東京の神保町駅からほど近い場所に、1978年創業の老舗豚骨ラーメン店があります。かつては西武新宿にも店舗を構えていたこの店は、今では東名海老名SAと神保町にしか存在しない貴重な名店です。店内はカウンター席のみのこじんまりとした空間で、その狭さが逆に懐かしさを感じさせます。

メニューは「ザボンラーメン」「青ネギラーメン」「チューシューメン」「たまごラーメン」「つけ麺」とシンプル。醤油と味噌から選べるのも魅力の一つです。

特に「ザボンラーメン醤油」は、細かい背脂が浮かぶ豚骨と鶏がベースのスープが特徴。濃厚ながらも後味はサラリとしており、野菜の旨味や揚げネギの香ばしさが加わることで、深い味わいを生み出しています。細ストレートの麺は、スープとの絶妙な一体感を楽しめる点が嬉しいですね。具材には、炙りチャーシュー、キャベツ、もやし、ネギが使われ、チャーシューの香ばしさと柔らかさが印象的です。

昔を知る人なら「ああ、これがザボンの味だった」と懐かしむでしょう。私も具体的に昔の味を覚えているわけではありませんが、食べているとふと懐かしさを感じる、そんな味わいでした。とても美味しくいただきました。

関西から関東に転勤してきて、地元の美味しいお店を求めていた時に出会ったのが、このホルモン料理の隠れた名店です。中華料理店でチャーハンがお店のレベルを物語るように、こちらの店では岩塩で味付けされたシロコロホルモンがその証。丁寧に下処理された真っ白なホルモンは、焼くと絶妙な塩加減と脂の甘みが口の中で溶け合い、その美味しさには誰もが驚かされます。

料理だけでなく、飲み物も含めてコストパフォーマンスの高さが際立つお店で、美味しくてリーズナブルな食事を求める方には特におすすめ。厚木まで行かなくても、この店であれば関東で高品質なシロコロホルモンを堪能できます。

平日の13時頃、落ち着いた雰囲気の中でのランチタイム。テーブル席はそこそこに埋まっていましたが、カウンター席は静かで誰もいませんでした。前回の訪問で気になっていたローストビーフ丼に挑戦。選べるソースは7種類と豊富で、迷った末にスタッフのオススメ、燻製醤油を選択しました。

付け合わせのグリーンサラダとカルボナーラサラダが添えられたランチは、燻製醤油の濃厚な味わいが特徴的。ソースがご飯やローストビーフによく合い、玉ねぎや水菜のシャキシャキした食感がアクセントになっていました。カルボナーラサラダのクリーミーさも好印象。

ランチの締めくくりには、ドルチェとしてイタリアンフルーツポンチのマチェドニアとミルクレープを選択。マチェドニアは見た目以上のボリュームで、さまざまなフルーツの組み合わせが楽しめました。一口サイズのミルクレープも、クリームの美味しさが際立っていました。

食後はゆっくりとコーヒーを楽しむ時間。美味しい食事とドルチェで、平日のランチタイムが一層特別なものになりました。

東名高速道路を利用する際、海老名サービスエリアはいつ訪れても賑わっている印象です。この度、人気メニューの一つである「ねぎ塩ひれかつ丼」を試してみました。価格は1200円で、食券代わりのカードシステムを通じて注文します。メニューには「笑子豚（エコブー）」という表記があり、特別な豚肉を使用していることが伺えます。

待ち時間は約10分。提供された丼は、ごはんの上にキャベツ、ねぎ、そしてひれかつが8切れ（実際には4切れを半分にしたもの）がトッピングされ、レモン汁をかけていただきます。一口食べると、その味わいの深さに満足。また、ご飯、味噌汁、たくあん、野沢菜が付いてくるので、食事としては非常に充実しています。

サービスエリアのレストランとしては、味もサービスも平均を超えるレベル。特にねぎ塩ひれかつ丼は、海老名サービスエリアを訪れた際にはぜひ試してほしい一品です。

土曜日の正午頃に訪れたお店で、スムーズに入店できた幸運を手にしました。この日の選択は、尾崎牛を使用したJシリアルビフテキ丼とオニオングラタンスープ。注文してからスープが出てくるまで約15分、ビフテキ丼は40分と少々待ちますが、その価値は十分にあります。

過去にもこのお店の様々な料理を味わってきましたが、今回改めてビフテキ丼を頂き、その美味しさに再確認。同行者が選んだ「羊の煮込みハンバーグフルーツ味」も魅力的でしたが、尾崎牛ビフテキ丼の味わいはやはり別格。価格は高めですが、その格別な味は病みつきになります。

