【実践編5】
自信がないように見える子には、
別の理由が隠れていることがあります
(前編)
お母さんへ。
「うちの子、
自信がなくて・・・」
そんなご相談をいただくことがあります。
できていることもあるのに、
自分から手を挙げない。
間違えることを
とても気にしてしまう。
分かっているはずなのに、
自分から動こうとしない。
そんな場面も
あるかもしれません。
その様子を見ると、
「もっと自信を持ってほしい」
と感じてしまうことも
あると思います。
周りの子は自信があるように見える中で、
わが子だけが
控えめに見えてしまうと、
どうしても気になりますよね。
「このままで大丈夫なのだろうか」
そんな思いがよぎるのも、
とても自然なことだと思います。
でも私は、
自信がないように見えることと、
将来伸びないことは、
必ずしも同じではない
と感じています。
実際、
やさしく人に接することができる。
自分なりに考えている。
失敗しないよう慎重になっている。
そんなお子さまたちが、
自信がないように見えることがあります。
でもそれは、
「自信がない」のではなく、
「できた感覚が残っていない」
のかもしれません。
できた経験が
言葉になっていない。
変化に気づいてもらえていない。
小さな成功が
通り過ぎてしまっている。
こうした状態では、
できていることがあっても、
自分の中に
残りにくくなります。
つまり、
「自信がない」のではなく、
「できていることを
感じられていない」
という見方ができます。
自信がないように見える場面の中にも、
実は、
「できていること」が
たくさん含まれているのです。
だから私は、
自信がないように見えるお子さまを見ても、
「この子にはまだ伸びる力がある」
と感じることがあります。
その子の中では、
自分を支える力が、
今も静かに育ち続けています。
後編では、この感覚を
どのように育てていけばよいのか。
ご家庭でも取り入れやすい考え方を、
やさしく見ていきたいと思います。
【実践編5】
自信がないように見える子には、
別の理由が隠れていることがあります
(後編)
お母さんへ。
前編でお伝えしたように、
自信が持てないときは、
「できた感覚」が
残りにくくなっていることがあります。
では、その感覚は、
どのように育てていけばよいのでしょうか。
大切なのは、
「できたことをそのまま言葉にすること」
です。
まずは、
一つのポイントだけに
目を向けてみてください。
「最後まで座っていられたね」
そんな小さな変化を
そのまま伝えることで、
感覚は少しずつ育っていきます。
たとえば、
少し早く始められた。
途中まででも取り組めた。
そうした小さな積み重ねが、
次の自信へと
自然につながっていきます。
また、
失敗した場面でも、
最後まで取り組めた。
途中まで考えられた。
そうした動きにも、
目を向けていくことが大切です。
「ここまでできたね」
そんな一言が、
次の一歩を支えていきます。
結果だけでなく、
できた部分に
目を向けることで、
お子さまの中に、
小さな成功体験が
積み重なっていきます。
焦らなくて大丈夫です。
自信は、
大きな成功から生まれるもの
ではありません。
日々の小さな積み重ねの中で、
静かに育っていくものです。
その流れをやさしく支えることで、
お子さまは少しずつ、
「自分でもできるかもしれない」
という感覚を
持てるようになっていきます。
そして、その感覚が、
やがて自信へとつながっていきます。
お母さんが、
「この子も大丈夫かもしれない」
と感じられるようになるのも、
こうした小さな積み重ねの先なのかもしれません。
もしよろしければ、
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『「うちの子でも大丈夫?」
賢明学院中学合格コーチング』
も、ご家庭でのヒントとして
ご覧いただければと思います。
このシリーズは、
〔実践1〕〜〔実践7〕でお届けしています。
やさしく続けて
ご覧いただければ幸いです。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一