オニ さん
2023-10-03

海の幸とユニークな体験を楽しむ - 磯焼き すし 長崎水産

5.00

訪れたのは「磯焼き すし 長崎水産」、長崎の郷土料理を期待していた私たちでしたが、選んだのはさまざまな海鮮料理。店名に長崎が冠されていますが、メニューは長崎色を感じるものから、一般的な海鮮居酒屋のアイテムまでバラエティ豊かです。

特に印象的だったのは長崎県沖で獲れたという鯵を使用したなめろうや刺身。新鮮で、絶妙な味わい深さが楽しめました。他にもさつまあげや炙りからすみもあり、シンプルながらもどれも満足度の高いものばかりです。

私の選んだポテトサラダと宮崎の麦焼酎「くろうま」の水割りは、何とも言えない癒やしのひと時を提供してくれました。一方で、最後に登場したロシアンかっぱ巻きは、一同をドキドキさせる一品でした。店員さんから「かなり辛いよ!」との前情報とともに水も運ばれ、私たちはそれぞれ一個ずつ食べてみました。微妙に辛いかも?と感じつつ、いったい誰が“当たり”なのか、最後までわからないままでした。

どの海鮮も美味しく、全体的には楽しい食事の時間でした。料理の量は少なめではありましたが、お値段もリーズナブルで手が届きやすいお店です。これも一つの魅力と言えるでしょう。またの訪問が楽しみな、そんなお店でした。

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磯焼き すし 長崎水産
  • 上野御徒町駅
  • 居酒屋
オニ さん
2023-10-03

温泉情緒あふれるランチタイム - 割烹Dining 熱海屋

5.00

西日暮里駅から歩いて約7〜8分、割烹Dining 熱海屋でのランチはまるで温泉地に訪れたかのような体験です。足を踏み入れると、店内は賑やかで活気に満ち、何となく温泉旅館の食事処を思わせる雰囲気が漂います。豪華ながらもアットホームな空間で、ランチタイムが一層楽しいものとなります。

1000円の熱海定食は、刺身と天ぷらをメインに構成され、豪華さを感じさせながらもちょうど良いボリュームでお昼ごはんにピッタリです。刺身は新鮮で、色鮮やかな盛り合わせが目を楽しませてくれます。一方、天ぷらはサクサクとした食感で、各食材の味をしっかりと楽しむことができます。サイドメニューもバラエティ豊かで、一皿一皿が丁寧な仕事を感じさせてくれます。

ここでの時間は、まるで小旅行をしているかのよう。心がほっこりと温まり、日頃の忙しさを忘れさせてくれる空間が広がっています。きっとこの場所は、ランチの新しいお気に入りになることでしょう。ご馳走様でした、割烹Dining 熱海屋。またの訪問を心から楽しみにしています。

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割烹Dining 熱海屋
  • 稲荷町駅(東京)
  • 日本料理
オニ さん
2023-10-03

和の心地よさと海の幸を味わう「松ずみ」

5.00

上野駅からほんの一歩、駅前商店街を歩いてすぐに「松ずみ」はあります。外観からも感じることができる、その純和風の佇まいが、旅の疲れを癒やしてくれるかのようです。店内は1Fがテーブル席、2Fが座敷と、シーンに合わせて選べる空間が広がっています。観光客や出張中のサラーリーマンも気軽に立ち寄って、ひとときの休息を楽しんでいます。

海鮮丼840円で提供されているのは、普通の量と普通の味ながら、その価格を考えれば十分に満足感が得られます。新鮮な海の幸が贅沢に盛られ、味わい深い食事時間となります。

そして、「松ずみ」の特徴的な点は、くじら料理が名物であること。夜には、さまざまなくじら料理を堪能することができ、異国の方からも注目されるメニューとなっています。

ランチタイムには、喫煙者にも優しい工夫がされていて、リラックスして食事を楽しむことができます。これもまた、多くの人々に支持されている秘密かもしれません。

気軽に日本の美味を体験できる「松ずみ」は、上野での散策や、仕事で訪れた際に、また訪れたくなる店です。ここでしか味わえない、和の心と海の恵みを存分に楽しんでください。

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松ずみ
  • 京成上野駅
  • 日本料理
オニ さん
2023-10-03

隠れ家のような魅力に包まれる「ままや・旬菜」

5.00

メトロ日比谷線の三ノ輪駅からほんの1分、または都電の三ノ輪橋からわずか3分の道のりに、「ままや・旬菜」はひっそりと佇んでいます。昭和通り沿いに位置するこの民家割烹は、昼間の外観からは一軒家としか思えないほど目立たず、夜になってはじめてその存在を静かにアピールします。

