馬喰町にある「順順餃子房」は、目を引く派手な看板と提灯が特徴の餃子酒場です。一見すると価格の安さを前面に打ち出したお店のように見えます。私が訪れたのは、晩酌セット（858円）に惹かれたから。ドリンク一つに特製餃子、そして330円均一で選べる小皿一品がつく、手軽に楽しめるセットです。小皿はピータン豆腐を選びました。

店内はほぼ満席で、料理が提供されるまで少し時間がかかりましたが、出てきた餃子は熱々で、肉汁たっぷりのもっちりした食感が楽しめ、大変美味しかったです。さらにハイボールが半額の190円になっていたので、追加で注文しました。ピータン豆腐にはたっぷりの野菜が使われており、ヘルシーな印象を受けました。

お店は新しい感じはしませんが、期間限定サービスで新規オープンをアピールしていました。この価格でこのクオリティはとても魅力的です。店員さんも忙しそうでしたが、次回はもう少し空いている時間を狙って、また訪れたいと思います。馬喰町でお手頃価格で美味しい餃子を楽しめる「順順餃子房」、おすすめです！

今日は冬の寒さを感じさせる空模様の中、ランチは会社から一番近いお店で済ませることにしました。前回から気になっていたトーシー飯と半ラーメンを注文しました。

まず半ラーメンから。こちらは期待を裏切らない美味しさで、安定の味わいです。次にトーシー飯。一見、トーシーがたっぷりと思いきや、実は豆豉（トウチ）で味付けされた肉や木耳を含む野菜の具がご飯の上に。このユニークな味わいが中華丼とはまた違う美味しさを生み出していて、大満足の一品でした。

次回訪れる時は、ゴキゲンメンを試してみたいと思います。お店のメニューにはまだまだ魅力的な料理がたくさんありそうです。素敵なランチタイムを提供してくれたお店に感謝です！

日本橋のCOREDOを訪れたある平日の昼下がり、美味しいランチを探して地下一階へ。目に留まったのは、魅力的な坦々麺と麻婆豆腐のお店です。坦々麺も麻婆豆腐も捨てがたい中、サンラーメンと小さな麻婆豆腐丼のセットに心惹かれ注文しました。待つことなく料理が到着し、期待を胸に一口。しかし、サンラーメンは想像していたとろみのある酸辣麺とは異なり、黒酢が効いたトロミのない味わいでした。初めての味に少し戸惑いましたが、食べ進めるうちにその美味しさに気付きます。一方、麻婆豆腐は予想より辛くなく、山椒の効きも控えめでしたが、これもまた新しい味わいの発見でした。場所の良さと名声から期待が大きかっただけに、少し残念な感じもありますが、次回は坦々麺を試してみたいと思います。素敵な食体験をありがとうございました。

人形町で仕事が遅れてしまい、12時を過ぎてしまいました。待ち時間が少なさそうなこの中華店を選んで訪れると、後輩と二人ですぐにテーブルに通してもらえました。
ランチメニューから私は「冷やしタンタン麺、半炒飯セット」をチョイス。昼の混雑時間帯でしたが、ホール担当の女性スタッフが一人で片言の日本語と母国語を使いながら、大きな声で切り回しており、大変手際が良かったです。
しばらくするとトレーに一括で着丼されました。冷やしタンタン麺は思った以上に野菜が乗っており、テーブルの自家製ラー油をたっぷりかけて混ぜ合わせると、ほどよくお酢が利いた胡麻の冷たいスープに、食感の良い冷やし中華とラー油の辛味、木の実の風味が絶妙にマッチし、美味しい一杯でした。
半炒飯はいわゆる「炒」さずに作られた、いつものものでしたがまあまあの出来でした。搾菜とミニ杏仁豆腐もあり、全て完食できるボリュームで大満足です。セットで800円とリーズナブルでコスパも高かったです。
人形町で働く人に優しいこの中華店は、手頃で美味しい冷やしタンタン麺ランチを頂くことができました。混雑時でも手際の良いスタッフさんがしっかりと対応してくれる好雰囲気でした。リーズナブルな価格設定とボリューム感に大変満足のいく一軒です。また機会があれば訪れたいと思える名店でした。

