京都祇園四条の南座から八坂方面に3分ほど歩いたところです。宇野商店は明治33年創業の長い歴史のある楽焼をメインに扱う専門店です。

前の通りは人の多い非常ににぎやかな観光ストリートなのですが、ショーウインドウに楽焼や古美術を並べたこのお店は静かで高雅な別世界感が漂います。
店内は楽茶碗を中心とした品ぞろえで、茶道具や美術工芸品の販売を行っていますし、そうした品の買取りにも力を入れておられます。専門の鑑定士もおられますし、出張買取も行っておられます。店内はちょっとしたアートギャラリーといった感じでもあります。

京都祇園の花見小路の通りから少し入り込んだ初音小路沿いにあります。お寺の周囲は観光エリアの中では比較的静かなエリアであり、そんな中に突然現れるお寺ですが、なかなかの存在感を持っています。

常光院は臨済宗の大本山である建仁寺の塔頭とのことで、この場所も建仁寺の境内の北になります。創建されたのは室町時代で、本尊は観世菩薩です。
通常は非公開なので、外から見る形となりますが、案内によると茶室が見どころだとのこと。初音小路は静かな京都が味わえる趣のある小道であり、小路のそぞろ歩きの際に外からでもその境内をのぞきこんで見るのも良いでしょう。