沖縄気分を楽しむ普通の食堂
こちらの食堂は普通の食堂の雰囲気ですが、メニューにはゴーヤチャンプル(880円)と麩チャンプル(850円)といった沖縄料理があります。なぜなら、こちらは沖縄タウンに位置しているからです。
あまり期待せずにゴーヤチャンプル定食を注文しました。このセットにはメイン料理のほかに、ごはん、味噌汁、サラダ、酢の物、新香が付いています。
ゴーヤチャンプルは意外にも美味しいです。具材にはゴーヤ、絹ごし豆腐、たまご、豚肉が含まれており、それぞれにダシの味がしっかりと染み込んでいます。このおかげでごはんが進みます。ゴーヤの苦みが控えめで、誰でも楽しめる味わいです。
麩チャンプルには、麩、キャベツ、モヤシが入っています。こちらもダシの風味がしっかりと感じられ、特にもっちりとした麩が美味しいです。
価格が高いかなと思いましたが、サラダもメイン料理も大盛りで提供され、美味しさもお得感もあります。時折沖縄気分を味わいたいときにはおススメのお店です。
- 代田橋駅
- ラーメン
チャーシューが絶品の戸越銀座ラーメン店
いつも賑やかな戸越銀座商店街は、関東一とも言われる全長1.3キロの商店街で、大きなショッピングセンターなどは不要です。この街中華のお店は、何度も訪れるたびに満足感に包まれる名店です。
前回は臨時休業に遭遇し、がっかりしましたが、今回はチャーシューに期待が高まります。チャーシューは松・竹・梅からお好みで選択でき、今回は「竹」のチャーシュー2種(バラとモモ)を注文しました。
店内はアットホームな雰囲気で、スタッフのキビキビとした対応が好感を持てます。醤油ラーメン(竹)900円を注文すると、シンプルな盛り付けで、具材はチャーシュー2種、メンマ、海苔、刻みネギが丼の上に並びます。
スープはコクと旨みが豊かで、特徴的なカエシが絶妙に馴染んで口に広がります。スープの美味しさはたまりません。
麺は国産小麦100%の自家製麺で、エッジの効いた食感があり、スープとの一体感が素晴らしいです。バラチャーシューは香ばしく、ジューシーで脂身が美味しいです。また、モモのつるし焼きは適度な噛み応えと柔らかさが絶妙です。
この素晴らしいチャーシューを堪能できる一杯は、ラーメンの美味しさと素晴らしさを再認識させてくれました。ご馳走様でした!
- 恵比寿駅
- ラーメン
宮益坂の街中華でラーメンを楽しむ
宮益坂にあるこの街中華のお店、その風情から期待が高まります。ただ、らーちゃーが950円とやや高めなのは、立地や時期のせいかもしれません。
しかし、ラーメンは期待以上の美味しさでした。スープは優しく、心温まる味わいがあります。具材は特に変わったものはないのですが、スープと麺が絶妙にマッチしており、他の具材はあくまでオマケと言えるほどです。ネギがたっぷり入っているのもうれしいポイントです。
ただし、チャーハンは量が少なめで、味については好みが分かれるかもしれません。鍋の鉄の味が強く、その風味が強調されているため、好みが分かれるかもしれません。こういった味わいが、街中華の醍醐味なのかもしれませんね。
次回は餃子を試してみるのも良いかもしれません。
- 幡ケ谷駅
- ラーメン
普通のつけ麺を味わいつつ、雰囲気とサービスに改善の余地あり
このお店はカウンター席が約12席から13席ほどで、天井が特徴的な木目調のアジアン風で、洒落た雰囲気が漂っています。店内は暗めではありますが、雰囲気的には暗すぎず、清潔感があります。
ただし、清潔感はあるものの、新しいという印象ではなく、グラスが少し薄汚れているように見えたことが気になりました。店員さんは無愛想な感じで、山男のような印象で、一人でホールを担当していました。
メニューにはラーメンもありましたが、つけ麺が一択で、味玉つけ麺を選びました(800円)。麺の太さを選べるオプションもあり、太麺を選択しましたが、実際の麺は予想よりも細めでした。
【麺】
麺は大きな器に入っており、ピロッとしていてやや柔らかめの中細麺でした。太麺をオーダーしたにも関わらず、太さが物足りない感じでした。コシはある程度ありましたが、特筆すべきものではありませんでした。
【具】
麺の上にはネギと胡麻が散りばめられており、味玉も添えられています。つけ汁の中にはブロック状のチャーシューや細いメンマ、ネギがあります。具材が少し足りない印象で、味玉は柔らかめでサッパリとした味わいで、チャーシューはとろっとした脂身があり、旨味が感じられました。
【つけ汁】
つけ汁はしょっぱさが抜けた醤油系で、複雑な味わいがありますが、魚介や豚骨の風味は感じられませんでした。粘度は低めでややとろみがあり、やや甘味があります。味はまあまあ美味しいですが、標準的で個性に欠ける感じでした。
