地下鉄の大倉山駅から歩いて15分程、石井川上流の石井橋北東の山王町に鎮座されています。創建年は明らかではありませんが、聖武天皇の神亀年間(724~)に近江国日吉大社より当地に勧請されたという古い歴史を持つ神社で、御祭神として大山咋尊、素盞雄尊をお祀りし山の守護神としての御神徳があります。銅板茸流造の御本殿、銅板茸切妻造の幣殿、銅板章入母屋造の拝殿から成り、太神宮社、金刀比羅神社、瑜神社、春日神社、寒神社、稲荷神社の境内末社6社が鎮座されています。社のすぐ傍まで住宅が迫まる小さな神社ですが静かで凛とした雰囲気が漂っていました。