たまに訪れる贅沢なランチタイムとしては、この上ない選択です。

海老名サービスエリアでの晩ごはんは、少し迷った末に「麺房 いろどり家」に決めました。一瞬、吉野家での食事も頭をよぎりましたが、せっかくならと家族の意見を尊重してこのお店を選択。私は期間限定の「本辛!白ゴマ担々麺」を注文しましたが、価格は950円と少々お高め。

この担々麺、濃厚な味わいではないものの、唐辛子の辛さが直ぐに感じられ、辛好きにはたまらない一品です。肉味噌と白髪ネギを麺に絡めて食べると、その美味しさがより際立ちます。一方で、長男が選んだ「黒胡麻担々麺」のスープを試してみると、その深みとバランスの良さに驚かされました。辛さは控えめで、ビターなコクがあり、非常に本格的な味わいを楽しめます。

次回このサービスエリアに立ち寄る機会があれば、間違いなく「黒胡麻担々麺」を選びます。この日の晩ごはんは、新たな美味探求の旅となりました。ありがとうございました。

地元の人しか知らない、そんな隠れ家的な居酒屋があります。外から見ると、ただの居酒屋のようですが、実は定食メニューが豊富で、本格的な和食が堪能できるんです。このお店は、家族にとって長年のお気に入りで、特にサーロインステーキ定食は、一度食べたら他のステーキでは満足できなくなるほど。サーロインステーキにはご飯、お味噌汁、サラダ、そしてコーヒーが付いてきます。

お店のお刺身も素晴らしいのですが、個人的には東北地方の居酒屋と比べると少し物足りないかなと感じます。しかし、海老名でこのレベルの和食が楽しめるなら文句なしです。ランチタイムも、リーズナブルな価格で高品質な料理を提供しており、食事のバランスも素晴らしいです。

さらに、このお店では自家製の果実酒も選べるんです。私のお気に入りは、さくらんぼ酒。家族で訪れるには最適な場所で、今でも大切な思い出として心に残っています。お客さんが絶えないものの、満席になることは少ない、そんな穏やかな雰囲気が魅力の一つ。ただ、隣の席での喫煙が気になる点はありますが、それを差し引いてもおすすめしたい素敵なお店です。

仕事で横浜市を目指していた私は、東名自動車道を北上中、海老名市に差し掛かりEXPASA海老名に立ち寄りました。2階のフードコートをぶらつき、まずは定食屋で軽く食事をしようと思いましたが、ライスの量が思ったより少なかったので、次に目をつけた横浜家系ラーメンの店は、残念ながら掃除中で少し待たされることに。結局、隣にある「M1プレート」へと足を運びました。

メニューを一眼見て、880円のポークカツカレーを注文。アラームを手にしてわずか4分ほどで、目の前には驚くほどたっぷりのライスと揚げたてのカツが盛り付けられたカレーが登場。カツのサクサクとした食感とカレールーのバランスが絶妙で、ルーは少なめでもカツの存在感がそれを補います。この朝食で一日の活力をしっかりとチャージできました。本当に美味しかったです！

早朝、湯河原温泉への小旅行に出発する前に、朝食を求めて立ち寄ったのは、海老名サービスエリア。下り線は、上り線と比べて混雑していない印象で、広々としています。そこで選んだのは、シンプルで心地よい朝にぴったりのラーメン店。あっさりとした醤油ラーメンを選び、わくわくしながら待つこと数分、ブザーの音とともに、温かいラーメンが手元に。チャーシュー、青菜、メンマがトッピングされた、見た目にもシンプルな一杯です。麺は軽めのちぢれ麺で、量もちょうどよく、味わい淡泊で食べやすいです。サラッと食べ終え、心も体も満たされた感じ。この日は、朝から軽めの食事でスタートし、それでいて十分満足です。

大阪狭山市にあるこのお寿司屋さんは、地元民に愛される満席必至の超人気店です。最寄り駅は南海金剛駅というアクセスの良さも魅力の一つ。ここで提供されるお寿司は、新鮮さとその分厚さで他では満足できなくなるほどの美味しさを誇ります。特に赤だしは、タイのアラを使った出汁が絶品。穴子棒寿司に至っては、そのとろとろの煮穴子と甘いタレの組み合わせが忘れられない味わいです。

カンパチやハマチの食感も、コリコリしていて非常に美味しいと評判です。ただ、美味しさには少し割高感があるかもしれません。キスの天ぷらも量が多く、天ぷらよりは寿司の方がお店の真骨頂と感じました。

このお店の魅力は、ただ美味しいだけでなく、地元大阪狭山市の場所にしては際立っている点にあります。日本酒の品揃えも豊富で、今後もさらなる期待が寄せられています。地元で愛され、訪れる人を虜にするこのお寿司屋さんは、大阪狭山市での食事を計画する際にぜひ訪れたい名店です。