しょうちゃん
さん
2024-04-02
全体公開
通称「楠寺」
地下鉄の大倉山駅から歩いて3分ほどのところにある臨済宗の寺院です。創建は元徳元年(1329年)、後醍醐天皇の勅願により明極楚俊禅師により開山、湊川合戦前に楠正成公がここに立ち寄り禅師と問答をして戦いに臨んだと言う伝承もあるようです。湊川の戦で敗れてこの寺で自刃した楠木正成公の菩提寺でもあり、そんな縁から通称「楠寺」と呼ばれています。神戸大空襲により堂塔伽藍は全て消失しその後再建されたもので建物は現代的なモダンな造りになっていて歴史を感じる雰囲気はありませんが、綺麗に整えられた境内には「瑠璃光苑」と名付けられた墓地もあって、大きな十三重塔の前には薬師如来様が祀られていて境内を見守っておられるような柔らかい雰囲気がありました。
廣厳寺
- 大倉山駅(兵庫)
- 暮らし・生活サービスその他