京都御所の清和門の近くにあるひっそりとした神社です。三條実美公を祀る神社で、萩や名水でその名が知られています。
境内は緑豊かで、その昔、本堂近くの舞台を借りて会合を行ったこともあります。
京都で梨木神社が一躍有名になったのは1977年の元旦におこった爆破事件なのですが、今は静かなお寺として落ち着きを取り戻しつつあります。ただ境内にマンションが建てられたことでまた話題にもなりました。
その境内には秋には500本もの萩の花が咲き、近くに紫式部ゆかりの廬山寺もありますから、萩の頃には平安朝に思いを馳せながら境内を散策してみるのも良いでしょう。