22時過ぎ、夜が深まるころ、おいわ木の暖かな灯りが私を迎え入れてくれます。女性店主の気さくな笑顔が、日々の疲れを癒してくれる場所です。

お店は常連さんで賑わっていますが、初めての方も気軽に入ることができる雰囲気があります。フードメニューは固定されておらず、その日にママが手作りした料理や仕入れた食材から、好きなものを選びます。私はシシャモとイカの煮物を選びました。シンプルながらも、心が込められた味がしました。

お酒はやや濃いめに出てくるのですが、お好みで薄めてもらうこともできます。初めてでも気軽に相談できるので、自分に合った一杯を楽しむことができます。

コンビニ食が続いているとき、まるで家の食卓に招かれたかのような安心感を味わいに、また足を運びたくなるお店です。次回も、ママの温かさと手作りの味を楽しみにしています。

夜の浅草は、その独特の風情と情緒で私を魅了しました。三豊は、そんな浅草の住宅街にひっそりと佇んでいます。少し勇気を振り絞って足を踏み入れると、心温まる空間が広がっています。店内はカウンターと奥に座敷があり、今回はその座敷を貸し切りで利用しました。

料理はフグのコースを堪能。特に、ヒレ酒は格別で、その後も様々なフグ料理が次々と運ばれてきました。フグのエキスがしっかりと染み込んだ締めの雑炊は、まさに絶品で、その味わいは忘れがたいものでした。

時間があっという間に過ぎてしまい、終電の時間が迫る中、皆で雑炊を手早く頂きました。その時の慌ただしさも含めて、また一つの楽しい思い出となりました。

浅草の夜を再び体験する日を心から楽しみにしています。そして、次回も三豊での、あの特別な時間をもう一度味わいたいと思っています。

浅草橋のひと角、柳橋三代目 たまるは、週に一度の訪れを楽しみにしているお店です。ここは、何と言ってもその手作りのメニューで、ランチタイムが一層輝きます。すべてのメニューに添えられる新鮮なお刺身、バラエティ豊かな小鉢、そして心をくすぐる具沢山のおつゆは、どれもこれも大満足の一言。

中でも、たまる定食のしょうゆちゃんこは、他ではなかなか味わえない逸品です。また、鳥のてんぷらにかかる野菜あんかけは、絶妙なバランスの味わいが特徴。その他にも、鉄火ちらしや海鮮ちらしと、選べるメニューのどれもがおいしくて迷ってしまいます。

このお店の大きな魅力は、青山で味わうよりもずっとリーズナブルでありながら、そのクオリティは一切妥協がないところ。1200円でこれほどの満足感を得ることができるのは、まさにこの場所だけかもしれません。

いつもはカウンター席で楽しむ、その手作りの料理たちは、安心して堪能できる一品ばかり。時折、サービスでちょっとした一品をプラスしてくれることもあり、その家庭的な雰囲気と心遣いが、ランチタイムをよりひときわ特別なものにしています。

民謡の店 浅草 追分では、初めてとなる民謡酒場での経験が、一味も二味も違うものとなりました。予約を入れ、期待とわくわくを胸に店に入ると、まるでプライベートショーのような特別な時間が広がっています。何と、私が初めてのお客さんだったのです。しかし、その後もう一組のお客様が入店し、少しホッとしました。

暖かな熱燗を手に、目の前で始まる演奏は圧巻でした。津軽三味線の生演奏、それもこれほど至近距離で楽しめる機会はなかなかありません。その迫力と情熱は、言葉では表現しきれないほどです。特に、こちらの店で修行を積まれたという吉田兄弟のお兄さんを思いながら聞く演奏は、感慨深いものがありました。

演奏されている方々は、全日本大会で上位に名を連ねるなど、確かな実力を持ったアーティストたちです。彼ら同士はお店の仲間でありながらも、ライバルでもあります。その情熱と競争心が、美しい旋律と共に空間に溢れていました。さまざまな興味深い話を伺いながら、これほど贅沢で貴重な時間を過ごせたことに感謝です。また訪れて、その演奏に耳を傾けたいと思います。

「京料理 よこい 東京本店」では、金沢や京都での修行を経て、道場六三郎さんに師事された店主が腕を振るっています。店が綾瀬にあった頃から何度も足を運んでおり、その都度、真心を感じる料理に出会います。その中でも、特に印象深いのが絶品牡丹鱧の御椀です。すべての料理が愚直なまでに真面目に、そして丁寧に作られています。

ここでの料理は、京料理を主軸としつつも、しゃぶしゃぶやステーキといったバリエーションも楽しむことができます。一度ビーフシチューを頂いた際、隠し味に八丁味噌と杏を使用しており、これがまた新しい発見で、味に深みを感じました。その独自の発想は、料理への真摯な姿勢から来るものだと感じます。

メニューは店主の好きなもので構成されていて、一貫したテーマを持っています。それぞれの料理は一品一品が丁寧に作られていて、非常に高いグレードを感じます。

浅草の外れ、静かな立地にありながら、その存在は多くの食通たちを虜にしています。また、店主と女将さんだけで営まれているこのお店は、そのアットホームな雰囲気も持ち味の一つです。さりげない会話が、食事を一層豊かにしてくれます。これからも、この場所でしか味わうことのできない料理と、温かな時間を楽しみにしています。

