パレスビルの地下にひっそりと佇む「蕎麦と酒 いなたや」は、平日のお昼時には多くの会社員でにぎわっています。この度、冬の寒さを感じながらの訪問となり、ほっと温まる温かい蕎麦を選びました。一口食べた瞬間、以前に食べた冷たい蕎麦の爽やかな味わいが思い出されました。次回は、その冷たい蕎麦を再び楽しみたいと心から感じました。

さらに、セットメニューとして選んだ親子丼は絶品でした。甘辛く煮た鶏肉ととろけるような卵のハーモニーは、温かい蕎麦と共に、寒い冬の日のランチにぴったりの一品でした。この店は、シンプルながらも心を温めてくれる料理が楽しめる、隠れた名店と言えるでしょう。

日本橋ばんばんでのランチは本当に特別なものでした。メンチカツと牛ハラミ、どちらも大好きなので、この日のランチは特に楽しみにしていました。メンチカツはジューシーで、口の中に広がる肉の旨みが最高でした。一方、ハラミはやわらかく、その弾力と濃厚な味わいが印象的でした。

ランチセットには、ひじきととろろ、そして豚汁も付いてきました。特に、とろろは食事の〆として完璧でした。豚汁には具は少なめでしたが、その分、豚の旨味がしっかりと感じられ、非常に美味しかったです。

このクオリティでのリーズナブルな価格は、まさに大満足のランチと言えるでしょう。

八重洲の木村屋に訪れるのは既に三回目ですが、今回は初めて二階の席を体験しました。一階から外に出て、ビルのエレベーターを使い二階に上がると、昭和レトロな居酒屋風の内装が広がっていて驚きました。個室風の席でのんびりと過ごすことができ、居心地は抜群でした。

注文したのは3千円の飲み放題コース。そして、もつ鍋と豚牛しゃぶしゃぶが2時間食べ放題というお得なプラン。野菜、唐揚げ、フライドポテトもすべて食べ放題の中に含まれていました。私たち6人はしっかりと美味しい料理を堪能し、リーズナブルな価格で大満足の食事となりました。

大手町にあるたぬきは、仕事帰りのおじ様方がリラックスできる正統派の居酒屋です。ここでは安さをウリにしているわけではないので、穏やかな雰囲気の中でお酒を堪能できます。寒いある日、私は熱燗の高清水を頼みました。普段は冷酒を好む私ですが、熱燗もたまには良い変化です。ぬる燗の方がお酒の味わいがより深く楽しめるかもしれません。

食事はお酒よりも控えめに、突き出しのいわしのミンチボールと健康サラダを選びました。そして、何となく気になったガツの炒め物を追加。どれも心温まる美味しさでした。

たぬきは一人から宴会まで、様々なシチュエーションで利用できるのが魅力。大手町で手頃な価格で心地よい時間を過ごせるお店としておすすめです。

東京駅構内にある竹若は、テイクアウト専門の寿司店です。ある日、家にご飯がなく、竹若で海鮮丼をオーダーしました。1380円という価格ですが、酢飯をベースに、たまごがアクセントとして添えられたその海鮮丼は、具材の豊富さが際立っています。高品質な食材を使用しているのが感じられ、価格もそれに見合ったものとなっています。さらに、2000円前後のものもあり、特別な日やちょっとした贅沢にぴったりの商品が揃っています。

八重洲地下街には多くの蕎麦屋さんがありますが、そじ坊は特別な存在です。以前、沖縄の空港でその美味しさに感動し、那覇から持ち帰った山葵の思い出がよみがえります。甘めの出汁が好みにぴったりで、揚げたての天婦羅も最高のクオリティを誇ります。特に、蕎麦はそのこだわりが伝わる味わいで、八重洲地下街の他の蕎麦屋とも肩を並べる存在です。

昼時にはサラリーマンで賑わいますが、その人気の理由も納得です。海老の天婦羅は車海老ではありませんが、それでも十分に満足できる味。さらに、生わさびを自分で摺って食べるのも魅力的です。甘口のそばつゆとの相性も抜群で、まさに庶民の蕎麦屋さんと言えるでしょう。

