阪急服部天神駅からは結構近くにあるのですが、駅の南西の踏切を越えた住宅街の中にあって、目立たないわかりにくい場所にあります。

一笑庵は本格的な美味しい手打ち蕎麦がいただけるこの地の老舗のお蕎麦屋さんで、愛想の良い老夫婦がやっておられます。昭和の懐かしいポスターが貼られた店内も何かいい感じですし、よく見ると結構広いです。
細くてこしのある蕎麦は喉越しが良いですし、だしもしっかりとした味わいです。丼とセットされた定食などもいろいろとあります。

阪急宝塚線の服部天神駅を西方向に出て、そこから延びる昔ながらの商店街を2分ほど歩くと左手に見えてくるお店です。

この駅は足の神様である服部天神宮のイメージが強く、特に祭りの時期は太鼓や横笛のBGMが流れ、町が浮き上がるような雰囲気が漂います。

この平ヒラ亭もそんな懐かしいお祭り気分を感じさせるお店で、黄色い看板に赤い提灯といったよく目立つ いでたちです。
この店のキャッチフレーズは「おばんざい倶楽部」で、手作りの家庭的なおばんざい料理がいただけるお店です。
気軽に入れる町の居酒屋といった風で、おふくろの味系の食事もいただけます。

墓地の一番高い所に石碑があり侠客梅五郎碑と書かれております。幕末から明治にかけ
て氏家宿から芳賀郡一帯をなわばりにした田野一家があり親分が横田梅吉で梅五郎と呼
ばれていました。剣術が優れた腕前だったそうです。子分が一時は数百名もいたそうで
1893年に栃木の刑務所で亡くなりました。碑は三回忌に残された子分達によって建
てられました。大親分の碑だけあり豪快さが感じられました。人一倍面倒見の良い人だ
ったのだろうと思いました。五輪塔1基及び瓶子(益子町文化財)があり大郷戸廃寺跡
の五輪塔群発見のおり供養したものです。五輪塔は墓地にあり風化は感じられますが地
輪、水輪、火輪、風輪、空輪ともに欠けてもなく保存状態が良いです。ハスの花も咲い
ておりました。スッキリとした印象のお寺です。