京都の八坂神社の手前にある祇園小石です。
ここは昭和11年創業という歴史のある飴の専門店で、店頭の飴色の大きなのれんもよく目立ちます。

暖色系の光の演出が良い感じの売り場には数多くの色とりどりの飴が並べられています。6種の飴を詰め合わせた祇園小石なるものが人気のようです。値段もお手頃です。
店内には甘味処もあって、ここでは秘伝の黒みつをたっぷり使ったかき氷やパフェがいただけます。黒みつの上品な甘さが堪能できますし、京都らしい抹茶甘味メニューもいろいろとあります。

祇󠄀園四条駅から八坂神社に向かう途中にあるちりめん山椒で有名なお店の「はれま」です。
はれまは本店が清水五条の近くにあり、この祇園店は昭和22年の創業になりますが、ゆったりとしたモダンな町屋風のつくりがなかなか良いものです。

はれまは京都のちりめん山椒の発祥のお店と言われていて、観光ストリートの真ん中という地の利もあって多くの人が訪れます。
保存のきくちりめんじゃこに昔から京都の料理に使われてきたピリッとした刺激の心地良い山椒をまぶしたこの名物のちりめん山椒は、御飯のお供としても最高ですし御土産としても喜ばれると思います。

京都の八坂神社のすぐ前にある川勝は京漬物で有名なお店です。
古めかしい年季の入った看板と思わせぶりな古樽、そして粋な感じの紅のれんとなかなか雰囲気たっぷりのお店です。

店内には数多くの京漬物が並べられていて、その上品なカラフルさは見ているだけでも楽しくなります。
ここはこうした漬物とお茶漬けがいただける「ぶぶ家」というお食事処も併設されていますが、10種類ほどの漬物をおひつに入った御飯でお茶漬けで食べられるメニューが人気です。
京都らしいお食事が楽しめるお店ですが、人気店故、週末や観光シーズンなどはかなり待つことを覚悟しておいた方が良いでしょう。

京都の八坂神社の北側すぐ近くの東山通り沿いにあるラーメン店です。「京」と書いて「みやこ」と読みます。

外観は町屋風の上品な落ち着いたたたずまいで、店内はお洒落な和モダン風の雰囲気です。
こちらのラーメンは「京都熟成細麺」とうたい、もちもちながらもなめらかな低温熟成が売りとなっています。自慢の白湯スープは比較的あっさりとして食べやすいタイプですが、特濃こってりバージョンもあります。またここはオリジナルの黒炒飯も人気です。
日本的な外観に加え、場所柄もあってか、特に外国人観光客の姿が目立つお店です。

京都御所の清和門の近くにあるひっそりとした神社です。三條実美公を祀る神社で、萩や名水でその名が知られています。

境内は緑豊かで、その昔、本堂近くの舞台を借りて会合を行ったこともあります。
京都で梨木神社が一躍有名になったのは1977年の元旦におこった爆破事件なのですが、今は静かなお寺として落ち着きを取り戻しつつあります。ただ境内にマンションが建てられたことでまた話題にもなりました。
その境内には秋には500本もの萩の花が咲き、近くに紫式部ゆかりの廬山寺もありますから、萩の頃には平安朝に思いを馳せながら境内を散策してみるのも良いでしょう。