この中華店は、有名料理人の五十嵐シェフが経営するお店です。メルサの改装後に出店して以来、いつも行列ができていたため訪れる機会がありませんでした。しかし今回は観光客も少ない状況で空いていたため、ちょうどいい機会と入店することにしました。
銀座でも評判の「ピリリン麺」と「海老春巻き」をオーダーしました。海老春巻きが最初に出てきて、山椒塩と一緒に味わいますが、海老以上にとうもろこしの甘みと食感が強く感じられる一品でした。その海老春巻きを注文したことで、ピリリン麺が運ばれてきたのは入店から20分ほど経ってからになってしまいました。
ピリリン麺は、角煮、トマト、ネギ、ニラ、ひき肉、筍など具だくさんで、スープも辣油が入った激辛そうな見た目でした。一口すすると、最初は酸味が先行し、次に痺れる辛味が追随する絶妙な味付けでした。酸っぱさと痺れる辛さがスープ全体に絡んでいて、スープだけでもごくごくいけるほど美味しかったです。
麺は細ストレートで量もあり満足のいく仕上がりでしたが、スープの味の方がずば抜けて美味しかったので、相対的に物足りなく感じたのかもしれません。注文時は少し高額で二の足を踏んだものの、食べてみてこの価値は十分に納得できるレベルの旨さでした。
次回は同じくメニューにあったねぎ麺も頂いてみたいと思います。有名シェフのこだわりが光る本格的な四川麺が堪能できるこの店は、通うべき名店だと感じさせてくれました。

銀座の名店「上海小南国」の味を継承する、この日本橋の中華料理店では、日本人シェフの繊細な技が光る本格上海料理を楽しむことができます。
お茶は1人ずつポットで選べるサービスがあり、嬉しい気遣いを感じられます。料理の中では特に焼きそばが美味しかったと高い評価です。接客を担当する女性スタッフの方の対応も素晴らしく、非の打ちどころのない雰囲気作りができているようです。
席が少し狭めに感じられたのが少し残念な点でしたが、本物の上海料理を提供してくれる日本人シェフの技量の高さに納得がいきます。本場の味わいを大切にしつつ、日本人シェフならではの繊細な調理が加わり、珠玉の逸品が生み出されています。
銀座の名店の味を受け継ぎ、さらに進化を遂げた本格上海料理を心ゆくまで堪能できるこのお店は、上海料理の魅力を改めて実感できる名店です。本場を知り尽くした日本人シェフの確かな腕前に裏打ちされた、繊細で上質な味わいが最大の魅力です。

有楽町や東銀座周辺は、上品でスタイリッシュなお店が多い一方で、庶民的な大衆店も点在しています。その一軒がこの中華料理店です。JRAのウインズ場外馬券売場の近くにあるこのお店は、地上からの入り口の雰囲気からか、ヒールをカツカツ言わせるような客層はいません。しかし、男性客中心に店内は賑わっています。
ランチメニューは麻婆豆腐やエビチリなどの定番の定食から麺料理まで種類が豊富です。注文したのは「茄子の味噌炒め定食」です。質はさておき、デフォルトでこれだけの野菜が付いて1,000円を切るのは優秀なコスパだと思います。
茄子の味噌炒めは甘辛い味付けでご飯が進みます。さらにご飯、スープ、ザーサイがおかわり自由というのはサービス精神を感じずにはいられません。おかずがなくなってもザーサイでご飯を食べ続けられるのが嬉しいですね。
1,500円以上のランチメニューも魅力的ですし、食後にカフェでくつろげるのもあり方次第です。ですが、男性にとってはこうしたガッツリ食べさせてくれる大盛り中華に胃袋を掴まれます。デート向きではないかもしれませんが、男性が腹を満たすための店として絶品です。
銀座の一等地で庶民的な大衆中華が味わえる、空間とメニューのギャップが魅力的な名店だと言えるでしょう。

