嵐電の嵐山駅を出て観光通をJRの踏切の方に4分ほど歩くと右手に見えるモダンなつくりのお店です。「おうすの里」と聞いても何のお店かよくわからない方も多いでしょうが、ここは京都で多店舗展開する高級梅干の専門店です。本社は京都の城陽町にあり梅の産地として名高い紀州みなべ出身の方により創業されたというお店で、そのキャッチフレーズは「京に咲く梅」とのことです。

こじんまりとした綺麗な店内には酸っぱいものから蜂蜜入りの甘いものまでさまざまなタイプの梅干が並んでいまして試食もできますし、しっかりと説明もしてもらえます。値段は結構しますが、朝からいただくと身が引き締まるような美味しさです。

丹山酒造は明治15年創業の老舗の酒造会社で、嵐山の上流の亀岡に蔵を構え、清く澄んだ水と自社で丹精をこめてつくる米をベースにしっかりとした風味のお酒を数多く造られています。

京都を代表する老舗が集まるこの嵐山昇龍苑にあるお店は、場所は目立たない奥のほうにあるのですが、開放感のあるつくりとなっていまして、自慢のお酒が並べられています。
女性杜氏の方が社長をされているとのことで、お洒落なデザインの瓶も多く、良い雰囲気の売り場をつくりあげています。凝った名前のお酒も多く、試飲もできますから楽しめます。

京都の右京の漬物の会社で、創業は昭和37年とのこと。京都の目ぼしい観光地などにお店を構える京漬物のもりですが、嵐電の嵐山駅を出たところにもお店があります。

立ち寄りやすい場所にあって、気軽に立ち寄れる雰囲気のお店です。
季節の野菜や嵐山の名産野菜を生かした漬物がいろいろと並んでいて見るからに美味しそうですし、お土産にもちょうど良さそうなものが並びます。
漬物は試食もできますので、その味を確かめることもできます。嵐山散策を終えて嵐電に乗る前に立ち寄るのも良いでしょう。