この子の伸び方があります
(前編)
お母さん。
お子さまの様子を見ていて、
こんなふうに感じることはありませんか。
「周りの子は、ちゃんとできているのに…」
「うちの子だけ、遅れている気がして…」
学校や塾では、どうしても
同じ基準で
比べられる場面が多くなります。
テストの点数や順位を見ると、
不安な気持ちになることも
ありますよね。
けれども、長く
子どもたちと関わっていて、私は
あることを
強く感じるようになりました。
それは、
「この子には、この子の伸び方がある」
ということです。
早い時期から
スムーズに進む子もいれば、
ゆっくりと時間をかけて
力をつけていく子もいます。
一人で
どんどん進める子もいれば、
誰かと一緒に取り組むことで
力を発揮する子もいます。
一見すると、
「差がついている」
ように見えることもありますが、
実際には、それぞれが
違うリズムで
成長しているだけなのです。
そして、もう一つ
大切なことがあります。
ゆっくり伸びる子の中には、
「内側でしっかりと力を育てている子」
が多いということです。
表には見えなくても、
・理解しようとしている
・感じ取ろうとしている
・自分なりに考えている
そんな時間が、静かに
積み重なっています。
その子の中で
進んでいるものは、
外から見える速さとは、
少し違うことがあります。
だからこそ、あるタイミングで
「ぐっと伸びる瞬間」が
訪れることがあります。
周りから見ると
突然の変化に見えますが、
その土台は、
すでに整っていたのです。
お母さん。
今の様子だけで判断してしまうと、
不安が大きくなってしまう
かもしれません。
でも、
「この子には、この子の伸び方がある」
そう見てあげることで、
関わり方も
少しずつ変わっていきます。
後編では、
その「伸び方」を
どのように支えていくのか、
そして、
ご家庭でできる関わりについて、
もう少し
具体的にお伝えいたします。
この子の伸び方があります
(後編)
お母さん。
前回は、
「この子には、この子の伸び方がある」
というお話をさせていただきました。
では、その伸び方を
どのように
支えていけばよいのでしょうか。
特別なことをする
必要はありません。
むしろ大切なのは、
安心できる関わりです。
ゆっくり伸びる子どもは、
とても繊細に
周りの空気を感じ取っています。
「できなかったらどうしよう」
「間違えたらどう思われるだろう」
そんな思いがあるからこそ、
慎重になり、
動きがゆっくりになることがあります。
だからこそ、
・急がせないこと
・比べないこと
・小さな変化を見つけること
これが、とても大切になります。
例えば、
・少しだけ取り組めた
・前よりも長く続けられた
・自分から一言、話してくれた
そんな小さな変化に気づき、
一緒に喜ぶこと。
その積み重ねが、
「これでいいんだ」という
安心感につながっていきます。
そして、この安心が整ってくると、
子どもは少しずつ
自分から動き始めます
やらされている状態から、
自分で選び、取り組む状態へと
静かに変わっていきます。
この変化は、
とてもゆっくりです。
けれども、一度
動き始めると、
その力はとても
確かなものになります。
そして
このような力は、
次のような能力へと
育ってゆきます。
・長い文章を読み取る力
・自分で考える力
・粘り強く取り組む力
中学受験や
その先の学びにおいても、
大きな土台となっていきます。
お母さん。
子どもは、
やる気で動くのではありません。
整ったときに、自然に
動き出します。
どうか焦らず、
その子のリズムを
大切にしてあげてください。
もしよろしければ、
今回のように
ゆっくりと伸びていくお子さまが、
どのようにして
「自分から学ぶ状態」へと変わっていくのか、
その具体的な流れをまとめています。
店舗情報ページのメニュー内
『「うちの子でも大丈夫?」賢明学院中学合格コーチング』
として掲載しています。
ご家庭での関わり方のヒントとしても、
よろしければご覧いただければと思います。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一