上本町一丑の日を狙って、ある鰻屋さんを訪問しました。店内は意外にこぢんまりとしており、4坪ほどで12人が座れば一杯のアットホームな空間です。

注文したのは中間のサイズの鰻。付け合わせの肝吸いは具がたっぷりで、お味は期待通り。鰻自体は厚みがあるとは言えませんが、しっかりとした味付けで、商売熱心さが伺えます。ただ、器のタレが少々べとつくのはご愛嬌。さりげなく置かれたウェットティッシュが気遣いを感じさせました。

お店の雰囲気は、昭和の時代にタイムスリップしたかのよう。店主さんのぼやき交じりの愛想が、なんとも懐かしい気分にさせてくれます。まるで40年前の上本町に戻ったような、そんな不思議な体験でした。

鰻の価格が高騰している昨今、少しでもリーズナブルに楽しめたのは幸運でした。次回は、また別の季節にこの時間旅行を楽しみに訪れたいものです。個人的には、こういったレトロな体験ができるのは大歓迎です。

マイドームおおさかで見つけた穴場の一角で、私のお昼は「親子丼セット」一択です。この日も暑い夏の日差しを背に、再びその味を求めて訪れました。

提供される親子丼は、ゆるやかに溶け合う玉子と柔らかな鶏肉が絡み合い、まさに絶品。丁寧に作られたそばは、そのしっかりとした出汁の味わいに満足がいく一杯です。熱々のそばも夏に食べるとなぜか身体が喜ぶんですよね。

一度はうどんも試してみましたが、そちらもまた格別。どちらも変わらぬ美味しさで、マイドームおおさかに来た際には、ぜひ立ち寄ってほしいものです。

親子丼セットは、私の中でこの場所の名物メニュー。来るたびにこれを頼んでしまうのも、その美味しさゆえ。一度食べれば、また訪れたくなる味です。次回もまた、この美味しい時間を過ごしにくることでしょう。

長居駅からほど近い、賑やかな交差点に面した雑居ビルの一角に新しく開店した「とも屋」を訪れました。初めての足を踏み入れる店内は、予想外の落ち着きと暖かい雰囲気で迎えてくれます。

カウンターに腰を下ろし、まずはキンキンに冷えたビールで乾杯。手始めに定番のポテサラをつまみながら、店のメインである揚げ物に期待を膨らませます。私のような一人客でも居心地が良い空間は、長居の街に新たな風を吹かせているようです。

揚げたての串カツを一口、そして感嘆。揚げ物へのこだわりが感じられる絶妙な揚げ加減に、思わず「次はトンカツを堪能しに来よう」と心に誓います。ビールから焼酎へとシフトチェンジし、焼酎に合わせた魚のアテも実に絶品。大将の手際の良さが際立ち、一人の時間を存分に楽しませてくれました。

「あっぱれ」と言いたくなるような、まったりとした時間を過ごせる「とも屋」。気軽にふらりと立ち寄り、美味しい揚げ物とお酒でほっこりしたいときに、また足を運びたいお店です。長居にお立ち寄りの際は、ぜひこの隠れ家で、ご自身の「とも屋」時間を見つけてみてください。

大阪城ホールに用があった際、ふとした縁で足を運んだ内蔵レストランが、まさかの美食の宝庫だった。外観からは想像もつかない穴場で、食券を購入するセルフスタイルのこの店は、思いの外空いており、落ち着いた昼食を約束してくれた。

私が選んだのは、シンプルながら堂々たる「とんかつランチ」。600円という価格に見合わないほどのボリュームと、新鮮なサラダが付いている。一方、友人が手にした「ビーフカレー」は700円。彼の一言には後悔の色が滲んでいたが、私の皿の方が魅力的に映ったようだ。

味については、事前の予測を覆すほどの満足度を示してくれた。特に印象的だったのは、その美味しいご飯。想像以上にふっくらと炊き上がり、とんかつのジューシーさを引き立てる素晴らしいサポート役だった。

ホール内という場所柄、他の繁盛している外の店舗と比較しても、こちらは比較的空いており、穴場と呼ぶにふさわしい。おそらく多くの人がまだこの美味の隠れ家を知らないのだろう。

再訪の機会があれば、今度は間違いなくこのランチメニューを選びたい。大阪城ホールの敷地内でこの美味しさに出会えるとは、まさに幸運の味だった。

土曜日の昼下がり、とんかつの名店「まい泉」への訪問は、週末の特別なランチタイムを求める旅だった。ピークタイムの到来とともに訪れる行列を予想して足を運んだが、その期待は裏切られることなく、多くの同じ思いを持つ人々がすでに並んでいた。

注文したのは、3,500円の黒豚ヒレカツ膳。待ちわびた末に到着したその一皿は、柔らかな黒豚のヒレカツが堂々と輝く逸品。専用のタレを添える店員さんの手際の良さも、味わい深い一部となった。

一口頬張れば、黒豚の柔らかさが口の中でとろけ、専用タレの深い味わいがそれを一層引き立てる。土日祝日限定のメニュー構成に少し驚きつつも、豊富なオプションに目を奪われる。しかし、私の選択はヒレカツに間違いなく、その満足度は計り知れない。

土日祝日のメニューが通常と異なるかもしれないとの疑問は残るが、その日の選択には自信を持っている。他の多彩なメニューも魅力的だが、ヒレカツ派の私にとっては、この日のランチが最高の満足を与えてくれた。