店内はカウンター席とテーブル席が半々で、一人飲みにもグループでの飲み会にも対応しています。主なお客さんは地域の住民やサラリーマンで、誰もがリラックスして楽しめる空間です。

美味しさとコスパを重視しているこのお店では、何を選んでもその美味しさに驚かされます。特におすすめは海鮮系。ある日、北海道産の高品質な箱ウニが1080円という驚きの価格で提供されていました。また、脂がのった鰯の刺身は、その絶品ぶりに感動しました。

鴨料理もメニューの一角を飾っており、その中でも「鴨のから揚げ」は新しい味わいを提供してくれました。そして、その他にもローストやコンフィなど、鴨を堪能できるバリエーションが楽しめます。

〆のご飯物や、「鴨」・「すっぽん」・「あんこう」の鍋コース料理(要予約)もあり、少人数での宴会や女子会にもピッタリのお店です。その日の旬を大切にした料理は、季節ごとに違った驚きと喜びをもたらしてくれ、この隠れ家的な存在の「ままや・旬菜」には、また足を運びたくなる魅力がたっぷりと詰まっています。ごちそうさまでした。

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ままや・旬菜
  • 三ノ輪駅
  • 日本料理
オニ さん
2023-10-03

渋カッコいいと暖かさが同居する「ナカジマ」での至福の時

5.00

酒御食事処「ナカジマ」は、渋くてカッコいい外観が印象的なお店で、吸い込まれるようにその門をくぐりました。浅草駅から徒歩13分、土曜日の19:15に初訪問し、予約席も含め1階席は満席でした。店内は40代後半からの客層で、2階席には団体客が案内されていました。全ての席で名前で呼ばれている客人たちから、お店のお得意様が多いことを感じました。

3分ほど待って1階の予約席にスライドして座ると、渋カッコいい雰囲気が心地よく、アットホームな空気に包まれます。ここでは、居酒屋としても御食事処としてもどちらのシーンでも自然体で楽しむことができます。初めての訪問でも、のれんをくぐった瞬間から新参者の緊張感が自然と解けました。

注文したのは、単品アジフライ550円をご飯大盛で定食に仕立ててもらいました。アジフライ定食、ご飯大盛ともに計1100円。漬物が定食に付いていて、ご飯の大盛の料金は明確でありませんが、その場の良い雰囲気を壊したくなかったため詳細は聞きませんでした。

また、店のメニューには遊び心があり、手書きの短冊メニューは観ているだけでも楽しくなります。短冊メニューはたくさんあり、私の席の横側だけは撮影しましたが、満席の店内で全ての撮影は遠慮しました。

気になる方は、他の方の写真を参考にしていただくとよいでしょう。

ナカジマは吸い込まれるような魅力があり、入って大正解でした。居心地が良すぎて、新参者でも馴染むことができる雰囲気で、客の心になり、亭主の心になり、知った者同志の良い波動で溢れていました。次の訪問が楽しみな、素敵な時間を過ごさせていただきました。

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ナカジマ 酒 食事処
  • 浅草駅(つくばEXP)
  • 日本料理
オニ さん
2023-10-03

江戸庶民の歴史と風味

5.00

土日の16時頃、並ばずに訪れることができた駒形総本社では、創業200年以上の長い歴史を感じさせる、格別などぜう料理を堪能します。多くのどぜう店が若干の臭みを持つ中、こちらの店ではその気配も感じることができません。本場の老舗で臭みがないとは、新しい発見であり、想像していたものとは異なる印象を持ちました。

1階にある一枚板のテーブルは、シンプルながらも歴史を感じさせ、庶民の食事を楽しみながら、一瞬、江戸時代の侍にでもなったかのような気分に浸ります。テーブルを囲んで鍋をつつきながら飲むビールは、特別な味わいがあります。

店内をテキパキと動くたすき掛けの女性店員さんたちは、忙しそうでも、彼女たちの動きは、これまた一つの見どころとなり、店の雰囲気と合わさって、まるで時間を超えた空間を楽しむことができます。

東京を代表するこの店で、江戸庶民の味を堪能する体験は、言葉にできないほど価値があります。これを食べずして東京を語ることはできない、そう感じさせる一品でした。もちろん、どぜうの処理の巧みさと、素材の良さがマッチして、この上ない美味しさを生み出しているのでしょう。

ここを訪れずして東京を去るなんて、もったいないと心から思います。またの訪問を誓いつつ、店を後にしました。

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株式会社駒形総本社
  • 浅草駅(東武・都営・メトロ)
  • 日本料理
オニ さん
2023-10-03