総じて、普通のつけ麺を味わえるお店です。ただし、麺が太麺という期待には応えず、突出する要素が少なかったのが残念でした。また、空調が効いていない印象や、店員さんの無気力な様子が目立ち、雰囲気とサービス面で改善の余地があると感じました。
特筆すべきは、メニューにはなかったもやしがサービスで提供されたことですが、店内に案内がなく、利用するかどうか迷いました。
ご馳走様でした(^^)/
- 代田橋駅
- ラーメン
明るく清潔感のある中華屋さんで王道メニューを楽しむ
この中華屋さんの店内は明るく、清潔感があります。典型的な中華屋さんのような、油の汚れなどは一切見当たりません。
厨房では年配のご夫婦おふたりが料理を作り、そしてもしかしたら娘さん⁈と思しき女性が一人でホールを担当しています。
壁には、まさに街中華のお手本のようなメニューが貼ってあり、見ているだけでワクワクします。
こちらのオーダーも、店が定番ならば王道のメニューで、ニラレバ炒め、チャーハン、餃子を注文しました。どれも街中華の王道メニューで、味はどちらかというと控えめな印象です。中華独特の濃い味やコッテリ感はあまり感じられず、ご夫婦の見た目通りかもしれません。
飲み物は、老酒をお燗で一合。これが非常に美味しかったです。
こういう街中華のお店、なくならないで欲しいなーと感じました。
- 中目黒駅
- ラーメン
満席の人気店で楽しむコクのある塩ラーメン
ランチタイムに訪れたお店は、すでに満席でした。券売機のPOPには、塩ラーメンと塩つけ麺が一押しと書かれています。私は迷わず塩ラーメンを選びました。待つことしばらくして、注文した塩ラーメンが出てきました。
このお店の特徴は、逆三角形のような器で、まず目に留まります。スープを先に試してみると、塩味ですがコクがあります。麺は細麺で、非常に美味しいです。大きめのメンマが入っており、ざっくりとした食感が楽しめます。ただし、メンマの味は少し醤油っぽいかもしれません。私の好みに合っていますが、塩ラーメンとしては濃厚さが足りず、少し物足りなさを感じました。
満席の人気店でいただいた、コクのある塩ラーメン、ご馳走様でした。
- 中目黒駅
- ラーメン
昭和レトロな雰囲気で楽しむ、永福町大勝軒系のワンタン麺
昔から気になっていたお店に、ついに訪れました。土曜の昼下がり、お店は賑わっており、その人気ぶりに驚きました。雑誌やテレビで話題になっていない、隠れた名店の雰囲気が好きです。こちらのお店は、つけめんの大勝軒よりも好みだと感じました。
以前は行列ができるほどの人気ではなかったようですが、今回は回転が良かったので、すぐに入店できました。店内は歴史を感じる雰囲気で、カウンター席に案内されました。
メニューを見ると、永福町大勝軒の特徴である「氷無料で分けてあげます」という文字が目に入りました。これは永福町で昭和30年代に製氷機を購入して、子どもが熱中症になった際に氷を分けて欲しいというリクエストに答えてからの伝統だそうです。
注文はワンタン麺。厨房では初老のおやじさんがひっきりなしに麺を作っていました。大きな釜の中ではスープが茶色く、草むらと同じような色合いです。最後にラードを加え、平ザルで麺を湯切りして盛り付けられます。
ワンタン麺が運ばれてきました。麺の量は多く、チャーシューやメンマ、ノリ、卵、ネギがトッピングされています。スープはラードが多めで、テカっていますが、煮干の風味は感じられます。タレの濃さは控えめで、草むらの方がタレが強烈な印象です。
麺は柔らかめで、ワンタンは餡が少ないものの数は多く、チャーシューは厚めのロース肉です。チャーシューはロースならではのパサパサ感がありました。
最後に、ゆずが提供され、永福町大勝軒系の流儀に従ってスープに加えていただきますが、ゆずの香りは途中まで感じませんでした。
このお店は近くにあれば良いですが、わざわざ電車に乗って行く価値があるかどうかは微妙かもしれません。美味しい麺と共に昭和レトロな雰囲気を楽しむことができました。
- 代田橋駅
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薩摩料理の美味しさを楽しむ、鯖の灰干し定食
恵比寿に位置する、鹿児島から取り寄せた新鮮な食材を使用した薩摩料理が楽しめるお店に行ってきました。
ランチタイムに到着し、奥にある階段を上がってお店に入りました。場所は少し分かりにくいかもしれませんが、ランチが始まっていたので訪れることができました。
カウンター席と座敷があり、この日は先客はいませんでした。カウンター席に座り、鯖の灰干し定食を注文しました。
鯖の灰干しは初めての経験で、特殊なフィルムで魚を包み、火山灰の中で魚の水分を抜く干物の製法だそうです。この方法により、魚が酸化せず、臭みも少なく、ふっくらと焼き上げられるのだとか。
結果、鯖はふっくらとした食感で、美味しくいただけました。鯖の灰干しの独特の風味と旨味を楽しむことができました。
- 神泉駅
- ラーメン