現在でも見られる長い歴史を持つ生物の化石
150っと周遊デジタルスタンプラリーで訪れました。2024年ミニ干支展示 辰年では空想上の生き物なので化石はありませんが代わりに竜骨(ほ乳動物の化石)のヤベオオツノジカの角が展示されておりました。スグ側に全体の復元模型が展示されておりますが現在の鹿より随分と大きいことが分りました。昔の人が竜に例えたのも頷けます。第18回「新着標本展」が開催しておりました。佐野市を中心とした鉱物、古生代、新生代の化石が展示されております。アンモナイト類、二枚貝類から始まります。二枚貝類は現在も私達の食用となっていることから息の長い生物と言えます。アンモナイトは時代にそぐわなかったんでしょう。石英・水晶などもありました。これらも古代から人々に尊ばれ愛され利用されてきた鉱物です。サンゴ類の化石もあり人類より長い歴史があることが分りました。最後に有孔虫類の化石がありました。現世では見られない大きな化石です。現生種ではプランクトンとしても馴染みのある物もいて人間の食生活に切っても切れません。全てが遥か昔から存在し進化しながら生き延び人間と関わりのある生物の展示だと感じました。
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中華レストラン
150っと周遊デジタルスタンプラリーで訪れBランチ1100円税込みを注文しました(ライスおかわり自由)。ザーサイ、爽やかなニンジンドレッシングがかけられたサラダ(ダイコン、サニーレタス、ニンジン)、スープ(ダイコン、ハクサイ)、点心(シュウマイ、ギョウザ)、杏仁豆腐、アンコウのピリ辛炒め(ブロッコリー、ネギ、シイタケ、エリンギ)です。メインは餡かけのラー油や酢などが効いた中華ダレに野菜とキノコが馴染んでおりました。味が良いタレです。ご飯も炊き加減が良くツヤ良し硬さ良しです。アンコウの揚げ物は塩味で淡泊な白身がブリンブリンと躍動していて旬の料理を堪能しました。最後にコチラの杏仁豆腐を頂きました。水分を抑えたシッカリとした硬さで牛乳のコクとブランデーの芳醇な香りが感じられる上品なデザートです。
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色遣いの巧さを窺い知る
企画展 田村耕一のデザイン展を鑑賞しに伺いました。館内に入ると限定100枚のオリジナルポストカードを頂きました。この作品は生命の息吹と力強さが感じられます。田村先生の初期の鉄釉梅文大皿に目が留まりました。釉薬の色遣いがパッと明るく心が温まる作品です。陶匣も実に斬新であります。青磁刻柿文陶匣なんかは箱の部分に柿があしらわれておりますが秘色という色一色で仕上げられていて柿の色とは甚だかけ離れております。この色は渋柿の瑞々しさと苦さを色で表現しているのではないかと感じました。また柿の絵をジッと見ると干し柿のように思えます。渋柿は干すことにより甘くなりますがどうしても甘柿に劣るイメージがあるので先生は応援するつもりで題材として使ったのかなと想像しました。
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