境内に郷土資料館(無料)があり中に入りました。昔の農機具や生活用品などが展示され郷愁をそそりました。1740年再建の本堂(那須塩原市文化財)は寄棟造りです。軒下を覗くと三軒になっていて組物が地垂木を支え上2段の飛檐垂木が放射状に広がり重厚な造りとなっておりました。また末広がりでもあるので験を担いでいるんでしょう。本堂の隣にある常楽滝は箒川の枝沢に懸かる落差5mの段瀑です。間近で眺められマイナスイオンをタップリと浴びれました。

礼拝堂を見学に伺いました。1914年に建てられた石造りの聖堂(栃木県文化財)です。歴史ある建物内を写真に収めました。一通り眺めて敷地内から車を出そうとしたときに丁度良く司祭さんが帰って来られたので話しかけ見学して分からなかったことを伺いました。12枚のステンドグラスがある上段と下段はイエス様の弟子達がモチーフになっていて中段はマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネのシンボルだという事です。オルガンが2台あり新しい方は特に興味は湧きませんでしたが古い方が気になったので伺うと1899年製の物だそうで司祭さんの推測では教会を設計したガーディナーさんの友人が寄付したのではないかとのお話でした。現在でも現役とのことで素晴らしい骨董品です。そのうち世間話となりサクラの話をしていると小山市のオモイガワザクラも秩父や日光地方で見られるチチブザクラも司祭さんのお父さんが発見したとのことで感謝でしかありません。サクラ繋がりで司祭さんを身近に感じられました。

日帰り入浴で伺いました。フロントで入浴料1000円(税込み)を払うとフェイスタオルを頂けバスタオルを貸してくれます。日帰り客は途中でスリッパに履き替え風呂場へと向かうようになっておりました。カランからも温泉が出ていることから湯量が豊富であることが分かります。大浴場は大人14人はユッタリと入れるサイズで露天風呂は大人4人ユッタリと入れるサイズです。どちらも共通していることはヒノキの浴槽であることで浸かると香が良くフィトンチッドの発散量が多いので様々なリラックス効果をもたらしてくれます。そしてpH9.6のアルカリ性単純温泉の湯は非常に柔らかいお湯です。大浴場は温めで長く浸かっていられ露天風呂はやや熱めですが外気の温度が低いので浸かっていると丁度良くなりました。

日帰り入浴に訪れました。入浴料1000円(税込み)で90分制です。貴重品ロッカーがあります。20人は楽に入れる大浴場でユッタリと寛げました。露天風呂は7,8人は入れるサイズで鬼怒川を眼下に見下ろせ迫りくる山々を間近に感じられるロケーションの良い場所です。もう少しすると紅葉を眺めながら入浴できそうです。時おり風が吹いていたので長く浸かっていられました。温泉は自家源泉でpH9.0のアルカリ性単純温泉で柔らかく肌触りが良いです。毎分314リットルの湧出量を誇るので大浴場、露天風呂共に湯がオーバーフローしていて新鮮な湯が次から次へと注がれ気持ちよく入浴できました。

カレーライス(辛口)700円税込みを注文しました。具材はタマネギ、豚肉です。辛口なので汗が次から次へと噴き出し止まりませんでしたがスパイシーで旨味とコクがあるカレーです。ソバと同等にカレーを食べている人を何人も見かけたのでお店の人気メニューなんだろうなと思いました。会計時に日光手打ちそばスタンプラリーの参加店なのでスタンプを押印して頂きました。