アジアンカフェで過ごす素敵な夜
「カフェ・シノワ ビジュレイ」は、台湾烏龍茶を売りにしたスタイリッシュなアジアンカフェです。夜に訪れたため、飲み物中心で過ごしましたが、本来ならば食事や中国茶も楽しみたかったところです。
最初にいただいたカクテルは、予想外に甘すぎて少し驚きました。その甘さに圧倒され、その後はワインやビールで喉を潤しました。
おつまみでは、ピーナッツドレッシング和えの蒸し鶏サラダ、マレーシアソースがかかったベビーホタテの生春巻き、そしてえびせんを楽しみました。蒸し鶏サラダのドレッシングは濃厚で美味しく、生春巻きのマレーシアソースはフライドオニオンがアクセントになっていて面白い味わいでした。隣の席で食べていた本格的な食事メニューも気になりました。
デザートには抹茶のティラミスを頂きました。エスプレッソの代わりに黒蜜、ココアの代わりに抹茶を使用し、その斬新なアレンジが素晴らしかったです。ホワイトチョコラテも同様に美味しく、食後の満足感を高めてくれました。
店内の雰囲気も良く、次回はランチタイムに訪れて、食事メニューにちゃんと挑戦したいと思っています。
- 自由が丘駅(東京)
- 中華料理
隠れた名品、パリパリ揚焼きそば
街角の中華料理店で、数年ぶりに思い出深い一品に再会しました。以前は特別な印象を持たなかったこの店ですが、唯一記憶に残っていたのが、かた焼きそばの独特のパリパリ感。ふとした機会にこの店を再訪し、その念願の揚焼きそばを注文しました。
価格の手頃さにまず驚かされ、ラーメンが400円という学生に優しい設定。そして待ちわびた揚焼きそばが目の前に登場すると、その見た目の普通さとは裏腹に、麺のパリパリ感は想像以上でした。この店独特の、ふぞろいな麺を揚げたてで提供するスタイルが、その秘密。あんかけの適度な固さも相まって、食べ進めるごとにパリパリ感を楽しむことができます。
あんかけの味はやや濃いめですが、それも含めてこの料理の特徴。最後まで食べきることができ、満足感はひとしおです。
街の中華屋さんには、一見すると見過ごしてしまうような隠れた名品があるものです。今回、久しぶりにそんな一品を見つけ出し、心から楽しむことができました。街の中華料理店が、ただの食事処でなく、思い出や発見が詰まった場所であることを再認識させてくれる一日となりました。
- 駒場東大前駅
- 中華料理
技巧派の油使いが光る中華定食の名店
ある中華定食屋の訪問記をご紹介します。この店の特徴は、水餃子を看板メニューにしている点にありますが、実際にはどの料理も絶品でした。定食の価格はほとんどが1000円未満で、3人以上のグループが訪れた場合、空いていれば小上がりで食事ができます。それ以外の場合は常に満席のカウンター席で、その日のメニューは次々と売り切れていきます。
この店の料理は、蝦の香り揚げのような香辛料を効かせたものから、中華の定番である優しい味わいの定食まで幅広く提供しています。中華料理に欠かせない油の使用も巧みで、雑味がなく、胃にも優しい質の高い油を使っています。水餃子を定食に加えると、満足感でお腹がいっぱいになり、幸せな気持ちになれます。
ある日、渋谷の神泉近くで用事があり、その足でこの店に向かったところ、記憶していた開店時間よりも1時間遅れでした。そのため、また今度と思い帰宅したのですが、後になって「その日のうちに池尻の丸正で時間を潰してでも訪れるべきだった」と後悔しました。
この中華定食屋は、素晴らしい料理と心地よいサービスで、訪れた人々に特別な体験を提供しています。油の使い方に特化した技術は、中華料理の深い魅力を引き出し、多くの人々を魅了し続けています。
- 神泉駅
- 中華料理
目黒の隠れた名店:心温まる中華の味
目黒駅から目黒川を越え、山手通り手前の静かな住宅地に位置する、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしい中華料理店を紹介します。私がこの地に越してきて3年目にして、ようやくその扉を開けました。以前からその存在は知っていたものの、なかなか訪れる機会がありませんでしたが、行ってみればもっと早くに来店すべきだったと後悔するほど。
