喜連川の高台にある温泉宿お丸山ホテルです。第6回喜連川公方ひなまつりで訪れました。ロビーには昭和～平成の七段飾り七台と黄金色の三段飾りが揃い踏みです。中には階と高欄が設けられている物もありました。どれも艶やかに飾られておりますが同じものは一つもないので目を喜ばすことができました。

第6回喜連川公方ひなまつりで訪れました。朱塗りの山門を潜ると境内には喜連川藩足
利家歴代の墓所(さくら市文化財)があります。門の格子から中を窺うと石塔や石灯籠
があり整然としておりました。14代にわたる藩主、御台所、嫡子の墳墓の周囲は築提
が廻らされ安心して眠りにつかれているようです。本堂に上がらせて頂くと七段飾り、
一段飾り、ミニびな等が飾られていて目を楽しませてくれました。真摯に死と向き合っ
た名僧である恵心僧都作の菩薩像はたおやかでありながら目力が強く魅力のある仏様で
す。虹梁や蟇股に彫刻が施され足利家の家紋が目に付き須弥壇には随所に花々が飾られ
権威と華やかさが感じられました。御所様と呼ばれた格式高い喜連川藩主の菩提寺なら
ではです。機会があれば足利尊氏公木像(さくら市文化財)にもお目にかかりたいもの
だと思いました。

京都の三条通りにあるショコラ専門店です。2003年生まれのベルアメールは、各主要都市にお店を展開されていますが、このお店は「別邸」というスタンスで町屋風の趣たっぷりなつくりがすごく新鮮感があります。

こちらの「瑞穂のしずく」というチョコレートがドラマにも登場したということでこのお店の人気も高まったのですが、赤いのれんをくぐってお店に入ると色とりどりの綺麗で華やかなチョコが並んでいます。カカオの苦味と旨味がしっかり感じられるアート感のあるあるチョコといったところです。
2階はショコラバーになっていまして、オリジナルのチョコケーキやチョコパフェをいただくこともできます。

炭屋旅館は京都では有名な高級旅館です。場所は三条通の近くにあるのですが、町中とは思えないような静けさと独特の気が漂い、昔ながらの数寄屋造りのたたずまいに魅せられます。

館内に入ると昔の京都の趣が随所に感じられ、どこか懐かしい感じがします。シンプルですが綺麗に整えられていまして、調度や中庭など風情たっぷりの表情です。

ここは茶の湯の宿としても知られていまして、毎月お茶会なども行われています。こちらの懐石料理は特に評判が高く、京料理の奥の深さともてなしの心が伝わってきます。
値段もそれなりに高い高級旅館ですが、京都の良さが味わえる名旅館です。

入浴料500円です。館内に入ると七段飾りが展示されておりました。何度か来ておりますがpH9.9のアルカリ性単純温泉の湯は私の知る限り八溝山周辺ではヌメリ感がピカ一です。露天風呂で手、膝、足とをすり合わせてヌメリをより実感しながら湯に浸かりました。