国重要文化財の建造物と勝道上人像
勝道上人が日光で最初に創建したお寺で日光山発祥の聖地とされていて今は廃寺となっている四本龍寺です。本宮神社を奥に進むと現在は輪王寺が管理されている四本龍寺の2棟の建造物(国重要文化財)が残されております。その前に紫雲石があります。外見は特徴がある石とは思えませんでしたが勝道上人がこの石の辺りから紫の雲が立ち上り男体山の方へたなびくのを見て四本龍寺を建てるキッカケとなったことから史跡として重要な石であります。807年に建立された当時の本堂である観音堂は飾り気はありませんがイブシ銀の出で立ちです。中を窺うと大きな厨子があり御本尊の千手観音様が祀られているとのことです。対照的にモウ一つの建造物である1685年再建された三重塔は朱色を主体とした目立つ造りとなっておりました。最下層が特に凝っていて軒下の十二支、速子窓の鮮やかな青緑、板唐戸の装飾とに目が留まりました。そこから暫し歩き輪王寺駐車場に建立されている勝道上人像を見つめました。彫刻家の巨匠である新開国臣さんのブロンズの作品です。日光山の一通りの完成によりホッと一息いれた表情のように映りました。また高い石の上におられるということは霊峰男体山を表していて上人は頂上から日光山の様子をくまなく眺め見守っているのではないかとも感じました。
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京都祇󠄀園の八坂神社。
京都市内の四条通と東大路通りがクロスする祇園の交差点の角のところにある八坂神社は全国の祇園社の総本社となっていてこのエリアではかかせない有名な神社となっています。
阪急や京阪の四条駅から繁華街をゆっくり北に歩くとどんつきにこの神社が見えてくるのですが、にぎやかな町中にうまく調和した荘厳さと華やかさが感じられます。
昔はよく極寒の大晦日に「おけらまいり」に訪れていました。ここは年始の初詣では例年ものすごい人が参拝に来ます。新年の境内にずらりと並ぶ屋台もゆっくり見て回ると結構面白いですし、神社の奥の円山公園あたりをゆっくり散策するのも楽しいです。
また八坂神社の常磐新殿では国宝の本殿で神前結婚式が行えるというのがいかにも京都らしく、まさに神縁を体感できる式を挙げことができるでしょう。
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