割烹むらたで感じる季節の息吹と雅なひと時

5.00

地下の空間でありながら、窓の外に笹を配して中庭のような風情をもつ「割烹むらた」。個室での会食は一人あたり約1万5千円と、控えめながらも、その価値は十分に感じられる品々が提供されます。

まず、お重での突き出しは、色とりどりの季節の味わいが詰め込まれ、上品に桜の花で飾られています。ミニサザエや鯛の手毬寿司、桜風味のカマボコなど、多彩なアイテムが優雅な酒の肴となります。

続いてハマグリのシンジョウの椀ものは、ハマグリ形状のシンジョウが可愛らしく、桜を添えた椀が出汁の美味しさを一層引き立てます。

お造りは白身を中心に、ヒラメの昆布〆や鯛、ホウボウなど、シンプルながらも実質的な内容です。そして炭火で焼かれる一夜干しのイサキは、熱々の取り皿と共に、身もふっくらとして絶品です。

タケノコの煮物は、定番のワカメを避け、蕨とタラコと共に、新しい季節の息吹を感じさせてくれます。シラコ豆腐は濃厚な味わいで、酒の友にぴったり。黒鯛の蒸し物は、三つ葉を添え、まさに圧巻の一品です。

〆の稲庭うどんは、上品な味わいで期待を裏切りません。そしてデザートの「せとか」は、甘さとすっきりとした切れ味で締めくくり。

飲み物としては、最初に瓶ビールを選び、その後、焼酎は「美し里」という芋焼酎をボトルで楽しむことができます。白麹と黒麹を用いたこの焼酎は、華やかな香りと深い旨みを同時に楽しませてくれます。

個室の落ち着いた雰囲気、品々の味わい、そしてスタッフのサービス、すべてが心地よく、また利用したくなる店です。次に上野での会食を検討する際、割烹むらたは頭に浮かぶ選択肢となるでしょう。次の季節にまた訪れて、新たな味わいを楽しみたいと思います。

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割烹むらた
  • 上野広小路駅
  • 日本料理
オニ さん
2023-10-03

『タイムスリップの味わい - 大村庵で過ごす昭和の昼下がり』

5.00

外観だけでなく、その味まで昭和の雰囲気を色濃く残す「大村庵」さん。ある平日の13時前、待つことなく店内へと足を踏み入れることができました。

ほどなくして提供される開花丼とかけ蕎麦セット(1100円)。お新香は添えられませんでしたが、それすら忘れさせる、懐かしくもどこか温かい味が広がります。開花丼とお蕎麦、それぞれが持つ昔ながらの味わいが、時間を遡るかのような感覚を抱かせてくれました。

お気に入りのたぬき丼はメニューにはありませんでしたが、それでもこの場所が放つレトロな魅力と、ほっとする味わいに、心からの感謝を込めて「ご馳走さまでした」と声をかけました。

大村庵さん、歴史と共に積み重ねられた味を提供してくれて、ありがとう。またお邪魔させていただきます。

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大村庵
  • 三ノ輪駅
  • うどん
オニ さん
2023-10-03

温かさ溢れる一時 - 「小文」さんでの穏やかな食体験

5.00

入店すると目を引くのは、中央に白い大きなテーブル。左右の壁沿いにはカウンター席が並び、15名ほどのお客様が同時に楽しめる空間です。さらにありがたいことに、折り畳みの椅子も用意されています。

訪れたのはちょうど谷間の時間。スタッフはお店の雰囲気にぴったりな、やさしい笑顔の若い女性一人。家族経営かもしれませんね。

右手に目をやると、券売機とメニューが。そば、うどん、丼もの、カレーと、ちょい呑みメニューが豊富で、お値段も非常に手頃です。

私は生ビール(350円)と天ぷら×2(1個50円)をセレクト。竹輪天と茄子天をオーダーすると、「タレを掛けますか?」と、その笑顔と優しい言葉に心が温まります。特にWINSのすぐそばという立地を考慮すると、多様なお客様が来るでしょうが、この微笑には誰もが癒されるはずです。

風呂上がりのビールは最高で、天ぷらも50円とは思えない満足感です。さらに、お蕎麦も頼み、ここではさっぱりとしたかけそば(250円)を。出汁はしっかりと効いていて、体がほっこり温まります。

「ご馳走さまです。」「どうもありがとうございます。また宜しくお願いします!」と、感謝の言葉を交わすその瞬間、また来たいと思います。

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小文
  • 浅草駅(つくばEXP)
  • うどん