大凧での極上おでんと日本酒の夜
2016年11月5日、三名で「大凧」を訪問しました。過去にも一度この店を訪れたことがあり、その味の記憶が蘇りました。
おでん鍋の前のカウンター席で、出汁の効いたやや甘口のおでんを堪能しました。色は少し薄目で、からしも付け合わせられ、その組み合わせは最高でした。特に巾着はイタリアンテイストで新しい発見でした。クジラやチビタのようなユニークな具材も楽しめる一方、大根や玉子、がんも、はんぺんといった定番の具材もしっかりと味わうことができました。
そして、食事を引き立てるのは選び抜かれた日本酒。その日本酒は私たちの好みにぴったりで、おでんとともに心から楽しむことができました。
再び訪れる日を楽しみにしています。
- 上野広小路駅
- 和食
大塚天ぷら店:レトロな店での心温まる天ぷら体験
浅草の大塚天ぷら店で、天麩羅をテイクアウトして自宅で楽しむことができました。日曜に天丼、月曜にうどんを食べたにも関わらず、その美味しさに惹かれて、今度は天ぷらうどんを選びました。3玉100円の天ぷらを数品選び、合計で400円ちょい。この価格にしては、非常に豪華で満足感がありました。
特に気に入ったのは茄子の天麩羅と海老のかきあげ。お昼が14時半を過ぎていたので、揚げたてではなかったものの、胡麻油のさっぱりとした風味が印象的な天ぷらでした。
コロナ禍での外食は控えている中、テイクアウトで地元経済をサポートする気持ちと、運動不足を感じる日々の中で、一玉うどんと天麩羅はちょうど良いボリュームでした。家での天ぷらの揚げ物は難しいので、また大塚天ぷら店で購入したいと思います。お店で提供されるうどんも気になり、次回はそれも追加で注文したいと考えています。
- 入谷駅(東京)
- 和食
すぎ栄そば:ユニークな蕎麦体験
「すぎ栄そば」でのランチは天せいろを選びました。太目で色が薄灰色の蕎麦は、一般的な蕎麦とは異なる特徴的な食感を持ち、コシがしっかりしています。蕎麦の風味を楽しむよりも、このユニークな食感が印象的でした。
蕎麦つゆは甘めですが、出汁がしっかり利いており、この太目の蕎麦にはとても合っていると感じました。天ぷらには、海老やカボチャ、しし唐、茄子といった具材が使われており、揚げたての提供は特に嬉しかったです。蕎麦湯も出汁がしっかりしていて美味しくいただけました。
店内は落ち着いた雰囲気で、清潔感があります。接客も丁寧で、全体的に快適に過ごせる空間でした。このお店は、ユニークな蕎麦を楽しみたい方にオススメです。再訪を考えています。
- 浅草橋駅
- 和食
浅草での秋田料理の楽園:無限堂
都営地下鉄浅草線の浅草駅から雷門通りを国際通り方面に歩いていくと、目印の交差点の角に「無限堂 浅草雷門店」が位置しています。店内は大正レトロのような温かみのある雰囲気で、カウンタ席やテーブル席、さらには2階席も完備しています。
このお店は稲庭うどんや秋田の郷土料理を堪能できる場所です。私がオーダーしたのは、きりたんぽの小鍋、はたはたの天ぷら、比内地鶏の焼物、そしていくつかの珍味系料理。どれも絶品でしたが、特に印象的だったのは稲庭うどん。その味わいは看板メニューとしての期待を超えていて、醤油ベースのダレと胡麻ダレの2種類で楽しむことができました。
浅草で本格的な秋田料理を味わいたい方には、ぜひ「無限堂」を訪れていただきたいと思います。
- 田原町駅(東京)
- 和食
浅草の隠れ家:勇新での鯨料理体験
浅草新仲見世通りに位置する「勇新」は、観光地の喧騒を忘れさせてくれる静かな鯨専門店です。日曜の昼に訪れましたが、観光客の行列が続く他の店とは異なり、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができました。