普通のオフィスビルの一角にある「もみ」は、細い階段を降り、薄暗い通路を進むと出現する、まるで秘密基地のような定食屋です。隠れ家のような位置づけが、訪れる度に小さな冒険心をくすぐります。

この日の注文は、ホワイトボードに記されていたロースカツ定食（780円）。もしかしたら日替わりメニューかもしれません。小鉢、漬物、生卵、そして味噌汁がついてくるこの定食は、780円という価格を考えると非常にコスパが良いです。

驚くのは、狭さを感じさせるアプローチとは裏腹に、店内は意外なほど広いこと。テーブル席は10個、さらに座敷席も2つあります。そのうち、2人用テーブルが6つあるため、1人でも気軽に利用することができます。

「もみ」は、お手頃価格でボリューム満点の定食を提供してくれる、まさにランチタイムの隠れ家です。次回は違うメニューを試しながら、またこの秘密の場所で楽しい時間を過ごすことを楽しみにしています。

三ノ輪駅近く、国際通りからほんの少し左に進むと、「あこがれ」という穴場のお店があります。外観からは中の様子が見えないため少し神秘的で、一歩足を踏み入れると、洗練された和の空間が広がります。

ある日、ちょうど団体のお客様が帰るタイミングで訪れ、掘りごたつの席に通されました。店内は落ち着いた雰囲気で、女将さんの温かくて丁寧な対応が印象的です。

この日の驚きは、メニューにフグがあること！しっかりとした技を持つ板前さんがいるのだと知り、フグを注文しました。サイドメニューには、しっかりと味付けされ、脂がのった西京焼きを選びました。これがまた絶品で、味わい深い料理に心から満足しました。

メニューには他にも多くの選択肢があり、次回の再訪がすでに楽しみです。そんな風に思わせてくれる、素敵なお店「あこがれ」。次回も新たな発見と美味しい料理で、また感動をシェアさせていただきます！

食べたいフグ料理が全てコースに揃っている、「玄品ふぐ 上野の関」でのひと時はいつも特別です。ここに来ると、コラーゲンドリンクと鍋に追加されるコラーゲンで、翌日のお肌がプルプルになるのも嬉しいポイントです。

鍋や〆のお雑炊は、いつも店員さんがちょうど良いタイミングで作りに来てくれます。サービスの心配りが感じられて、とてもリラックスして食事を楽しむことができます。〆のお雑炊は、特に優しさと温かさを感じる一品で、心から満たされます。

デザートでは、ゆずシャーベットとくるみアイスからチョイス。私はくるみアイスを選びました。ナッツの香ばしさとアイスのなめらかさが絶妙で、食後を彩ってくれます。

「玄品ふぐ 上野の関」での時間は、美味しくて、心地よくて、そしてお肌にも優しい、まさに贅沢なひとときです。今日もとても美味しかったです。ありがとうございました！

浅草寺の賑やかな雰囲気とは裏腹に、観音裏エリアは静かな空気に包まれています。「酒菜 はん平」はその静かなエリアに佇む、素敵なお店です。この日は、日替わりランチ4種類から選ぶことに。店主にお勧めを尋ねると「全部」とのユニークな答えが。私は多彩な品々が楽しめる定食を選びました。

・新鮮な鮪とイカのお刺身
・カニクリームコロッケ
・ジューシーな若鶏の親子煮
そして、ごはんとお味噌汁がついて800円です。

鮪のお刺身は大きめで、ぬめりのある新鮮な味わいが楽しめます。カニクリームコロッケは外はサクッと中はもったり、添えられたタルタルソースも絶妙なアクセントを加えています。親子煮は鶏がゴロッと入っており、食べごたえもあります。ごはんもしっかり美味しく、量もしっかりとあります。さまざまな味を少しずつ楽しめる定食は、何と言っても女性に喜ばれるメニューですね。全体的に優しい味付けで、安心して食事を楽しめました。

仲見世近辺では高めのランチが多い中、「酒菜 はん平」では800円でこのクオリティとボリューム。観音裏エリアまで足を伸ばす価値、あります。満足度の高いランチで、心もお腹も大満足の時間を過ごせました。おすすめです、ごちそうさまでした！

一見すると普通のビル街、そこにひっそりと佇む「うお長」。肉よりも魚が食べたくなった日、私はこの店を訪れました。カウンター、テーブル、座敷と多様な席が配置されていましたが、そのほとんどが会社員で占められていました。満席に近い混雑の中、ランチメニューから焼き魚定食（千円）を選びました。選べるのはメダイとキンメダイ、私はメダイを選択しました。

焼き始めるのは注文を受けてから。10分ほどの待ち時間の後、目の前にはごはん、つけもの、シジミ汁、焼き魚、そして意外なデザートの杏仁豆腐が並びました。焼き加減と塩加減、どちらも完璧です。素材自体ももう少し脂がのっていて大きいと良かったなとは思いましたが、それは些細なこと。一方、パートナーの刺身定食は厚切りで、そのボリュームに驚かされました。ごはんのおかわりも可能で、この点も嬉しいサービスです。

基本をしっかりと押さえたうお長。料理の味、サービス、どれをとっても高評価です。ちょっとした贅沢を日々のランチにプラスできる、そんな店です。もしご飯がもう少しお安ければ、きっと毎日でも訪れる人が増えることでしょう。私も再訪を楽しみにしています。