この居酒屋は、お酒のメニューとボリュームたっぷりの料理が大変魅力的でした。
まずはウーロンハイ(290円)からスタート。お酒の値段が手頃で嬉しい限りです。
メイン料理として麻婆麺(800円)を注文すると、さらに半炒飯(330円)をセットすることができました。半炒飯は名前に反してパラパラで大盛りのボリュームでした。さらに焼き餃子5個(298円)も付け加えました。
一品料理のラインナップも298円からと手頃な価格設定で、メニューの種類が豊富でした。どれを注文してもボリュームたっぷりな量りが用意されるのが嬉しいサービスです。
お酒を楽しむ飲み会利用にも、しっかりと食事を味わえるディナー利用にも、このお店のメニューと気さくな雰囲気は最適です。
料理とお酒のボリュームあるコスパの良さ、そして豊富なメニュー構成がこのお店の大きな魅力です。ゆったりとくつろげる空間でお酒を飲みながらも、しっかりと量を食べたいときにもおすすめの一軒です。

昼過ぎの12時50分ごろ訪れたこのお店は、ガラガラと空いた状態でした。麻婆豆腐が美味しいと聞いていたので、それをオーダー。辛いもの好きの友人に促されて「辛くしてください」とリクエストすると、「今日のシェフは四川出身なので本格的な辛さになりますよ」と返事が。期待が高まります。
サラダ、スープ、ご飯に箸休めと、おかずだけでなく付け合わせも充実していました。それらを次々と味わっているうちに、すぐさま麻婆豆腐が運ばれてきました。香りからしてかなりの辛さが伺えます。
実際に食べてみると、ただの唐辛子の辛さではなく、四川特有の花椒の刺激的な辛味でした。びりびりと舌に染み渡りますが、おいしい辛さです。豆腐の滑らかさともあいまって、ご飯が進みます。
辛さに勝てなくなった時は、卵スープで口直しをしつつ、またどんどん麻婆豆腐を頂きました。付け合わせの漬物や小エビの佃煮も美味しく、最後にはデザートもいただいてしっかりとお腹がいっぱいになりました。
四川シェフ自慢の本格的な辛さに満たされた麻婆豆腐は、痺れるほどのピリ辛で大満足のランチとなりました。がっつり食べられるボリュームとサービスの良さにも大感激です。辛さ好きの方々にはたまらない名店と言えるでしょう。

中央通りから1本路地に入った築地8丁目のビルの2階にある、この中華料理店。スタイリッシュな佇まいの入り口から、清潔感と高級感のある店内に通されました。カーテンで仕切られた禁煙席へとアシストしていただきました。
平日の午後1時に訪れたランチは、定食が5種、麺類が3種のメニューでした。お店の売りの坦坦麺を含め、1,000円前後がライン料金のようです。私は八宝菜定食をチョイスしてみました。
最初に運ばれてきた適度なとろみの卵スープに体が温まり、小鉢のクラゲはさっぱりとした味付けでいい箸休めになりました。メインの八宝菜にはホタテや海老の旨味に加え、きゅうりや筍のシャキシャキ食感が楽しめて美味しかったです。ご飯の炊き加減も良好でした。
デザートの杏仁豆腐は滑らかでしつら上品な味わいで、箸が進んでしまいそうな美味しさでした。最初は少し物足りなさを感じましたが、八宝菜のボリュームもあり、しっかりとお腹が満たされました。
普段は気づきにくい路地裏の佇まいながら、中には老舗の上品な中華が楽しめるお店がありました。麺類も楽しみなお味だったようなので、次はそちらをいただいてみたくなりました。築地の食材を活かした味わいと趣きのある空間が魅力的な隠れ家的な名店でした。