中興開山妙哲尼様
妙哲尼高和尚が開山したお寺です。いちかいの民話に収められております。明治の初め
のある夏のこと市塙村では雨が降らず年貢米どころか自分たちの喰う米にも困っており
ました。村の人達は考えた末に妙哲尼様に相談することにしました。妙哲尼様は御本
尊様に向き合うと南無阿弥陀仏を静かに唱え始めました。そうしたと思ったら南無阿弥
陀仏と書かれていた手を御本尊様の前にかざして静かに左右に手を動かし始めました。
その祈りは一昼夜にわたり続きました。すると夜も白々と明けてきた頃に大粒の雨がザ
ザッーと降り出したというお話です。次は安政二年の春のこと市塙村の名主に迎えられ
て名主の家に間借りしていた頃のお話です。妙哲尼様は贅沢を嫌い粗末な暮らしをして
おりました。毎日仏の道を説いて回ったり村の人の探し物を一緒に探してあげたり天気
を占ったりしておりました。それがまたよく当たると評判だったそうです。名主や村人
達が妙哲尼様のお住みいただく御堂を建てたいと申し上げると今年は何か大きな事が起
こりそうなので断りました。すると予言が的中して秋に安政の大地震が起きて市塙村で
も大被害となりました。それから妙哲尼様が市塙に来て七年過ぎたころ立派な釈迦堂が
造られたというお話です。二つのお話から常に人々に慕われ頼りにされていた和尚様だ
ったということが分かりました。何方でも尊敬できる人物です。境内には墓塔の他に百
回忌記念の石像もあり現在もこれからも愛され続ける和尚様です。
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パティオのような雰囲気で、緑も植えられています。
北おおさか信用金庫は大阪の茨木市に本店を置く信用金庫で、そんなにメジャーな感じではないですが、大阪の各地で目にする明るい緑の看板の信用金庫です。
この豊里大橋支店は今里線のだいどうとよさと駅から徒歩約8分、豊里大橋を渡る手前の道を右手に入り込んだところにあります。場所は目立たないところですが建物としては結構立派で、店舗の前はれんがを敷き詰めたパティオのような雰囲気で緑も植えられていまして癒されるイメージがあります。古めかしさも覚えますが、この場所にしては結構大きな規模を誇る信用金庫です。ここは昼の窓口が11時半から12時半まで閉鎖されるので注意が必要です。
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