大型温泉ホテル
日帰り入浴に訪れフロントで500円を支払いお風呂へと向かいました。4か所のお風呂がありますが全て着替えないと行けません。それなので今回は紅葉の湯にしました。私が浸かった時は貸切でしたが10分もしないうちに続々とお客さんが入ってこられました。100%源泉かけ流しでありながらワンコインでリーズナブルですから当然です。pH6.8の中性のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉の湯の主な成分はナトリウムイオン302.7mg、塩素イオン374.5mg、炭酸水素イオン470.2mg、メタケイ酸174.3mg、メタホウ酸36.9mgとなっていてツルツルの肌触りです。湯舟に茶色の湯の花が浮いているのはろ過していない証拠であります。内風呂ですが温湯なので体に負担がかからず長く浸かっていられました。
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国木田独歩とお雛様
第8回塩原雛巡りスタンプラリーで訪れました。敷地内に国木田独歩文学碑があり会津屋さんの事が刻まれておりました。明治28年に佐々城信子との恋愛逃避行で塩原を訪れていて独歩の死後に出版された日記「欺かざるの記(前編・後編)」にはソノ時の様子が鮮明に書き綴られております。数多くの文人墨客が塩原に魅了されておりますがコノ人もソノ一人です。入口の両側のショーケースにお雛様が飾られておりました。片側のは手毬みたいお雛様と小坊主さんでホンワカとしたユニークな作品です。もう片側は爽やかな藤色の毛氈の二段飾りでフックラとした陶雛の作品です。館内の玄関には安土雛が飾られておりました。名前の通り安土桃山時代に登場したお雛様で伝統的雛人形です。邪気を払い健康を願う意味を持っているので出入りのある玄関に飾られているのだろうと思いました。
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タヌキの宿
第8回塩原雛巡りスタンプラリーで訪れました。敷地内に泉漾太郎民謡碑があります。塩原の福渡温泉の旅館である和泉屋の田代太平さんのことで野口雨情さんの弟子で詩人です。竹久夢二さんと親友で山岡荘八さんとは義兄弟の仲でした。大田原高校、黒田原中学校などの校歌の作詞も手掛けた塩原の偉人です。新湯温泉を詠んでいるので中間地点で目に付きやすいコチラに建立したのかも知れません。館内に入ると吊るし雛が飾られておりました。でもコチラの宿は何と言ってもタヌキだらけの宿でドウしてもソチラに目が向いてしまいます。たぬき大明神を始めとしてドングリ眼のトボケ顔のタヌキが憎めないです。フロントにも両手両足を伸ばしリラックスしたタヌキのヌイグルミが置かれておりました。タヌキに癒されるお宿です。
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