。まずはハマチを注文しましたが、そのサイズには驚きました。ネタがとにかく大きいのです。
東京の酢飯のサイズを考えると、少し控えめかなと思いきや、そこに載せられたネタは圧巻の大きさ。東京でも一時は流行ったデカネタ寿司ですが、大阪でこれほどまでとは思いませんでした。
それでも味はしっかりとしていて、美味しいんです。熱燗もちょうど良い温度で、心地よく体を温めてくれました。よくあるぬる燗とは一線を画する、ちょうど良い加減の熱燗でした。
寿司のバランスについて考えさせられた夜でした。何事もバランスが大切だと感じましたが、味そのものは満足のいくものでした。大阪の夜に寿司を味わう、なかなかに良い体験でしたよ。
- 心斎橋駅
- 寿司・鮨
ビジネス街の驚きのコスパ!「海鮮寿司居酒屋 鮮家」のランチが破格
ビジネス街の真ん中で、まさかの680円ランチが食べられる幸せを、今日は「海鮮寿司居酒屋 鮮家」で味わいました。外国の外食事情を思えば、この価格で満足のいく食事ができるのは、日本ならではのしあわせですよね。
今日の日替わり定食は、680円にして白身魚フライに加え、牛タンシチューまで付いてきます。通常ならシチューの肉といえば、探すのに顕微鏡が必要なほど見えないこともありますが、こちらの牛タンはしっかりと存在感を放っています。
食べてみると、その牛タンは適度な歯ごたえと、しっかりとした食感が楽しめます。他店でよくある煮過ぎてボロボロになった肉ではなく、この弾力は嬉しい驚きです。
そして、この価格でサーモンの刺身がつくなんて、もう感動ものです。満足感でいっぱいになります。
食後のコーヒーまで付いてくるのは、さらなるおもてなし。コスパ最強、満足度大のランチタイムを過ごすことができました。
定食の価格と内容のバランスに「信じられなぁ~~~い!」と叫びたくなる、そんなお得なランチは「海鮮寿司居酒屋 鮮家」で。繁華街の隠れた名店で、また是非ランチを楽しみたいですね。
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梅田の隠れた名店「マーブル」で至福のバターライス
梅田の喧騒を抜け、裏通りのさらに奥へと足を進めると、そこはまるで秘密の隠れ家のよう。「マーブル」という名の店が、静かにその存在を主張しています。階段を上がり、たどり着いたその場所は、喫煙可の大人の空間。煙と共に、くつろぎと活気が漂います。
注文したのは、ベーコンと目玉焼きが鎮座するバターライスの大盛り。見た目にも鮮やかで、香り立つバターが食欲を掻き立てます。口に運ぶと、バターの豊かな風味が口いっぱいに広がり、ベーコンの塩気と目玉焼きのマイルドな味わいが絶妙に絡み合います。
店内は、落ち着いた照明と洗練された内装で、オシャレな雰囲気に包まれています。ここなら誰かを誘って、また足を運びたくなる。そんな隠れ家的な魅力があります。梅田に来た際には、ぜひ「マーブル」を訪れてみてください。忘れがたいバターライスの味と、隠れ家のような空間があなたを待っています。
- 心斎橋駅
- 寿司・鮨
船場 志津可の鰻料理、時代を超える美味の体験
大阪の心地よい風が吹き抜ける、歴史ある街角に佇む「船場 志津可」。大正時代から続く、三代目が守る伝統の味がここにはあります。鰻を活けで仕入れ、その鮮度の良さをそのままにお客様に提供するこだわり。今日もその美味に舌鼓を打ちに来ました。
選んだのは鰻料理のコース、一皿一皿に丁寧な仕事が光る3300円の贅沢。お酒は店のオリジナル「しづか」を。口当たり滑らかで鰻の味を引き立てるこのお酒とともに、まずはう巻きから。ふわりとした食感が心地よく、次いでうざくへ。さっぱりとした酢の効いた味わいが食欲をそそります。
そして、待ちに待った上うな重の登場です。輝くようなタレが美しく、香ばしい炭の香りが漂います。鰻の柔らかさは格別で、白焼きから蒸し、そして紀州備長炭で焼き上げるという関東流の技法の賜物。骨の感触がなく、ただただとろけるような口当たりには感動すら覚えます。
甘めのタレが関西風の味付けで、地元の方にも愛される理由がよくわかります。それでいて、関東での経験とは一線を画す新たな鰻の体験がここにありました。
店内からは中之島中央公会堂が望め、骨董品に囲まれた空間で食事をするのは、まるで時間を巻き戻したかのよう。今度はカウンター席で、職人技を間近に感じながらの食事を試してみたいと思いました。船場 志津可、これからも伝統を守り続けるその姿勢に敬意を表しつつ、また必ず足を運びたいと思います。
- 北浜駅(大阪)
- 日本料理
鰻の名店で発見!コスパ良好な海鮮丼の魅力
うなぎで名高いそのお店で、今回は一味違う海の幸を堪能しました。うなぎの蒲焼の香りが店内を満たす中、私の選んだのは魅力的な価格の海鮮丼。まぐろ、スモークサーモン、ほたて、イカというラインナップに、色鮮やかなとびっ子が彩りを加えています。
ほたてはその甘さで一際目立ち、スモークサーモンの燻製の香りが鼻腔をくすぐります。まぐろは少し冷凍の痕跡を感じさせましたが、それでも十分に満足のいく味わい。さらに、まぐろたたきが丼に深みを加えていました。
