広島電鉄の段原一丁目駅から歩いて直ぐ、比治山の北側に鎮座される真宗大谷派のお寺さんです。元和7年(1621)に開基という歴史あるお寺さんですが先の大戦の原爆投下により爆心地から1,900mの距離にあった伽藍は山門を残し全壊したそうでその後の再開発により当時の場所から約15m南に移動し、シンボルでもある山門は改修保存され現在に至っています。そのため、本堂はコンクリート造りの立派なもので歴史的な雰囲気を感じるものではありませんが、原爆に耐えた立派な山門は風格を感じるものでした。山門は広島市の被爆建物に指定されています。