部屋数106あり見どころタップリ
本日は栃木県民の日を記念して館内も庭園も無料です。大正天皇の別荘として建てられた建物で国重要文化財になっております。館内に入り中庭を見ました。綺麗に整備されております。中庭は決められた日にしか入れないそうです。また二階までは本日は無料で見学出来ますが三階は有料だそうです。表御食堂では大正天皇即位礼祝宴料理のメニューと当時の写真が展示されております。西洋風でありながら和のテイストが感じられる高級料理だと思いました。謁見所には大正天皇に謁見された方々の名前が記載されております。皇族、閣僚、軍人、大使、臣下とあり地位が高い方に限られていたことが分かりました。丸く縁どられた窓から庭園の日光市天然記念物シダレザクラ(樹齢400年)が眺められます。花の咲く時期は最高でしょうね。紀州徳川家の襖絵には当時の名立たる絵師達によって描かれております。数多く展示されていて思わず目を見張りました。庭園では那須ヒオウギアヤメ、クリンソウが咲いていて池の畔が鮮やかに彩られておりました。また三か所の防空壕もありました。万全の態勢です。見所が多い公園です。
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文化財の山車の展示と砂防ダムを含む石造文化のコーナーがある
センター内に弥生祭本家体(日光市文化財)が保存されております。1845年に製作された山車は二荒山神社例大祭の付祭の行事名からこのような名で呼ばれております。黒漆塗りを主体とした引き締まった総体に絢爛豪華な装飾彫刻などが多く施され何処から見ても美しい姿が堪能出来ました。付祭では沿道の観衆の誰もが注目しただろうなあと思いました。現在は付祭に出ることはありませんがセンターを訪れる人々にジックリと観賞する機会を与えてくれていてコノ場を通る人は思わず見入る山車だと思いました。二階は日光の登録有形文化財と土木遺産に指定されている数多くの砂防ダムを中心に構成されております。砂防ダムを含め日光の石造文化が花開く場所を訪れたいと思いました。ここに来た御陰で新たな日光の魅力を知ることが出来ました。
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地域の人に慕われているお寺
現在は無住のお寺ですが茂木町の名物である長寿柿の由来となったお寺です。本堂には
聖観世音菩薩立像(茂木町文化財)が祀られております。平安時代後期の作で総高21
3cmもある観音様です。案内板の写真では平和を祈るようなお顔とスリムな出で立ち
をしておられて機会があれば実物を拝顔したいと思いました。境内の御堂には木造釈迦
三尊像(茂木町文化財)が祀られております。鎌倉時代の作だそうで格子窓から窺うこ
とが出来ました。中尊は威厳が感じられ脇侍は目立たずに控えている様子が見て取れま
した。お寺では河井のささら(栃木県文化財)が行われます。午前中に河井八幡宮に奉
納され午後にお寺に奉納されます。昨年は行われたとのことで今年行われれば伝統行事
を一度拝見してみたいものだと思いました。
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