西大島駅からほんの少し歩いた場所に、控えめな店構えの「第二福寿庵」があります。店の前を何度も通りながらも、メニューが店頭にないため今まで足を運んでいなかったのですが、今回初めてランチを楽しむことができました。

店内は昔懐かしの蕎麦屋の雰囲気を持ち、お昼時にも関わらず静かな時間が流れています。訪れた際には、常連のお客様が二組いらっしゃいました。

オーダーした天ざる(並)は、お蕎麦はシンプルな味わいでした。天ぷらには野菜の旨味がしっかりと感じられ、特に海老はサイズは控えめながらも、満足のいく食感と風味を持っていました。

何よりも、店員さんのフレンドリーな対応と、アットホームな雰囲気が心地よく、リラックスして食事を楽しむことができました。西大島で本格的な蕎麦を求める際には、ぜひ再訪したいお店です。

辰巳団地に佇む「上むら」は、昭和の高度成長期の風情を色濃く残す団地内の商店街に位置します。店内は近場に住む年輩の方々で賑わい、私は小上がりの座卓に案内されました。
注文した「あんかけそば」は、想像とは異なるトロリとした餡に、煮玉子や蒲鉾、ナルトといった具材とともに麺が閉じ込められて提供されました。この餡は見た目以上に熱く、一口口に運ぶとその灼熱の温度を感じることができました。しかし、その味は優しく、具材や麺も餡の味と溶け合って、全体として絶妙な味わいとなっています。

再訪の際には「カツ丼セット」を試しました。丸い漆器に供されるカツ丼ともりそばの組み合わせは、食の楽しみを倍増させてくれます。特にカツ丼の玉子の纏い方や、もりそばの喉越しの良さは印象的でした。

東陽町に位置するこの半地下の喫茶店は、シックで落ち着いた雰囲気を楽しむことができる場所です。店内は1人でも気軽に利用できる造りとなっています。

今回、テイクアウトとして選んだのは「マンデリン・タノバタック」のコーヒー豆。タノバタック族が中心としている農業により生まれたこの豆は、スマトラ伝統の精製方法を受け継ぎ、手作業で愛情を込めて作られています。一般的にマンデリンはその苦味で知られていますが、この豆は香りが非常に華やかで、その苦味を上品に包み込んでいます。飲みやすさに驚かされました。

店員さんの温かく親切な対応も、この喫茶店の魅力の一つです。再訪を楽しみにしています。

「夢麺」は「下町のフードコート」という施設内に位置しています。このフードコートには、たい焼きの「たい夢」やたこ焼きの「やっこ凧」、さらにクレープやトッポギ、ビビンバ、そして粒々アイスの店が併設されており、食欲をそそる様々なお店が揃っています。すべてのブランドの注文が一つのレジで行えるので、非常に便利です。

前回の「もりそば」に続き、今回は「冷やしかけ」にトッピングのたぬきを追加してみました。これがまさに冷やしたぬき！麺は冷凍ですが、その喉越しは非常に良く、多くの立ち食い蕎麦店よりも美味しいと感じました。

特筆すべきは、この店が地元の女子高生たちの人気スポットになっていること。部活帰りの学生たちが集まっておしゃべりを楽しみながら食事をしている姿は、この店が持つ地域密着の魅力を感じさせてくれました。

蕎麦BAR HATARIは、一人でも気軽に足を運べるお店です。店内はカウンター6席のみで、中を外から確認できるので、どれくらい混んでいるかすぐにわかります。私が19時頃に訪れた際には先客はいませんでしたが、30分後には満席に。この日は、ご予約のお客様や常連の方々で賑わっていました。

店内は完全禁煙で、テレビも設置されているので、混雑していない時にはとてもくつろげます。料理の量は絶妙で、今回注文した「長芋の青唐醤油ソテー」はバターと醤油の味がしっかりと染み込んでいて、お酒にぴったりの逸品でした。そして、「肉つけそば」は北海道産のキタワセ蕎麦粉を使用したもので、細くしなやかな麺とアツアツのつけ汁が絶妙な組み合わせでした。

サントリーの「ザ・モルト」を一杯とともに、素敵な時間を過ごせました。また訪れたいと思うお店です。

店主さんはとても明るく、元気な声で接客してくれました。メニューからカツ丼ともりそばのセットを注文。留学生かもしれない店員さんのカタコトの日本語が微笑ましかったです。

しばらく待つと、驚くほど大きなカツ丼が運ばれてきました。もりそばもしっかりと量があり、一瞬「これ全部食べられるかな？」と思いましたが、まずは蕎麦から試してみると、その美味しさに感激。自家製麺の風味と、絶妙なつゆのバランスが素晴らしかったです。カツ丼も期待を裏切らず、汁だくで非常に美味しかった。

このお店は駅近くにあるため、夜は居酒屋メニューも豊富で、サラリーマンの方々にもおすすめできると感じました。

天狗鮨といえば、日本橋三越本館地下1階のイートインコーナーでよく目にする銀座の鮨たじまも関連するお店として知られています。店のシンボルには、扇子を広げた男のシルエットが描かれています。

店内に入ると、カウンター席とその奥に広がる座敷席が目に入ります。町の寿司屋さんのように、カウンターにはネタを保存する冷蔵庫が設置されていました。天狗鮨のメニューには、鮪を中心としたさまざまな料理が揃っており、今回は「特上にぎり」を選択しました。このにぎりには、豪華なトロ入り握り8カンと鉄火巻、玉子や小鉢、味噌汁がセットになっています。

イクラの提供の仕方や、野口さんの枚数など、細部までこだわりを感じる一皿でした。特にトロの質や、シャリとのバランスが絶妙で、心地よいお寿司の時間を楽しむことができました。

全体として、天狗鮨は伝統的な寿司の雰囲気を持ちながらも、新しい試みを取り入れる店として印象を受けました。再訪を楽しみにしています。

森下駅近くの「さ久美」というお蕎麦屋さんを訪問しました。ランチにはお蕎麦とカレーライスのセットが人気とのことで、私もその「カレー南蛮」を注文しました。注文と同時にサービスの冷奴と、冷たい蕎麦茶を出してくれました。こちらのカレー南蛮は、豚コマ、玉ねぎ、長ネギがゴロゴロと入っており、さらに小口ネギのトッピングが加えられています。一口食べると、その美味しさに感動しました。

店内を見渡すと、壁には車のポスターが飾られており、先客の方々も車の話で盛り上がっていました。車好きの方にも、とても楽しめる空間です。美味しい料理と温かい接客、そして独特の雰囲気が魅力の「さ久美」。次回の訪問時には、評判のカツ丼を頂くことを楽しみにしています。

江古田駅近くにある「長寿庵」さんへ足を運びました。店内の雰囲気は落ち着いており、初めに選んだ田酒から、日本酒の豊富なラインナップを感じました。おつまみの五種盛りは、ニシン、ホタルイカ、本鮪中トロ、卵焼き、板わさという組み合わせで、1200円という価格に驚きました。特に中トロは高品質なもので、このコスパは他ではなかなか見られません。

その後、辛味大根蕎麦を頂きましたが、辛味とツユの甘味が絶妙に合わさっており、蕎麦自体も非常に美味しかったです。蕎麦湯と蕎麦茶も同様に格別で、近所の有名店よりもこちらの方がおすすめです。