口コミ
推定樹齢110年、樹高11.5ｍ、目通り周囲2ｍのシダレザクラ(那須塩原市天然記念物)が満開で写真を撮る人で賑わっておりました。バランス良く枝垂れているのが良いです。まだ若い木なのでコレカラも幹を太くし枝を増やし成長していくだろうと思いました。
八溝山周辺地域を巡るドライブスタンプラリーで訪れました。境内に細石(さざれいし)の巌が祀られていて君が代の歌詞にも登場する石です。小さな石が寄り集まって大きくなったように見える石灰質角礫岩は悠久の時間をかけて成長するので人を凌駕した根気があり正に神霊が宿っていると感じました。乃木将軍の愛馬である殿号が祀られております。皇太子殿下であった後の大正天皇から贈られたので殿下の殿を名前としたそうです。この地の別邸で晩年を過ごし乃木将軍夫妻の殉死から3年後に亡くなりました。生前の写真も掲示されていて立派な馬であることが分ります。境内の静子林(静子夫人が杉苗を買い求めて植えたことから)に塚がありソノ下に埋葬されております。将軍夫妻が殉死されてからは心の中では寂しかったであろうと感じました。倒れた時にあの世でやっと一緒に過ごせると思ったのかも知れません。乃木将軍と共に語り継がれる名馬です。
境内は七五三詣で賑わっておりました。特に乃木大太鼓が人気で子供達が楽しそうに叩いておりました。静沼ではカモが並んで体を丸くして休んでおりました。乃木別邸は日本遺産構成文化財の一つです。乃木別邸(栃木県文化財)前にある日本遺産の標柱に貼られているQRコードを読み込みスタンプをゲットしました。前回訪れた時に閉まっていた乃木別邸内を見学しました。1993年再建されたものです。土間の端に蓑がかけられ時代を感じられました。板の間に囲炉裏がありコチラで乃木大将は静子夫人と食事をされていたことが窺えます。和室には調度品や掛け軸などがさり気なく置かれ当時の様子を再現しておりました。通算4年間過ごした別邸は乃木大将と静子夫人にとって居心地が良くリフレッシュされた場所であったろうと感じました。
花手水があるという事で行ってみました。鳥居から大きくて格好良かったです。境内も広くてとても好きな感じの神社でした。手水舎にはアヒルとカエルの置き物で工夫がされていて素敵でした。季節柄、風鈴が沢山吊るされていて音色がとても美しくてうっとりしちゃいました。また訪れたいです。
日清、日露戦争など数多くの戦争などで大活躍された乃木希典将軍が御祭神で静子夫人が配祀となっております。境内に入ってすぐシダレザクラが目に留まりました。樹齢100年以上の古木は広範囲で枝が枝垂れ踊りを踊っているように活発に見えました。来春咲く頃に訪れてみたいサクラです。手水舎では寒色のアジサイが浮かべられ季節を感じることが出来ました。数多くの風鈴も吊り下げされ涼やかな音色を鳴らしておりました。授与所には色んな種類の御朱印、おみくじ、御守り、絵馬などの他にコチラならではの乃木将軍関連の物も置いてありました。宝物館を見学しました。本日は県民の日協賛で無料入館です。乃木将軍と静子夫人の関連する資料が展示されていて軍服、銃、写真、掛け軸、文書が目立ちました。将軍と交友関係のあった人、将軍が和歌を嗜んでいたこと、将軍が明治天皇に崇拝していたこと、別邸での生活などが館内に詰まっておりました。個人としては膨大な量なので人の何倍も功績があったことを物語っております。境内には乃木別邸(栃木県文化財)がある乃木公園があります。昼間でも木陰で涼しい整備された道を通り夫人の名前から取った静沼へと向かいました。かつては乃木将軍の水田であった場所だそうで畔には水車があり沼では鯉が口をパクパクさせておりました。東屋も設置されていて長閑な景色を満喫することが出来ます。スグ側に乃木希典那須野旧宅(日本遺産、栃木県文化財)があります。別邸であり4度の休職中に村人と共に農作業に勤しんだ場所です。現在の建物は復元された物で外観が見られます。伸び伸びとした生活をされておられたことが感じられました。樹齢100～200年の木が見られる樹林(那須塩原市天然記念物)を通り境内を流れる乃木清水に向いました。乃木将軍が顔を洗ったりしたそうです。透き通っていて透明度が高いので乃木将軍が自慢しただけあるなあと思いました。そこにノギカワモズク(那須塩原市天然記念物)が川底の石に着いているそうです。苔で覆われた石の端っこで茶色で枝が数珠玉のように動く物が幾つか目に入りました。水の流れに対し石にへばりつきながらビヨーンビヨーンとしているようでユニークな動きをしておりました。神社境内は乃木将軍が生き生きと過ごした痕跡が感じられる場所です。
結局観光だけにしてしまった場所
- 投稿日
かなり以前になりますが
将軍乃木希典の夫人静子氏について書かないかと
ある出版社の編集長から言われたことがありました
取りあえず取材だけはしてみようと訪れとき
広い境内にある手水舎や
延々と続くような横長の神札所
乃木清水と称される湧き水
そして一番印象に残ったのが木造の愛馬「殿号」の白い姿
これはわたしが乗馬をしていたから
たとえ木造であっても見過ごせなかったせいです
訪れる人はさほど多く見かけませんでしたが
神域ですからどなたも粛々としておられました
明治天皇崩御で殉死された乃木希典将軍への評価は
人それぞれでしょう
ただ夫・乃木希典とともにこの世を去った静子夫人が
いまの時代なら若すぎる５４歳だったと知ると
打診された伝記を書く気になれず
辞退したのでした
乃木神社は明治時代の軍人乃木希典を祀った神社ですが、全国に何か所かあるうちのここはそのうちのひとつです。
乃木希典像や池のある乃木公園や平成5年3月再建の県指定史跡「乃木希典那須野旧宅」(乃木別邸)が隣接しています。
概要