この店の料理は、美味しくて、リーズナブルで、そして量もたっぷり。普段から大盛りを注文して追加料金を支払う私にとって、ラーメンと半チャーハンのセット(750円)は、まさに一人前の満足できる量でした。味付けはちょうどよく、ラーメンのスープは懐かしい中華そばのような味わいで、心が温まります。食後には飴ちゃんももらえ、大満足の体験です。
こちらのお店では、お父さん一人で様々なメニューを手掛けており、混雑時には少々時間がかかることもありますが、その待ち時間さえも楽しいものに変えてくれます。私が訪れた時も、後から来たお客さんたちはばらばらのメニューを注文していましたが、その光景もまたこの店の魅力の一つです。
店内で靴を脱いで、胡座をかいてテレビを見ながら料理を待つと、まるで実家にいるような安心感を覚えます。目黒で心からリラックスできる中華料理を味わいたい方に、ぜひ訪れてみてほしいお店です。
- 緑が丘駅(東京)
- 中華料理
目黒の隠れ家:天津料理の新たな魅力
目黒にある天津料理のお店を訪れました。開店から4年が経ち、立地の難しさにも関わらず、依然として活気を見せています。店名は一見して読みにくいかもしれませんが、そのユニークさが記憶に残ります。
ランチタイムには、ザーサイ豚肉細切り炒めを選びました。価格は780円とお手頃で、店内ではショップチャンネルが流れ、約10名の客でにぎわっていました。料理は美しく盛り付けられ、ザーサイの塩抜きが絶妙で、醤油ベースのさっぱりとした味わいが印象的でした。付け合わせのスープも濃厚で美味しい一品です。
このお店は、以前はインド料理の店があった場所に、12年4月にオープンしました。店内は清潔で整然としており、ランチメニューは16種類もあります。私が注文したのは、油淋鶏定食で、メニューを見ると143番までの多彩な料理が目を引きます。天津飯もあり、日本発の料理であることを知り、次回試してみたいと思いました。
店内は静かで、山手通りの音が外から聞こえるほど。冷房が効いており、夏でも快適に過ごせます。油淋鶏は、予想と異なり個別の唐揚げタイプで、ソースが上品な甘辛さを加えています。サイドメニューも充実しており、特に卵スープが上品で美味しかったです。
このお店は、地元の人や近くを訪れた人に愛されており、ランチタイムにはほどよく賑わっています。目黒で天津料理を楽しみたい時に、ぜひ訪れてみてください。
- 不動前駅
- 中華料理
池尻大橋発見!クラフトビールと創作餃子の魅力的な組み合わせ
東京の池尻大橋で、クラフトビールと創作餃子の組み合わせが楽しめるユニークなお店を見つけました。友人の勧めで中目黒を目指していたのですが、気がつけば池尻大橋に。最初は道に迷ったかと思いましたが、このお店に辿り着いた瞬間、全てが報われる気持ちになりました。
お店の外観はヒッピー風で、一歩足を踏み入れるとアメリカンダイナーを彷彿とさせる内装。壁にはアートやスノーボード、スケートボードが飾られており、とても個性的な雰囲気です。
クラフトビールのラインナップは豊富で、ボトルビールはもちろん、タップビールも4種類提供しています。私のお気に入りである志賀高原ビールもあり、ビール好きにはたまらない場所です。
そして、創作餃子がまた素晴らしい!サルサやとろけたチーズをトッピングした餃子など、バリエーション豊かで一つ一つが驚きの味わいです。餃子自体も具材たっぷりで、シャキシャキ感が楽しめます。
あまり足を運ぶことのないエリアでしたが、このお店は「通」しか知らない隠れた名店。友人にさりげなく紹介して、ちょっとした自慢話に花を咲かせることができそうです。
- 池尻大橋駅
- 中華料理
豆腐好きにはたまらない!「南雲」で堪能する豆腐尽くしの定食
