営業時間
- 本日の営業状況
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11:00~20:00 | 休 | 休 | ||||||
11:00~21:00 | 休 | 休 |
口コミ
大阪の心地よい風が吹き抜ける、歴史ある街角に佇む「船場 志津可」。大正時代から続く、三代目が守る伝統の味がここにはあります。鰻を活けで仕入れ、その鮮度の良さをそのままにお客様に提供するこだわり。今日もその美味に舌鼓を打ちに来ました。
選んだのは鰻料理のコース、一皿一皿に丁寧な仕事が光る3300円の贅沢。お酒は店のオリジナル「しづか」を。口当たり滑らかで鰻の味を引き立てるこのお酒とともに、まずはう巻きから。ふわりとした食感が心地よく、次いでうざくへ。さっぱりとした酢の効いた味わいが食欲をそそります。
そして、待ちに待った上うな重の登場です。輝くようなタレが美しく、香ばしい炭の香りが漂います。鰻の柔らかさは格別で、白焼きから蒸し、そして紀州備長炭で焼き上げるという関東流の技法の賜物。骨の感触がなく、ただただとろけるような口当たりには感動すら覚えます。
甘めのタレが関西風の味付けで、地元の方にも愛される理由がよくわかります。それでいて、関東での経験とは一線を画す新たな鰻の体験がここにありました。
店内からは中之島中央公会堂が望め、骨董品に囲まれた空間で食事をするのは、まるで時間を巻き戻したかのよう。今度はカウンター席で、職人技を間近に感じながらの食事を試してみたいと思いました。船場 志津可、これからも伝統を守り続けるその姿勢に敬意を表しつつ、また必ず足を運びたいと思います。
写真
概要
- 公開日
- 最終更新日