価格は950円。今日の市場ではどの程度の位置づけなのか、価格感覚が少し迷走気味ですが、このボリュームと味を考えれば、決して高くはないと感じます。うなぎを専門とする店ながら、海鮮丼にも力を入れている姿勢が嬉しい限りです。
うなぎが売りの店でありながら、海鮮丼もしっかりと楽しめる。そんな一面を発見できたのは、またとない喜びです。魚好きには十分満足できる一品で、特にほたての甘さは記憶に残ります。次回はうなぎもいいですが、再び海鮮丼を選ぶのも悪くないと思いました。
- 北浜駅(大阪)
- 居酒屋
難波の名店で味わう、芸人も愛した肉吸いと小玉の完璧な組み合わせ
創業以来、変わらぬ味で多くの人々を魅了し続ける「千とせ」で、待ち時間を経てようやく味わうことができた肉吸いは、想像を遥かに超える深い味わいでした。一口飲むごとにじんわりと広がる出汁の旨みは、まさに病みつきになるほど。
お肉は煮込まれているにも関わらず、出汁のあっさりした味わいが際立っており、箸が止まらない美味しさです。そして、黄身がまだ生きているうちに、底から救出するという肉吸いと小玉の組み合わせは、正に天才的なマッチング。小さなどんぶりに盛られた小玉は、単純ながらも肉吸いとのハーモニーを見事に奏でます。
七味のピリリとしたアクセントが加わることで、一層味わい深くなる肉吸い。そして、交互に進める肉吸いと小玉のリズムは、まるで美食のシンフォニーのよう。完飲するまでのすべてが、至福の時間でした。
「千とせ」の肉吸いは、ただの食事を超えた、文化とも言える存在。この味を愛した芸人たちの気持ちが、今なお生きていることを感じます。また足を運びたくなる、そんな魅力あふれる一膳でした。
- 谷町六丁目駅
- うなぎ
ランチタイムのお楽しみ - 鰻天定食で満たされる心とお腹
いつものランチタイムにふらりと訪れるのは、煙を立ち上らせながら鰻を焼く香ばしい香りが漂うあの店。外から見ると煙が気になりますが、実際はそのすべてが外に抜けており、店内に入れば煙の心配はご無用。清潔で快適な空間が広がっています。
私のお気に入りは、名物の「鰻天定食」。お値段1,050円とリーズナブルながら、その内容の豪華さには毎回感嘆します。鰻丼にはもう一枚鰻がのっていれば完璧なのですが、それも含めて愛おしい。お造りはいつも鮮度抜群で、卯巻きや肝吸い、卯ざくに至るまで、どれもこれも丁寧な味わい。
特に鰻丼は、少し物足りなさを感じるサイズではありますが、その分を他のお料理がしっかりとカバーしてくれます。結果、心もお腹も大満足。お造りの新鮮さ、鰻のふっくらとした柔らかさには、ついつい笑みがこぼれます。
「鰻天定食」は、欲張りな私にぴったりのメニュー。お勧めしたいと心から思います。次回も間違いなくこの定食を注文するでしょう。満足感に浸りながら、またここに来る日を楽しみにしています。
- 天満橋駅
- うなぎ
黒門市場で海鮮ひととき - サザエとホタテのレンチン体験
黒門市場の賑わいを肌で感じながら、ぶらり散策。人波を縫うように歩いていると、ふと見つけたのは海鮮を扱う小さな店。タイミングよく空いた席にすわり、海鮮づくしのひとときを過ごすことにしました。
目に留まったのは、サザエとホタテ。選ぶと、お店の方が黙々とレンジで温めてくれるスタイル。シンプルながら、海の幸の鮮度を活かしたい気持ちが伝わってきます。ホタテには甘いタレがかかっており、一口食べるとその甘みが口の中に広がります。甘いタレが好きな人にはたまらない味わいですが、好みは分かれるかもしれません。
飲み物はセルフサービス。ビールと海鮮の組み合わせは、まさに至福の時間。市場の喧騒を忘れさせてくれる、そんな癒やしの瞬間です。
お店の方は無言の接客。注文には応えてくれますが、積極的なコミュニケーションはありません。しかし、それがかえって市場らしいリアルな空気を醸し出していて、なんとも言えぬ魅力を感じさせます。
黒門市場の真骨頂を味わいたいときに、また足を運びたい。そんなお店でした。ごちそうさまでした。
- 近鉄日本橋駅
- 和食
上本町の隠れ家、よくらでうなぎの宴
上本町3の交差点を抜けてすぐ、昭和町から移転してきた摘菜料理の名店「よくら」で、今宵はうなぎを堪能しました。店内に一歩足を踏み入れると、落ち着いた雰囲気が迎えてくれます。
まずは前菜から。玉子味噌漬けに始まり、う肝佃煮、八幡巻きといった珍味が舌を喜ばせます。蕨みぞれ和えや小鯛てっぱいは、季節感じる逸品。ボッタルガや鰊西京煮、茄子糖漬けと続く一品一品が、まるで四季の移ろいを感じさせるかのようです。
そして、夜の主役であるうなぎの登場。白焼と蒲焼、どちらもサイズが以前より1.5倍に増しており、その迫力には目を見張るものがあります。白焼は素材の味をダイレクトに楽しめ、蒲焼は甘辛のタレが絶妙に絡み合う逸品。うなぎの旨味が口の中にじゅわっと広がります。
店主の元気な様子が嬉しく、食事をしながら和やかな時間を過ごせました。上本町にあるこの隠れ家で、心ゆくまで料理と会話を楽しみました。
また訪れたいと心から思う、「よくら」の夜。ご馳走さまでした。
- 谷町六丁目駅
- うなぎ