店頭で目についたのはプレーン1ホール（13センチ 1575円）。少し小ぶりながら、手に取ってみるとその重みがちゃんと感じられます。

家に帰って早速一口。一口食べた瞬間、濃厚なチーズの風味が口いっぱいに広がりました。小ぶりでもその味わいは十分、贅沢な時間を感じさせてくれます。
豊洲で気軽にこんな美味しいチーズケーキが買える日が来るなんて、本当に嬉しい限りです。

橋膳は700円で質の高い日替わりお弁当が楽しめるお店です。支払いは現金のみ、そしてなくなり次第終了。時には11:40にも売り切れてしまう日もありますので、早めの訪問がおすすめです。

日替わりメニューは中華から和食まで多岐にわたりますが、特に印象的だったのはとり天の日でした。仕出し弁当専門の料理人が調理しているだけあって、和食は特にレベルが高いと感じます。

量は多くないので、がっつり食べたい方には少し物足りないかもしれませんが、バランスよく多品目を楽しみたい方にはまさにピッタリのお弁当です。さらに、店の前で接客している40-50代くらいの男性も愛想がよく、全体的に非常に好感が持てるお店です。

早めに足を運んで、その日のおすすめを味わってみてはいかがでしょうか。高いレベルのお弁当が楽しめる橋膳、強くおすすめします。

豊田屋食料品店は木場駅から近く、持ち帰り専門のカレー店です。店周辺からは既にカレーのいい匂いが広がっています。おばあちゃん一人で切り盛りするこの店、その特徴は何と言っても「ヘルシーカレー」です。

カレー弁当は480円で、その価格ながら市販のカレールーは一切使用していないとのこと。見た目も食感もスープカレーに近く、ジャガイモや人参がたっぷりと入っています。油っぽさがなく、さっぱりとした口当たりが特徴です。セロリとニンニクの風味が強く、どこかで昆布のような独特の味わいも感じました。

カレーソースの量は少なめかもしれませんが、それが逆にこのカレーのヘルシーさを引き立てています。木場周辺はカレーの激戦区とも言える環境ですが、この店なら豊洲のようにカレー屋が少ない地域でも十分に通用すると感じました。

鳥辰 大島駅前店で購入した唐揚げは、もも塩、和風ポン酢、もも醤油、ももニンニクといったバラエティに富んでおり、それぞれの個性がしっかりと出ていました。総額1135円という価格でこれだけの種類を楽しめるのは素晴らしいです。

店のスタイルは揚げたてを提供するわけではなく、ショーケースに並んでいるものから選びます。この点では、西大島のからあげのジョー、平井の唐揚げ市場博多うまかもんなどの揚げたて唐揚げと比べると見劣りがしますが、その分待ち時間が短縮されており、気軽に購入できます。

特筆すべきは、冷めても美味しいという点です。竜田揚げのように衣に粉が振りかけられており、これが風味と食感に一役買っています。大森の鳥久などの冷えてもおいしい唐揚げと比較しても遜色がないと感じました。

また、様々なフレーバーが用意されているので、選ぶ過程自体が楽しいです。味の違いもしっかりと感じられ、選ぶ楽しさがありました。

総合的に、揚げたてにこだわらない場合には非常におすすめの唐揚げ店です。多種多様なフレーバーで選べる楽しさを堪能できる一方、冷めてもしっかりと美味しいという点が高く評価できます。

ビクトアールで頼んだ生姜焼きは、ワンコインとは思えないほどの厚みのあるロース肉で、柔らかく、マイルドな味付けで非常に食べやすかったです。生姜の風味は控えめでしたが、それが食べやすさに繋がっていると感じました。

ご飯の量はお茶碗1.5杯分くらいと十分で、付け合せには焼きそば、お漬物、ロールキャベツのクリーム煮、トマト、千切りキャベツがついていてボリュームもありました。

息子が注文した唐揚げ弁当も質がよく、衣はしっとりしていますが、ぽってりとしておらず、食感が良かったです。使用されているのはもも肉で、肉質も良かったです。

ロールキャベツとお漬物は加工品そのものでしたが、この価格で配達までしてもらえるので、文句はありません。さらに、インスタントみそ汁とドレッシングのパックも別でついていました。

全体的にビクトアールは、ワンコインとは思えないほどの美味しさとボリュームを提供してくれる素晴らしいお店です。特に、生姜焼きと唐揚げ弁当は値段以上の価値があり、とても満足でした。配達オプションもあるので、忙しい日にも便利です。

砂町銀座に位置する「うなぎの倶利迦羅専門店ウナクリ5」は、テイクアウト専門の鰻屋さんです。店先からは焼き台が見えますが、こちらは炭火ではなく炭を模したロースターを使用しています。それでもその鰻は非常に美味しそうなので、鰻弁当とくりからを購入しました。
鰻弁当 中（1,350円）

弁当は関東風に蒸しが入っており、身が厚くて適度な歯ごたえがあります。特に、皮の風味がしっかりと楽しめます。煙で焼く際に出る香ばしさが特に印象的で、養殖鰻特有の臭みは感じませんでした。ご飯は硬めというより、標準より少し硬めで、鰻との相性がとても良いです。箸が止まらなくなるほど、中毒的な美味しさがあります。

