昭和の風情漂う「ゑびす」で楽しむ大衆居酒屋体験
新宿線の大島駅と西大島駅の中間に位置する、「ゑびす」という昭和の雰囲気が漂う居酒屋に行ってきました。
この店は1956年に創業された古い店で、その歴史を感じさせる店構えです。大衆酒場の雰囲気が漂う暖簾をくぐり、店内に足を踏み入れます。
カウンターがコの字型で20席ほどあり、創業当時の風情を感じることができます。ニスが塗られたカウンターの奥には2代目らしき女将さんがお客さんに目を配っていました。
メニューは黒い短冊メニューが壁にずらりと並び、魚料理や炒め物がメインです。価格帯は300円から500円程度で、リーズナブルなものが多く揃っています。
この日私が注文したのは、「ハムカツ」「ポテトサラダ」「焼酎ハイボール」「肉豆腐」です。
「ハムカツ」は薄めのハムが2枚重ねにされ、ガリガリの衣で揚げられています。ウスターソースをかけて食べると、インパクトのある味わいが楽しめます。
「ポテトサラダ」はさっぱりとした味わいで、200円とリーズナブルな価格ながらもちょうど良いボリュームです。
「焼酎ハイボール」は、下町の雰囲気を感じるハイボールで、レモンスライスが入っています。
そして「肉豆腐」は、豚バラと玉ねぎを甘めのタレで絡めたもので、肉がジューシーで白ご飯との相性が抜群です。
ただし、「肉豆腐」の調理には時間がかかるようで、都度調理して提供されるため、少々お待ちいただくこともありますが、その美味しさは待った価値があります。
古き良き昭和の雰囲気と、アットホームな空間で楽しむ「ゑびす」の食事。大衆居酒屋の魅力を存分に堪能できるお店でした。
- 門前仲町駅
- 中華料理
風情ある麺々亭
「麺々亭」は、東陽町で中国人夫婦が切り盛りする中華屋で、私は勤務中に何度か足を運びました。
店内にはカウンターや小さな二人掛けテーブルがあり、定食や丼物などのメニューも充実していますが、個人的におすすめなのは「半チャンセット」です。ちょっとしっとりとした食感で、しっかりとした味わいが楽しめる一品です。私は特にタンメンがお気に入りで、この地域でも有名なタンメン専門店にも負けない美味しさを感じます。生姜の風味が効いており、食後もほんのりと引き続く美味しさがあります。野菜につけながら食べる豆板醤も絶品で、ここの豆板醤は自家製のように思います。普通のタンメンとはいえ、本当に美味しいです。
メニューは多岐にわたりますが、私はいつも半チャンタンメンを選んでしまいます。店内の雰囲気も風情があり、麺々亭の味わいは一度食べると忘れられないものとなるでしょう。
- 東陽町駅
- ラーメン
素朴な味わいが魅力のまるはな食堂
「まるはな食堂」は、素朴でありながらも抜群のおいしさが光る大衆食堂です。
メニューの中でも人気なのは、カツライスやオムライスですが、実はラーメンも大衆食堂らしい味わいが楽しめます。特に炒め野菜がのせられた「野菜ラーメン」は、熱々でうま旨なスープが特徴で、家庭的な温かさが心地よい一杯です。
私は友人と一緒に、このエリアで一番好きな食堂である「まるはな食堂」を訪れました。普段はカツライスやポークソテー、オムライスがお気に入りですが、その日はラーメンを試してみることにしました。「野菜ラーメン」を注文しました。
「野菜ラーメン」は、肉野菜を炒めて塩ラーメンに加えられるタイプのメニューです。スープはヤケド注意なほど熱く、野菜の旨みがしっかりと感じられ、味わいに深みがありました。麺は多加水のちぢれ麺で、弾力がありツルツルとした食感がぴったり合っています。
スープを完食して満足感を味わった後、小洒落た味わいのラーメン店が多いこの界隈にあって、まるはな食堂の素朴な味わいは格別だと感じました。是非また訪れたいと思う、心温まる味わいのお店です。
- 豊洲駅
- 和食
和風らーめん さちの魅力を堪能
