とり天南蛮
このお店が、とり天を世に送り出した歴史ある場所。店内にはまだ現役で活躍する名物のおばちゃんの存在感と、ガラガラ声が印象的です。バイトスタッフの接客には少し物足りなさを感じつつも、目当てのとり天南蛮の注文へ。
価格は730円とリーズナブルで、そのボリューム感に満足。南蛮ソースはピリ辛で甘みと酸味が絶妙にマッチし、しっとりとした衣がソースをしっかり吸い込んでいます。タルタルソースはないものの、その味わいはご飯との相性も抜群で、とり天南蛮の魅力に改めて感嘆しました。
とり天南蛮を堪能した一食は、大分出張の記憶に深く刻まれることでしょう。キッチンいこいでの食事は、とり天の歴史を肌で感じられる貴重な体験となりました。
- 西新駅
- 洋食
懐かしさあふれる食堂でのちゃんぽん
訪れた食堂は、その歴史を感じさせる風貌と、昭和を彷彿とさせる内装が特徴的な場所でした。石油ストーブや昼のワイドショーを流すテレビなど、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。
メニューはバリエーション豊かで、650円のちゃんぽんを選びました。野菜がしっかりと煮込まれていて、豚骨ベースのスープは非常に美味しかったです。スープまで完飲してしまうほど、お気に入りのちゃんぽんに出会えました。丼に記されたお店の屋号と電話番号は、昭和の雰囲気を感じさせる素敵なディテールです。
お店には常連客と思しき方々がカウンターに座り、慣れた様子で注文している姿も印象的でした。このような食堂が近くにあれば、様々なメニューを試してみたいと思わせるほど魅力的な場所です。素晴らしい食体験をありがとうございました。
- 室見駅
- 洋食
創作カレー香味庵の再訪体験
10年以上前からカリー菜館の時代から足を運んでいた創作カレー香味庵に、5年ぶりに訪れる機会がありました。記憶に残っている欧風のまろやかなルーと特徴的な黄色いターメリックライスが、今回の訪問では普通のライスに変わっていたことに少し驚きましたが、これはその日だけのことかもしれません。
以前と比べてルーのコクが少なくなったように感じられたものの、これは時間が経過する中で自分の味覚が変化した可能性も考えられます。もちろん、カレー自体は引き続き美味しいと感じました。
長年通い続けているお店を再訪すると、時の流れや変化を感じることがありますが、美味しいカレーを提供し続ける香味庵の姿勢には変わりがないようです。
- 藤崎駅(福岡)
- 洋食
茶碗蒸しと季節の味覚を楽しめる隠れ家的なお店
事前の予約なしで訪れたにも関わらず、幸運にも入店できたというラッキーな体験をしたお店。特に、茶碗蒸しのメニューが15種類もあり、その多様性に驚きました。土曜日の夜に電話で空席を確認し、訪問することになったようです。
この時期に提供されている白子は特に美味しく、白子を中心にお店を選んでいるとのこと。しかし、その中でも白子茶碗蒸しは格別のようです。また、納豆チーズ茶碗蒸しも大変気に入っており、納豆とチーズの好きな方にはたまらない一品としています。
お店の雰囲気にも触れており、くまさんの形をした卵焼きの可愛らしさや、少し甘めの味付けが好印象を与えているようです。牡蠣も旬の時期には特に粒が大きくなっていると感じられ、季節ごとの変化も楽しめる点が魅力的です。
細部にわたる心遣いも感じられるところで、割り箸ではない木の箸の使い心地や、清潔なトイレ、狭いながらも気にならないカウンター席など、細かな配慮が行き届いていることが伺えます。ただ、体が大きい人には少し通りにくいかもしれないとのこと。
場所は少し分かりにくいかもしれませんが、その分隠れ家的な魅力があるとのこと。美味しい茶碗蒸しと季節の味覚を楽しめる、おすすめのお店として紹介されています。
- 次郎丸駅
- 洋食
祖原にひっそりと佇む洋食系「勝福亭」での暖かな体験
洋食系の小料理屋「勝福亭」は、その名の通り縁起の良い雰囲気を持ち合わせた温かなお店です。店内はこじんまりとしていて、家庭的な温かさに満ちています。特に、法蓮草のオムレツをはじめとするグランドメニューの豊富さが魅力的ですが、この日はまず今日のおすすめから選んでみました。
連子鯛のオリーブOil焼きは700円で、お刺身でも楽しめる新鮮な鯛をふっくらとぱりっと焼いてくれます。その美味しさに箸が止まらないほどでした。また、ゴロゴロ野菜のHOTサラダは680円で、ボリュームたっぷりの暖かいお野菜が嬉しい一品です。
鶏の唐揚げやはちく(たけのこ)の唐揚げなど、他にも魅力的なメニューが目白押しで、ご主人の提案で両方を頂くことに。どちらも絶品で、幸せな気持ちに浸れました。ご主人が大阪での経験もお持ちで、大阪弁での会話やネタで盛り上がることができ、心地よい時間を過ごすことができました。
「勝福亭」は、暖かな雰囲気の中で洋食系の美味しい料理を楽しめる、祖原エリアにとって貴重な存在のお店です。次回の訪問が既に楽しみです。
- 西新駅
- 居酒屋
藤崎エリアの隠れたカクテルバー
藤崎エリアで美味しい食事を楽しむ場所は多いものの、落ち着いてお酒を味わえるバーはそう多くありません。そんな中、このカクテルバーはバーテンダーが本格的なカクテルを提供してくれる貴重な存在です。
店内はダークな雰囲気で、静かにつぶやき合うような大人の空間が広がっています。ビールのラインナップもプレミアム系瓶ビールが豊富で、ビール好きにはたまらないセレクション。ただし、希望するビールが在庫切れのこともあり、少し残念な気持ちになることも。
フードメニューはお酒のおつまみに特化しており、食事目的で訪れるよりも、他で軽く食事をしてからの訪問がおすすめです。流行の最先端を行く中洲のバーと比較すると、少し地方都市のバーの雰囲気がありますが、それが逆に居心地の良さにつながっています。
現在のクラフトビールブームを踏まえ、ビールリストの更新やIPA系を含む国内外の面白いビールの導入を望みます。そうなれば、さらにこのバーの魅力が増すことでしょう。近場でじっくりとお酒を楽しむには最適な場所です。
- 藤崎駅(福岡)
- 洋食
田舎の隠れ家的定食屋でのチキン南蛮定食
田舎にある小綺麗な定食屋さんを訪れた際の体験です。店内はボックス席が中心で、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができました。メニューは多彩で、その中でも一番人気というチキン南蛮定食を選択しました。タルタルソースはタル増しで提供され、ご飯は普通盛りにしましたが、大盛りやおかわりも無料でできることを後で知りました。
テーブルには北隣のみやま市で生産された高菜漬けがあり、使用されているご飯もみやま市産とのことで、地元の食材にこだわりを感じました。チキン南蛮はボリューム満点で、肉質も柔らかく、タルタルソースの酸味が控えめで食べやすかったですが、タル増しというには少し物足りなさを感じました。
味噌汁は揚げとかぼちゃが入った美味しいもので、切り干し大根の小鉢も付いていました。おかわりコーナーのご飯が品切れでしたが、店員さんにお願いすれば良かったかもしれません。また、テーブル上のふりかけの小袋も心憎いサービスでした。
価格は800円とやや高めですが、近所にあれば再訪したいと感じる程度のコスパです。全体的に満足できる食事で、ご馳走さまでした。
- 賀茂駅
- 洋食