【実践編4】
勉強が続かない子には、
別の理由が隠れていることがあります
(前編)
お母さんへ。
「最初はやるのですが、
続かなくて・・・」
そんなご相談をいただくことがあります。
やり始めることはできる。
でも、
すぐに止まってしまう。
机には向かっているのに、
途中で手が止まってしまう。
続けようとしている様子はあるのに、
流れに乗れない。
そんな場面もあるかもしれません。
その様子を見ると、
「根気が足りないのかな」
「意志が弱いのでは・・・」
と感じてしまうことも
あると思います。
周りの子は
続けられているように見える中で、
わが子だけが
止まっているように感じると、
どうしても不安になりますよね。
「このままで大丈夫なのだろうか」
そんな思いがよぎるのも、
とても自然なことだと思います。
でも私は、
そんなお子さまたちを見ていて、
別の見方をすることがあります。
それは、
勉強が続かないことと、
将来伸びないことは、
必ずしも同じではない
ということです。
実際、
興味のあることには集中できる。
好きなことには夢中になれる。
そんなお子さまたちが、
勉強になるとパタリと
続かなくなることがあります。
そのとき私は、
「意志が弱い」
のではなく、
「続けやすい形になっていない」
のかもしれないと考えます。
一度にやる量が多い。
どこまでやればよいか分からない。
こうした状態では、
続ける前に流れが
止まってしまうことがあります。
つまり、
「続かない」のではなく、
「続く形になっていない」
という見方ができます。
止まっているように見える場面の中にも、
実は、
「あと少しで続けられるところ」
が残っていることがあります。
だから私は、
勉強が続かない姿を見るたびに、
「この子にはまだ伸びる余地がある」
と感じることがあります。
その子の中では、
続けようとする力が、
今も静かに働き続けています。
後編では、この流れを
どのように整えていけばよいのか。
ご家庭でも取り入れやすい考え方を、
やさしく見ていきたいと思います。
【実践編4】
勉強が続かない子には、
別の理由が隠れていることがあります
(後編)
お母さんへ。
前編でお伝えしたように、
勉強が続かないときは、
「流れ」が途切れていることがあります。
では、その流れは、どのように
整えていけばよいのでしょうか。
大切なのは、
「短く区切ること」
です。
一度に長く続けようとすると、
かえって流れが
止まりやすくなってしまうことがあります。
だからこそ、
まずは小さなところからで大丈夫です。
「5分だけやってみよう」
そんなふうに小さく区切ることで、
取り組みやすくなることがあります。
たとえば、
一つの問題だけでもいい。
一つのページだけでも十分です。
そうした小さな流れが、
次の行動へと
自然につながっていきます。
また、
少しできたところで止められた。
途中まででも続けられた。
そうした動きにも、
目を向けていくことが大切です。
「ここまで続いたね」
そんな一言が、
次の一歩を支えていきます。
続けられたことに
目を向けることで、
お子さまの中に、
小さな成功体験が
積み重なっていきます。
焦らなくて大丈夫です。
勉強は、
長くやることが大切
なのではありません。
続けられる形を作ることが、
何より大切です。
その流れをやさしく整えることで、
お子さまは少しずつ、
「自分のペースで続けられる感覚」
を持てるようになっていきます。
そして、その感覚が、
やがて自信へと
つながっていきます。
お母さんが、
「この子も大丈夫かもしれない」
と感じられるようになるのも、
こうした小さな積み重ねの
先にあるのかもしれません。
もしよろしければ、
店舗情報ページのメニュー内
『「うちの子でも大丈夫?」
賢明学院中学合格コーチング』
も、ご家庭でのヒントとして
ご覧いただければと思います。
このシリーズは、
〔実践1〕〜〔実践7〕でお届けしています。
やさしく続けて
ご覧いただければ幸いです。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一