地元の人々に愛される町の中華料理店「南雲」は、その豆腐料理で特に評判です。店内は昔ながらの中華屋さんの雰囲気が漂い、親しみやすい空間が広がっています。ここの看板メニューであるバンバン豆腐定食を試してみましたが、その選択は大正解でした。
この定食には、揚げ豆腐、豆腐の味噌汁、そしてメインのバンバン豆腐が含まれており、まさに豆腐三昧を楽しむことができます。一般的に市販されている豆腐とは一線を画す、滑らかな舌触りと深い味わいが特徴です。また、バンバン豆腐の上にのせられたクラゲとキュウリの食感も絶妙で、さっぱりとした味わいが楽しめます。甘味が強い他のバンバンジーと異なり、ここのタレは甘くないのが良いポイントです。一品料理としては文句なしの美味しさですが、ご飯のおかずとしては少し物足りなさを感じるかもしれません。
他のメニュー、ラーメンや餃子に関しては、比較的普通の味わいですが、この店の真骨頂はやはり豆腐料理にあると言えるでしょう。訪れる客の絶えない様子を見るに、近隣住民からの信頼と愛情を一身に受けていることが伺えます。日常使いにぴったりの店を見つけたい方にとって、「南雲」は間違いなくおすすめの選択肢です。
- 池尻大橋駅
- 中華料理
伝統と創造が息づく、京華菜 清香での至福のディナーコース体験
都立大学近くの閑静な住宅街に佇む、評判の高い中華料理店「京華菜 清香」を訪れる機会を得ました。グルメな友人のお誘いでこの素敵な店を知り、シェフの経歴には特に注目。重慶飯店出身で、多くの名店で修行を積んだシェフが腕を振るうことから、期待は高まるばかりでした。
店内に足を踏み入れると、その期待は見事に超えられました。提供されたディナーコースは、伝統的な中国料理の四大菜系(四川、広東、北京、上海)を基にしながらも、旬の食材を活かした和洋折衷のオリジナルメニューで構成されています。
コースの始まりは、意外性に満ちたゴマダンゴから。中には甘辛いお肉が詰まっており、最初から食欲をそそる工夫が施されていました。続く前菜盛り合わせは、一品一品が丁寧に仕上げられ、目にも舌にも美味しい逸品ばかり。
特に印象的だったのは、白子と菜の花の春巻きや蛤とフカヒレの茶碗蒸しなど、季節感あふれる料理の数々。そして、京華菜 清香スタイルの北京ダックは、苺とアップルマンゴーを加えた新しい試みが光り、追加オーダーが絶えない人気を誇ります。
他にも愛知県産のふぐを使ったから揚げや、車海老と季節野菜の四川風辛味炒め、黒毛和牛のランプ肉の照り焼きなど、一皿一皿にシェフの熟練の技と心意気が感じられました。ディナーの締めくくりは、紹興酒のジェラートで、自家製のピーカンナッツと共に深い味わいを楽しめます。
ボリューム満点ながら、全く胃にもたれることなく、すっきりとした後味が印象的でした。ランチも3000円台からと、このクオリティでこの価格は驚きです。四季折々のメニューを楽しむため、再訪は必須です。ご近所の方が羨ましい限りの、本格的かつ創造的な中華料理の宝庫でした。
- 武蔵小山駅
- 中華料理
開店ダッシュで味わう、至福の餃子フィースト
行列を避けるため、開店と同時にお店に到着。17時の開店時間に合わせて、駐車スペースに車を停め、待機します。この作戦のおかげで、待つことなくお店に入ることができました。
この日の注文は、焼き餃子と、揚げ餃子入りキムチうどんの2品。スタミナ餃子は今回は見送り、ノーマルの焼き餃子を楽しむことにしました。結果は大正解。ニンニクの効きが控えめな分、餃子本来の食感がよりダイレクトに伝わり、カリッとした皮のもちっとした中身、ジュワッと溢れる肉汁が、波状の美味しさを生み出していました。改めて、このお店の餃子がいかに絶品であるかを実感。
早い時間の訪問が功を奏し、行列を避けることができたのも大きな収穫です。こうして、再びお店の餃子に感動した夜、満足感と幸福感に包まれながら家路につきました。このお店の餃子は、何度来ても新たな発見と感動があります。
- 自由が丘駅(東京)
- 中華料理