大阪の本町の交差点角にあるハードロックカフェは古き良きアメリカンテイスト漂うインパクトの強いカフェでした。
広い店内、大音量で流れる音楽、随所に飾られたアメリカングッズなどがアメリカン・グラフティの世界に誘ってくれて、懐かしく楽しいひと時が味わえます。有名なミュージシャンのグッズなども並べられていました。

食べ物の値段は高いですが、ワイルドで豪快なメニューのオンパレードです。ボリュームたっぷりのビッグサイズのハンバーガーやこれでもかといわんばかりにどさっと盛られたフライドポテトなど食べ応え十分でメニューを見ているだけでも楽しくなります。生クリーム満載のデザート類も迫力十分です。
大勢でわいわい陽気に楽しみたい時にはハードロックカフェはやはり良いでしょう。

本町駅近くの船場センタービル9号館の地下にある有名なカレーのお店です。自由軒は織田作も好んで食べたという「名物カレー」で知られたお店で、このせんばの自由軒は難波本店の2代目店主から出店を認められたお店とのことです。

活気ある庶民性と若干の哀感が漂うこの食堂街の中ではなかなかの存在感を示すこのせんば自由軒は外観が居酒屋風で店前のメニューウインドウがやたらと大きいです。
カレーのまぶさった御飯にたまごが乗っている有名なカレーはここではインデアンカレーと呼ばれていますが、その名付けがちょっと安易なようにも思えます。この船場の自由軒はほかにも洋食のセットメニューやランチメニューなどもいろいろとそろっていますので、お昼時などは特にサラリーマンでにぎわいます。

船場センタービルは大阪の中心地である本町に広がる地下2階、地上4階建てというスケールの大きな昔ながらのショッピングゾーンで、その歴史も長くオープンは1970年となっています。
阪神高速の高架下の東西1kmの長細いエリアに1号館から10号館までが並び800店舗ほどのお店が入っています。

もともと繊維卸売業社が集中していた地域ということもあって、特に服飾関連のお店が集まっていますが、ほかにもアクセサリー、布団、かばん、雑貨などいろいろなお店があって、値段も結構リーズナブルなものが多いです。
地下に広がる飲食ゾーンも昔ながらの庶民的なお店が終結し、大阪らしい活気に満ちていてお昼時などはにぎわっています。年末には御堂筋イルミネーションに合わせて御堂筋沿いの建物前にイルミネーションの撮影スポットがつくられ、クリスマス時期など、道行く人の目を楽しませてくれています。

シティプラザ大阪は本町通に面した14階建ての大型シティホテルです。一際目を引く近未来的な外観で、ホテルの周りや入口、ロビーには緑が溢れ、1階外には無料の足湯がありますし、さらに最上階には天然温泉の露天風呂があるというまさにアーバンリゾートを地で行く都心のホテルとなっています。

正面入口をはいってフロントに向かう左右のレストランエリアも暖色系の照明が落ち着く洒落た空間でここには「リヴァージュ」というレストラン、「大江」という日本料理店、そして喫茶タリーズがはいっていまして、それぞれ都会の雑踏を離れてゆったりとした気分になれるようなお店となっています。