男子は高校まではゆっくり。でも、
あとから伸びる理由があります
(前編)
お母さんとお話ししていると、よく
こんなご相談をいただきます。
「うちの子、男の子なんですが、
本当に成長がゆっくりで…」
「小学生の頃から、
女の子の方が
しっかりしていますよね。」
そう感じておられる
お母さんはとても
多いと思います。
これは、
珍しいことではありません。
多くの男の子は、
小学生から高校生くらいまでは、
精神的な成長や
言葉の理解の部分が、
女の子より
ゆっくり進むことがあります。
例えば、
・文章を読むこと
・自分の気持ちを言葉にすること
・勉強の意味を理解すること
こうしたことが、なかなか
実感として結びつかないまま、
学校生活を送っている子も
少なくありません。
そのため、
お母さんから見ると、
「この子は大丈夫なのかな…」
と不安になることも
あると思います。
周りの子と比べてしまったり、
将来のことを考えたりすると、
先が見えなく感じることも
あるかもしれません。
けれど、
長く子どもたちを見ていると、
あることに気づきます。
それは、
男の子の成長は、あとから
大きく伸びることが多い
ということです。
高校までは
自信が持てなかった子が、
大学生になってから急に
学ぶ楽しさに気づいたり、
社会に出てから
力を発揮することもあります。
男の子は、
目に見える成長より先に、
内側で時間をかけて
力を育てていることがあります。
お母さんから見ると、
ゆっくりに見える時間も、
その子の中では、
見えない準備が静かに
進んでいる時期なのかもしれません。
後編では、なぜ男の子が
あとから伸びることがあるのか。
現場で感じてきたことを、
やさしく見ていきたいと思います。
男子の本当の力は、
あとから動き始めることがあります
(後編)
男の子の成長を見ていると、
ある共通点があります。
それは、
「役割」を感じたときに、
急に力が動き出すことがある
ということです。
例えば、
・家族のために働く
・誰かの役に立つ
・自分の得意なことを活かす
こうした経験を通して、
急に表情が変わる子を、
私は何人も見てきました。
それまで自信がなかった子が、
「自分にもできることがある」
そう感じた瞬間から、
大きく変わることがあります。
学校では、どうしても
テストの点数や
成績が目に入りやすくなります。
けれど社会では、
それだけではありません。
・継続する力
・真面目に取り組む姿勢
・人の話を聞く力
・粘り強く続ける力
こうした力が、少しずつ
人生を支えていきます。
そして実は、
男の子の中には、こうした力を
静かに育てている子が
たくさんいます。
高校までは
なかなか目立たなくても、
大学生や社会に出てから
大きく伸びる子どもは、
少なくありません。
もし今、
お子さまの成長が
ゆっくりに見えても、
それは決して
遅れているわけではありません。
周りと比べると、
不安になることも
あると思います。
けれど、
その子の中では、
見えにくい力が、今日も静かに
育っているのかもしれません。
焦らず、
お子さまのペースを見守る時間も、
未来につながる
大切な時間なのだと思います。
実際に、中学受験の現場でも、
小学生の頃には
落ち着かなかった男の子が、
受験を通して少しずつ自信をつけ、
中学・高校で
大きく伸びていく姿を
私は何度も見てきました。
スタディ・コーチング・ラボラトリーでは、
こうした男の子の
成長のリズムも大切にしながら、
賢明学院中学受験コースを行っています。
受験だけでなく、その先の
成長まで見据えながら、
「うちの子でも大丈夫」
と思える土台づくりを、
お子さまと一緒に進めています。