ビールの選択肢にはキリンやサッポロがあり、エビス・ザ・ホップを注文しました。こちらの店の価格設定は驚くほどお手頃で、鯨の海鮮丼やヅケ丼が1000円で提供されています。今回は、さまざまな鯨料理を楽しめる「勇魚定食」を選びました。この定食には、鯨のお刺身、ベーコンの和え物、竜田揚げが含まれ、1500円でこれだけのボリュームと質は大変お値打ちです。特に、竜田揚げはふっくらとしており、その美味しさに感激しました。
店内は明るく清潔感があり、スタッフの対応も丁寧で素晴らしかったです。心地よい空間での食事は、休日の特別な時間を演出してくれました。
- 浅草駅(つくばEXP)
- 和食
すし屋の野八:旬の美味しさを浅草で
浅草雷門の裏手に位置する「すし屋の野八」は、落ち着いた雰囲気の中、旬のお寿司を気軽に楽しめる場所です。特に12月に提供される香箱蟹や、桜で〆られた真鯛、小肌の大葉巻きは、私の中で特に印象的でした。また、出汁がしっかりと効いた茶碗蒸しも絶品で、お寿司との相性も抜群です。
お寿司は一貫一貫が丁寧に仕上げられており、そのクオリティの高さに驚きます。メニューが店内に少ないので、店主が運営するブログで旬のメニューを事前にチェックし、それに基づいて注文すると、新鮮で季節感ある食材を楽しむことができます。
スタッフの皆さんも非常に親切で、店内の雰囲気も温かく、訪れるたびにリラックスした気分になります。
- 田原町駅(東京)
- 和食
雷門三定:浅草の老舗天ぷら体験
雷門三定は、創業から数えて長い歴史を持つ天ぷらの名店です。その看板商品としての地位を確立している天ぷらを堪能するため、「上天丼」を選びました。
料理が運ばれてくるまでのわずかな待ち時間も、期待感が高まる一因となります。提供された天丼は、海老、白身魚、そして名物のかき揚げ。それぞれの天ぷらが大きく、圧川のボリューム感に目を奪われました。特にかき揚げには、海老やイカをはじめとした様々な海鮮が贅沢にも使用されています。
色味が濃いと感じるかもしれませんが、実際に味わうと適度な濃さで、しつこくないのが特徴。胡麻油をたっぷり使用した天ぷらは、その風味が特徴的で、油っぽさを感じさせない軽やかな口当たりです。
東京の天ぷらに対して持っていた濃い味のイメージが覆され、関西出身の私でも完璧に満足する結果となりました。浅草には多くの天ぷら店がありますが、雷門三定はその中でもひときわ輝く存在です。
- 浅草駅(東武・都営・メトロ)
- 和食
小料理いち門:浅草のねぎま鍋体験
鍋の季節に、「ねぎま鍋」を楽しむため、浅草にある「小料理いち門」を訪れました。メディアでも取り上げられる老舗で、築60年以上の伝統的な造りの店内が印象的です。土曜日の夜には予約客で賑わい、カウンターの端席での食事となりました。
注文したくじらの煮込みは売り切れでしたが、代わりに提供された牛スジ煮込みは、赤味噌とワインでの煮込みが絶品でした。コラーゲンがたっぷりの柔らかなスジが特徴です。
そして、いよいよ「ねぎま鍋」。新鮮な大トロと千住ねぎを主役に、しゃぶしゃぶとして楽しむ一品です。ねぎの旨みを引き出した出汁とまぐろのハーモニーは、一口食べればその美味しさに感動します。まぐろは1分ほど煮て、出汁が染み込んだ逸品に。葉わさびを添えて食べると、まさに口の中で溶けるような感覚を味わえます。
浅草にこんな鍋文化が息づいているとは驚きでした。日本の伝統的な食文化を大切にし、持続可能な方法で楽しむことの大切さを改めて感じました。
美味しさだけでなく、食材への思いや裏話を交えながらの食事は、特別な時間となりました。
- 新御徒町駅
- 和食