保津川下り
保津川遊船企業組合は嵐山の観光アクティビティとして有名な「保津川下り」の運営を行っておられます。
この保津川下りは保津川峡谷を船頭の操船技術で下る観光船で16 ㎞の渓流を約2時間で下るというコースです。
もともとは丹波の物資を京の都まで運ぶ荷船として始まったとのことですが、次第に観光船として移り変わり現在に至っています。
川下りのスリルを味わいながら、春の桜や秋の紅葉など四季折々の保津川の自然が堪能できるということで人気のコースとなっています。
JR亀岡駅近くから乗船して、渡月橋の近くで降船というパターンで、現在は運行を再開していて、基本的には一日7便、定員24名となっています。乗船料金は大人6000円、小人4500円に値上がりしています。
亀山公園の展望台から川を進む船を見ることができますが、絵葉書のような見事な光景を楽しむことができます。
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平家落人の今昔が分かる資料館
券売機で観覧料金510円を購入し係の人に渡すとパンフレットを頂けます。お休みどころではビデオが流れていて熊と鹿などの剥製が展示されておりました。調度営みどころでは雪降る中での身に付ける藁で編んだものが目に入りました。昔は雪の降る時期は定番の恰好だったんでしょう。人力での作業も人一倍苦労があったであろうと思われます。ですが現在はかまくら祭では映える格好であると感じました。よろず床どころでは昔の生活道具などが展示されております。また湯西川には医者がおらず重病人のときの対応なども記されておりました。山深いところならではです。隣の館には駕籠が吊り下げられ甲冑なども展示されておりました。ここで一番興味深いのは湯西川の平家の里が鎌倉方と和睦が実現したということです。800年の時を経てさぞや感慨深い出来事だったであろうと感じました。里の奥に赤間神宮があり安徳天皇を祀っております。戦の世になってサゾカシ安心していることでしょう。種々伝えどころでは甲冑や着物などが展示されておりますが平家落人伝説伝承地に目が留まりました。全国の広範囲に平家の子孫がいて現在でも全国平家会として交流があることが分りました。最後に床しどころを見学すると平清盛公と平敦盛公の姿像が展示されております。清盛公は威厳のある顔立ちが平家が隆盛であったことを物語っていました。敦盛公は源氏との決戦に向う時の様子でお顔立ちを見て心境が伝わってきました。平家落人を含めた湯西川の人々の昔と今が見て取れる資料館です。
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