1886年以降、ラゲ神父やドロ神父が買い取った土地に黒島、外海から移住した信徒によってはじまった教会です。 1918年に信徒たちは中田藤吉神父の奔走による寄付に助けられ、鉄川与助が設計、施工した最後のレンガ造教会になっていて、見応えがあります。
山王神社の参道に一本柱鳥居と呼ばれ親しまれている鳥居があります。 もともとこの神社の鳥居は4つありましたが、原爆によりその2つが強烈な爆風とともに倒壊しました。 残った鳥居のうち1つは戦後、交通事故により撤去されたため、現在は右半分の柱だけを残した一本柱鳥居なっています。 原爆の威力を感じさせる場所です。
長崎の寺町通りに建つ朱色の山門が印象的なお寺です。 わが国最初の唐寺で日本黄檗宗発祥の地になります。 禁教令下の江戸時代初期は中国からの来航者が多く、自分たちがキリスト教徒ではないことの証明と、海の守護神である媽祖を祀ることを目的に唐寺を建立したそうです。長崎らしい歴史のお寺です。
巨大な観音像がシンボルのお寺で、黄檗宗の由緒あるお寺です。 長崎の唐寺のなかでも大きな寺院であったといわれ、戦前には現在の国宝にあたる特別保護建築物に指定されていましたが、原爆により焼失し、原爆被災者と戦没者の冥福を祈って建てられた、万国霊廟長崎観音が、長崎の街を静かに見渡している様子が印象的です。
長崎孔子廟は論語で知られる儒学の祖、孔子の遺品を納め祀ったのが始まりの建物です。その孔子廟に併設の中国歴代博物館は、北京故宮博物院をはじめ中国各地の博物館が所蔵する国宝級の貴重な文物を常時展示していて、長崎孔子廟が所蔵する関連資料や多数の銘品を展示され、見応えがあります。
唐津の松浦橋を渡った先にあるホテルです。 基本的にはビジネスホテルではありますが、虹の松原など、観光名所にも近くいので、観光にも使えます。 大浴場があるのが魅力で、ゆっくりできます。 ただ、辺りは食事処があまりないです。
グラバー園内の中央部にあるオープンカフェです。 長崎炭焼きコーヒー、日本で初めて大量生産を開始した飲料水であるBANZAIブランドのバンザイサイダーなどがあります。 花と木々に囲まれた開放感たっぷりのスペースになっていて、気持ちが良いです。
1865年に薩摩藩や長崎の豪商である小曽根家の援助を受けて、坂本龍馬とその同志20数人により結成された日本初の商社兼私設海軍になります。 貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中は、徳川幕府の倒幕を目的とした活動を行うとともに、グラバー商会と銃器の取引を開始し、藩に武器を卸す商業活動や物資の輸送や航海訓練なども行っていたそうで、長崎らしい歴史ある施設です。
長崎の原爆の爆心地にも近い場所にある原爆の資料館です。 廃墟となった町の再現など、痛ましい展示も多いですが、目を背けることはできません。 広島もこちらも日本人であれば、一度は見ておくべき場所かと思います。
長崎市にある福州地方の唐人たちの希望で、1629年に渡来した唐僧超然により創建されたお寺です。 中国風のお寺で、竜宮門を思わせる三門や珍異奇巧を極めている第一峰門があり、観光スポットとしても見応えがあります。