価格も1,350円と、店内で食べられる鰻屋でこのレベルの美味しさとボリュームを求めるのは難しいです。店が狭くて小さいため、場所代が安く、その分、鰻の質に反映されていると感じました。1,500円未満の鰻としては、満足度が非常に高いです。
くりから（250円）

くりからも購入しましたが、これは小さい鰻を細く切って串に巻き付けています。養殖鰻特有の臭みは少しあるものの、250円でこの質と量は非常にコストパフォーマンスが高いです。居酒屋であれば400円ぐらい取ってもおかしくないレベルです。

ご飯のおかずに1串加えるだけで、鰻の美味しさを少し味わえます。安売りの中国産鰻よりも、この250円のくりからで鰻気分を味わう方がずっとおすすめです。

全体として、砂町銀座の「うなぎの倶利迦羅専門店ウナクリ5」は、美味しさとコスパが非常に高いお店です。特に鰻弁当は1,500円未満でこのクオリティなら、非常にお得だと感じました。また、くりからもそのコストパフォーマンスの高さで驚かされます。この価格で鰻を楽しめるなら、何度でも足を運びたくなるお店です。

本家かまどや塩浜2丁目店で750円のうなぎ弁当を頂きました。この価格で提供されるうなぎ弁当は、非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。

大ぶりのうなぎはもちろん、ちくわ天などのサイドメニューもボリューム満点です。うなぎが高騰している現状を考えれば、このお弁当は真に価値ある一品です。

うなぎはしっかりと焼き上がっており、タレも絶妙なバランスで美味しかったです。サイドメニューも品があって、それぞれ一口食べるごとに幸せを感じました。

全体的に、大変美味しくいただきました。次回も是非、この店でお弁当を購入したいと思います。御馳走様でした。

BEST弁当店は、住宅街にひっそりと佇む小さな店ですが、その内容は驚くほどです。看板にはワンコインで手に入る500円のテイクアウト弁当が紹介されており、目玉焼きと手作りハンバーグが入っているとありました。

店内は一人で営業しているマスターがいて、電子レンジが「ピロピロ」と音を立てる厨房が見えます。この家庭的な雰囲気が、店全体に温かみを感じさせます。

待つこと5分、税込500円の弁当が手に入りました。ハンバーグは小ぶりですがしっかりと煮込まれていて、半切りのゆで卵、炊き込みご飯、ポテトサラダ、みょうがときゅうりの漬物、にらのおひたしと、手作り感が溢れるメニューです。この品揃えでこの価格は、近所のコンビニやオリジン弁当を軽く凌駕します。

イートインで700円のスープ付き弁当もあり、更には手作りチーズケーキやコーヒー、紅茶も良心的な価格で提供されています。マスターの人柄と店の雰囲気、そして何よりこのコストパフォーマンスは、もっと多くの人に知られるべきです。この店が住宅街で少し目立たないのが本当にもったいないと感じました。次回は是非、その他のメニューも試してみたいと思います。

永代橋近くの隅田川沿いに新しく出来た日本橋弁松総本店の工場で、伝統の弁当をテイクアウトしてきました。江戸時代創業のこの店は、折詰め弁当の発祥とされる老舗です。事前予約が必要ですが、その手間をかける価値は十分にありました。

注文したのは並六・赤飯弁当。何と言っても特徴的なのは、木の折箱に詰められている点です。木の香りが食欲をそそります。この弁当のメニューは、玉子焼き、メカジキの照り焼き、野菜の甘煮など多岐に渡ります。玉子焼きは甘めでダシが効いていて、非常に美味しかったです。

ただ、甘煮の野菜はとにかく甘すぎて、その甘さにはちょっと戸惑いました。逆に、しょうがの辛煮は名前以上に甘く感じられ、興味深いアクセントとなっています。

さらに、箱弁折詰も購入。こちらには海老フライや蛸のサクラ煮などがプラスされています。特に蛸のサクラ煮は柔らかく、甘辛のタレが良く絡んでいて美味しかったです。

全体的には、非常に高い品質と歴史を感じさせる弁当でしたが、家で食べるとその価値が少し薄れてしまうかもしれません。この弁当は、歌舞伎や演劇の幕間など、特別な瞬間に味わうべき逸品だと感じました。再訪する際は、そのような特別なシチュエーションで楽しみたいと思います。

海辺地区に位置する新美商店でランチを楽しんできました。店はご夫婦二人で経営されていて、個人経営の温かみが感じられます。店内には4人用のテーブルが4卓あり、お茶はセルフサービスです。

今回注文したのは、揚げ餅うどん＋ミニカルビ丼のセット。値段は600円と非常にリーズナブル。セットには冷ややっこ、切干大根、お新香、そしてデザートのオレンジが付いています。揚げ餅うどんは特に興味深く、揚げ出し豆腐のように衣をつけて揚げられた餅がトッピングされています。うどんは冷凍物である可能性がありますが、意外とツルツルとした食感が楽しめました。

スープは関西風のあっさり系で、食べやすいです。ミニカルビ丼は、一般的な焼肉店のカルビよりも、むしろ牛丼のような手軽さがありました。甘辛のタレが効いていて、ご飯によく合います。

全体的に、弁当をその場で食べるようなシンプルながらも居心地の良い雰囲気がありました。食後にはご主人がサービスでアイスコーヒーを持ってきてくれ、さらに居心地の良さを感じました。

何もかもが「普通」であることが、逆に新美商店の魅力と言えるでしょう。安心して食事を楽しめるお店です。また訪れたいと思います。