会津地鶏が看板メニューのお店。ざるそばと組み合わせて提供されているのですが、つけ汁に地鶏のお肉が入っています。歯ごたえ、そしてお肉のうまみが凝縮されておいしいです。
まさに看板メニューともいえ、この味を求める方も多いです。
お昼は駐車場がいっぱいになることも珍しくありません。

文の助茶屋は京都ではよく名前の知れた甘味のお店で、ここでは特にわらびもちが有名です。

本店は八坂の塔の近くにあるのですが、産寧坂沿いにこの清水店があります。ここは道の両側にいろいろなお店が並び立つ人通りの多い京都有数の観光ストリートで、この文の助のお店も、こじんまりとはしていますが、いかにも京都の観光地のお店といった雰囲気です。

大きくわらびもちをアピールされていまして、夏場はソフトクリームやかき氷も人気です。文の助のわらびもちはぷるぷるとした食感が心地良いです。店内でも食べられる席がありますが、こちらは寄席風の飾り付けがなかなか面白いです。

歴史的にも価値がある古民家を飲食店に改装しています。日本の原風景を思い出すような、どこか懐かしさすら感じる内装でした。
そこでいただく蕎麦は水が良いのか、雑味がなく、素材の味そのものを味わえるような品質です。
蕎麦だけではなく、地域の郷土料理も頂くことができました。

松栄堂は京都では長い歴史を誇るお香のお店です。本店は烏丸丸太町近くにありますが、観光エリアの清水の産寧坂にもお店を出しておられます。

建物は京の古い上品な商家風のつくりとなっていまして、茶紫の色を基調とした落ち着いた雰囲気です。
店内は芳しい香りが漂い、さまざまなお香が並んでいます。人ごみの中を歩き続けた後で、静かな店内でお香につつまれると心が癒され、穏やかな気分になれます。若い人たちにも受けそうな艶やかな品も見受けられて、これはこれで良い感じではありました。

京都の祇園から清水方面に向かう際に見えてくる五重塔で有名な法観寺です。
聖徳太子ゆかりの歴史のあるお寺で、八坂の塔という呼び名で知られ、京都の観光ポスターなどにもよく登場する有名なお寺です。

京都には東寺や醍醐寺など6つの五重塔がありますが、八坂の塔は観光地のまさにどまん中にあって、観光コースの中に組み入れやすいので、多くの人が訪れています。

石畳の坂道や京の風情ある古い町並みを背景に静かにそびえたつこの八坂の塔は、確かに京都らしい光景が楽しめます。しかもすぐ近くまで行けます。
ここで塔を見上げる舞妓さんの姿を見たこともありますが実に絵になる光景でした。

京都の祇園の八坂神社の南門前にある料理旅館です。
祇園の畑中といえば昔からある京都の有名な旅館で、前の通りは観光客でごったがえす人の溢れるところなのですが、一歩門をはいって石段を上がると閑静なみやび感の世界に変わり、そのギャップにしばし驚かされるものです。

ここでは風情ある客室で見た目も綺麗な京の懐石料理をいただくことができますし、高野檜の大浴場でゆっくりとからだと心を和らげることもできます。
場所柄もあって値段は結構なものですが、京情緒をじっくりと味わえる静かな旅館です。