私はそば通ではありませんが、そじ坊の蕎麦と天ぷらは再訪を約束される味です。

東京駅の八重洲南口からわずか5分。グラントウキョウのサウスタワーに佇む「すし京辰」は、賑やかな東京駅からは想像もつかない静けさと落ち着きを感じる場所です。特にゴールデンウィーク中など、多くのお店が満席となる中、こちらの店はゆったりとした雰囲気で食事を楽しむことができました。

注文した土日祝日限定ランチコース3,700円は、サラダ・小鉢から始まり、寿司5貫、茶碗蒸し、さらに寿司5貫と巻物、味噌汁、そしてデザートと、充実のラインナップで提供されます。ネタの味付けと赤酢が効いたシャリの組み合わせは、まさに江戸前寿司の極み。こちらの店のこだわりがしっかりと感じられる逸品でした。

季節のコースはボリュームたっぷりで、周りの方が追加注文するほど魅力的でした。

先付け3種から始まり、磯つぶ貝、蕗の磯巻き、マスのゼリー寄せが素晴らしく美味でした。活さいまき海老は小さくてふんわりとした食感で、大きくてプリっとしたものが好みですが、それでも美味でした。百合根は驚くほどホクホクで、真鯛の白子はクリーミーで熱々。キスの衣が少し厚かったものの、ホワイトアスパラは香り高く、シャキシャキとした食感が残っていました。稚鮎は苦味があり、大人の味わいが楽しめました。新潟産の八色椎茸は大きく、包丁でカットして提供され、活さいまき海老の後に食べると甘味が引き立ちました。

新生姜はさっぱりとした味わいで、初夏にぴったり。かき揚げ状のとうもろこしは新鮮で、衣がとうもろこしの甘さを引き立てていました。子持ち昆布と雲丹の組み合わせはしっとりとプチプチの共存で、口の中で楽しい一品でした。岩牡蠣は非常に大きく、シェアする価値がありました。穴子は包丁でカットされ、衣が厚かったものの、さつまいもは福井県富津金時を使用し、レモンを添えていただきました。最後の押し寿司は最高で、海老と子持ち昆布、穴子、鮑、ハモが大きなかき揚げと一緒にもっちりとした甘いお米に絶妙に組み合わさっていました。

デザートのスイカと小豆アイスもシャリっとした食感で美味でした。

天政はいくつかのお部屋があり、各部屋は約10名が半円カウンターを囲むスタイルです。価格帯にしては少しカジュアルな内装とサービスかもしれませんが、海外ゲストの接待には非常に適しており、海外の方も多く訪れていました。接待利用にはおすすめのお店です。

店内は照明が落とされ、雰囲気のある空間で、5000円ほどのコースを注文しました。

最初に、珍味の小鉢がたくさん提供され、その中から松前漬けを選びました。その後、造り盛り合わせでは鮪、甘海老、蛸が楽しめました。ひと口とんかつが登場し、その後には地鶏焼き、つくね焼き、ししゃもが続きました。また、もう一度小鉢3種が提供され、バイ貝、きんぴら、お浸しを楽しめました。最後には白身魚を炊いたご飯が絶妙に締めくくりました。

飲み物も程々に楽しんで、1人あたり7000円ほどで済みました。料理のボリュームは少なめでしたが、食材の質は良く、特に立地の便益を考えれば満足のいく体験でした。コスパについては、少し高めかもしれませんが、場所柄仕方のないことと思えます。

全体として、蔵人厨ねのひでの食事は素晴らしい体験であり、特別な日にぴったりの場所です。

京橋駅の7番口から明治屋の路地を進み、150mほど歩いた先の右手に「鍛冶屋文蔵 八重洲南口店」があります。店内は地下1階に位置しており、落ち着いた雰囲気で宴会には最適です。

今回の宴会コースは飲み放題付きで4,000円。鴨サラダ、スモーク鳥スライス、刺し盛り、焼鳥とつくねの串焼き、そして鳥鍋から締めのラーメンとデザートまで、バラエティ豊かなメニューに大変満足しました。料理の味は、この価格での提供にしては非常に高いクオリティで、スタッフの対応も心地よかったです。

鳥料理が中心の今回のコースでしたが、魚系のメニューも提供されているとのこと。多様な料理が楽しめるこのお店は、再訪したいと思います。