お母さんへ。
「この子は大丈夫だろうか」
そんな思いが
ふと
よぎることはありませんか。
うまくいっている日もあれば、
そうでない日もある。
その繰り返しの中で、
気持ちが揺れることもあると思います。
「今日はできていたのに」
「どうしてまた戻ってしまったのだろう」
そんなふうに感じる日も
あるかもしれません。
でも実は、
その揺れの中にも、確かに
積み重なっているものがあります。
お子さまの成長は、
まっすぐ一直線に進むもの
ではありません。
進んだように
見える日もあれば、
立ち止まっているように
感じる日もあります。
ときには、
後戻りしているように
感じることもあるかもしれません。
でも、そのすべての時間が、
お子さまにとって
大切なプロセスです。
見えにくいところで、
少しずつ
力は育っています。
昨日できなかったことが、
今日は
ほんの少しできている。
前よりも、少しだけ
気持ちが落ち着いている。
そんな小さな変化が、
静かに積み重なっています。
そしてその積み重ねが、
やがて
大きな力へとつながっていきます。
大きく変わったように見える瞬間は、
ある日、突然、
訪れるように感じるかもしれません。
でもその裏には、
これまでの小さな積み重ねが
確かに存在しています。
だからこそ、
今の状態だけで
判断する必要はありません。
「この子はどうなっていくのだろう」と
不安になるときこそ、
少しだけ視点を変えてみることが大切です。
「ここまで、どんな変化があっただろう」
そう振り返ってみると、
見えてくるものがあるかもしれません。
目に見えない時間の中でも、
お子さまは確かに
前に進んでいます。
その歩みはゆっくりでも、
止まっているわけ
ではありません。
そのことに気づいたとき、
少しだけ
心がやわらぐことも
あるかもしれません。
後編では、
その積み重ねをどのように受け止め、
やさしく見守っていくことで、
「この子で大丈夫」と
感じられるようになっていくのかを、
お伝えしていきます。
では、どのようにすれば、
「この子で大丈夫」と
感じられるように
なっていくのでしょうか。
大切なのは、
今ある小さな変化を、
そのまま受け止めることです。
大きな結果や、
目に見える成果だけを見るのではなく、
日々の中で起きている、
ほんのわずかな動きに
目を向けてみる。
「少しだけ取り組めた」
「前よりも落ち着いていた」
「声をかけたときの反応がやわらかかった」
そうした変化に気づくことで、
お子さまの成長は少しずつ
実感できるようになります。
そして大切なのは、
その変化を信じて待つことです。
すぐに結果が出なくても、
その時間は無駄ではありません。
見えないところで、
土台はしっかり育っています。
お子さまは、
安心できる環境の中で、
自分のペースで力を伸ばしていきます。
焦らなくて大丈夫です。
周りと比べる必要もありません。
そのお子さまには、
そのお子さまの歩みがあります。
その歩みは、
未来へとつながっています。
「この子は、この子のままで大丈夫」
そう感じられるようになると、
お母さんの心もやわらいでいきます。
その安心が、
お子さまにも伝わっていきます。
やさしい循環の中で、
お子さまは自然と前に進んでいきます。
不安が安心に変わるとき、
お子さまの中にも
やわらかな変化が生まれていきます。
その変化は目立たなくても、
未来へとつながる大切な力です。
その積み重ねの先に、
「この子で大丈夫」と
感じられる日が訪れます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
お母さんのやさしい関わりの中で、
お子さまはすでに一歩を歩み始めています。
焦らなくて大丈夫です。
そのままの関わりの中で、
その子らしい成長は静かに続いていきます。
もしよろしければ、
このような関わり方や学びの流れについても、
店舗情報ページの各メニュー内で、
具体的にご紹介しております。
ご家庭でのヒントとして、
よろしければご覧いただければと思います。
このシリーズは、【1】〜【10】でお届けしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一