「和風らーめん さち」に足を運びました。店内はどこか落ち着いた雰囲気で、和風の要素が感じられる空間です。
メニューから和風らーめんを選びました。提供されたらーめんは、見た目からも和のテイストが伝わる一杯でした。スープはあっさりとした和風の味わいで、麺との相性も良く、心地よい満足感が広がります。
具材も季節に合ったものが使われており、食べるたびにその旬を感じることができました。店内の雰囲気も食事の一部として楽しむことができ、居心地の良い空間で和風らーめんをいただきました。
「和風らーめん さち」は、和の要素を大切にしながらも、現代のらーめん文化と融合させた一杯を提供しており、そのバランスが魅力です。是非再訪したいと思うお店でした。
- 南砂町駅
- 和食
冷やし中華の魅力を楽しむ宝龍
有楽町駅でお腹が空いていることに気づき、宝龍さんへ立ち寄りました。ピークの昼間を過ぎていても、店内は満席の状態に驚きました。今年の宝龍さんの冷やし中華をオーダー。別盛りでチャーシュー、錦糸卵、胡瓜、ハム、蒸し鶏が具として供されました。
細麺にしっかりと酸味の効いたタレがかかり、辛子を使いながら個々の好みに調節する楽しみがあります。私は冷やし中華好きで、さまざまな種類を試してきましたが、ここ数年は醤油ダレの冷やし中華が心地よく感じるようになりました。宝龍さんの冷やし中華は、麺と酸味のある醤油ダレだけでも満足できる仕上がりで、最後まで飽きずに楽しめる一杯でした。
毎年冷やし中華がアップデートされているそうで、来年の変更前に今年の味わいを堪能したいと思います。宝龍さんの冷やし中華は、その魅力が詰まった一杯であり、再び訪れたいと思うほどに美味しくいただきました。ご馳走様でした!
- 大島駅(東京)
- ラーメン
ほっこりとしたほっとする空間
のんびりとした雰囲気、なんて素敵なんだろうと思いました。忙しくない時間帯だからこその余裕が感じられ、寝たいお客さんは寝かせておき、他の客も実害のない範囲で過ごす。その寛大さが店の魅力を引き立てていました。
メニューには雲呑麺600円と餃子3個300円を注文しました。麺類の種類は他にも多くありますが、一品料理はそれほど多くないようでした。
雲呑麺は大きな丼にたっぷりのスープが供されました。脂っこさは控えめで、あっさりとした味わい。麺とスープともに特別なものではありませんが、「こういうラーメンが食べたかった」という気持ちを満たす安定感がありました。
餃子は一粒100円で、メニューには3個300円と5個500円の選択肢がありました。しかし、その餃子は通常の1.5倍から2倍の大きさで、美味しさも格別でした。住宅街に溶け込むような場所にあるお店でありながら、その餃子の存在感は際立っています。
味だけでなく、店の雰囲気も楽しめるラーメン・餃子 歩歩。ここでのひとときをぜひ味わってみてください。
- 南砂町駅
- ラーメン
オーソドックスな醤油ラーメンで新たな味わい
新大橋通りに位置する文軒舎は、オーソドックスなラーメンを提供しているお店です。訪問した際は11時半でちょうどランチタイムの始まり。入店すると、左側にある券売機で大盛り醤油ラーメンのチケットを購入しましたが、ランチタイムの特典でトッピングとして味玉がついてくることを教えていただきました。
店内は新しくきれいに整備されており、厨房では村上製麺所の麺が積まれている様子が見受けられました。店の方々は大陸系のようで、お姉さんと厨房の方々も兄弟のような感じで活気を感じました。
注文からわずか7分ほどで運ばれてきた醤油ラーメンは、一見オーソドックスなビジュアル。スープを試飲すると、大陸系の方が手掛けた醤油ラーメンのお手本ともいえる味わいが広がります。全体的にはオーソドックスながらも新たな味わいを楽しめる一杯でした。
- 西大島駅
- ラーメン