源頼朝、伊藤博文、松方正義、有栖川宮熾仁など身分の高い人が訪れた丘
日本遺産スタンプラリーで訪れました。先ずは標高297mの頂上にある烏森神社に参拝です。古くは源頼朝が那須野巻狩の際に豊猟を祈願したと伝えられ那須疎水を開削した印南丈作・矢板武が開拓の氏神様として社殿を再建したことで「開拓のおやしろ」と呼ばれております。朱色を主体としたお社は最盛期の紅葉時期や桜の時期に映えるでしょうね。側に那須野が原の英雄である印南丈作の頌徳碑(那須塩原市文化財)が建っております。1898年建立の記念碑は漢文で丈作の業績を讃えております。那須開墾社旧株主・賛同者により建立されたとのことで丈作の人柄が偲ばれます。神社へと通ずる中央の階段下に日本遺産標柱が建っていて烏ヶ森の丘(那須塩原市文化財)が日本遺産構成文化財の一つで源頼朝、伊藤博文、松方正義、有栖川宮熾仁親王など身分の高い人々がこの丘を訪れております。現在もそうですが人を惹きつける場所だと感じました。園内のモミジは色づき始めていて最盛期には多くの人で賑わいそうです。
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乃木別邸内を見学
境内は七五三詣で賑わっておりました。特に乃木大太鼓が人気で子供達が楽しそうに叩いておりました。静沼ではカモが並んで体を丸くして休んでおりました。乃木別邸は日本遺産構成文化財の一つです。乃木別邸(栃木県文化財)前にある日本遺産の標柱に貼られているQRコードを読み込みスタンプをゲットしました。前回訪れた時に閉まっていた乃木別邸内を見学しました。1993年再建されたものです。土間の端に蓑がかけられ時代を感じられました。板の間に囲炉裏がありコチラで乃木大将は静子夫人と食事をされていたことが窺えます。和室には調度品や掛け軸などがさり気なく置かれ当時の様子を再現しておりました。通算4年間過ごした別邸は乃木大将と静子夫人にとって居心地が良くリフレッシュされた場所であったろうと感じました。
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