この素晴らしい経験を、また再び味わいに訪れたい。まい泉でのランチタイムは、また訪れたくなる魔法の時間だった。

デパートの中に佇むこの店は、訪れる人を選ばない、あたたかい雰囲気を持った場所です。店内には、中央にカウンター席が設けられ、周囲にはテーブル席と掘りごたつ席が配されており、家族連れから観光客まで幅広く対応しています。

スタッフの方々は全員が丁寧で愛想が良く、心地よい接客で迎えてくれます。

今回いただいたのは、鰻丼。鰻の柔らかさと上品な味わいが印象的で、その美味しさには感激しました。また、四季御膳は、一品一品が丁寧に作られており、うどんと菜の花ご飯に加え、ミルクプリンまで付いている充実ぶり。どれもこれもが美味しく、満足感が高い食事でした。

ショーウインドウには次回挑戦したいと思わせる多様なメニューが並んでおり、選ぶのに迷ってしまうほど。既に次に来たときの注文が心の中で決まっているほど、魅力的な料理が揃っています。

観光の合間やショッピングの休憩に、是非足を運んでみてください。きっと、また来たくなること間違いなしです。

平日の夜にもかかわらず、賑わいを見せる店内で、ミックスフライ定食を楽しんできました。1,360円という価格で提供されるこの定食は、一口ヒレカツ、エビフライ、白身フライ、そしてアスパラとオクラのフライが並び、見た目にも豊かな食卓を彩ります。

特にカツの美味しさにはいつも感動。外はサクサク、中はジューシーで、カツの味わい深さが際立っています。量は少なめでちょうど良く、食後の満足感も絶妙です。次回もまた、この美味しさを堪能しに訪れたいと思います。

ちなみにお支払いは現金のみとのこと。次回来店の際は、現金を忘れずに持参しなければなりませんね。お店の温かい雰囲気と共に、心地よい夜を過ごせました。ごちそうさまでした！

ランチタイムの印象が強烈だったため、夜も期待しての訪問です。店内は落ち着いた雰囲気で、大阪の食文化を満喫できる居心地の良さが魅力です。

注文したのは「串かつおまかせ12種コース」。価格は1,890円で、単純計算すると一本当たり158円。リーズナブルな価格設定は、ここ大阪ならではの嬉しいサプライズです。串かつの中身は、豚ヒレ肉から始まり、しし唐、海老、キスの紫蘇巻きなどバリエーション豊か。食べるたびにメモを取りながら、その美味しさを再確認するのが楽しみの一つになりました。

ドリンクはビールからスタートし、ハイボール、レモンチューハイへと続き、最後にはモヒートカクテルで爽やかに締めくくりました。意外な発見であるモヒートは、まさに隠れた当たりメニュー。同僚たちとの会話もはずみ、飲み物と共に楽しい時間が流れます。

店内はアットホームな雰囲気で、オジサンたちの溜まり場のような温かさ。今度は女子を連れてきたら、どんな反応をするのか試してみたいところです。全ての串かつが絶品で、どの世代にも愛されるお店であることは間違いありません。

最後に、「ごちそうさま」とスタッフに感謝の言葉を伝えながら、次回の訪問を心に誓いました。大阪の夜に、串カツで絆を深めるのもまた一興ですね。

大阪の心斎橋を散策しているとき、串カツの誘惑に負けて「串カツ道頓堀ファミリー」へ。お店のルールで、一人5本の串カツとワンドリンクのオーダーはマスト。串は2本単位で選ぶため、同行者と相談しながらメニューを決めるのが少々手間でしたが、その分コミュニケーションがとれるのも楽しい一面です。

90分の制限があるものの、焼きたて熱々の串カツは待つ価値あり。しかし、食べ歩きにはこのシステムが少しハードル高めかもしれませんね。ゆっくり座ってじっくり味わうにはちょうどいいですが。

お店の雰囲気は活気に満ちており、串カツのサクサク感と共にドリンクも進みます。次回は友人や家族を連れて、みんなでわいわい楽しみたいですね。食べ歩きでなく、しっかりと串カツを楽しみたいときにはぜひ立ち寄りたいお店です。ごちそうさまでした！

心引かれる『きっと勝つさんど』を横目に、今回はガゼボIIでのランチに「ひれ海老セット」を選びました。価格も850円とリーズナブルで、ヒレカツ、海老フライ、サラダ、だし巻き、枝豆が一つのプレートに色とりどりに盛り付けられており、見た目にも楽しい一皿です。

特にヒレカツはその柔らかさとジューシーさが際立ち、海老フライは小ぶりながらもぷりぷりとした食感が心地よい。サイドのサラダやだし巻きも、それぞれが持つ優しい味わいが印象的でした。添えられたスープとライス、そして前菜がセットになっているので、充実したランチタイムを過ごせること間違いなし。

店内はテイクアウト専門とは異なり、食事をしっかり楽しめる空間が広がっており、店の方々のフレンドリーな接客も心地よかったです。これは確かに再訪したくなるお店です。

「ひれ海老セット」は、和と洋の良いとこどりをした、満足度の高いランチオプション。この価格でこの内容ならば、日々のランチにも特別な日にもおすすめしたい一押しのメニューです。ごちそうさまでした。