このシリーズでは、
「やる気がないのではなく、流れが止まっているだけ」
という視点から、
お子さまの変化をやさしく見ていきます。
(前編)
お母さんへ。
「この子、どうしてできないんだろう」
そんなふうに感じてしまうこと、
ありませんか。
周りの子はできているのに、
うちの子だけが
止まっているように見える。
そうなると、どうしても
他の子と比べてしまいますよね。
「あの子はちゃんとやっているのに」
「どうしてこの子は動けないのだろう」
そして、気づけば
できていないところばかりに
目がいってしまう。
でも実は、ここに
大きな落とし穴があります。
それは、
「外に答えを探してしまうこと」です。
本当の答えは、すでにこの子の中にあります。
だからこそ、他の子と同じやり方では、
うまくいかないことがあるのです。
他の子のやり方を見て、
それをそのまま当てはめようとすると、
うまくいかないことが
とても多いのです。
なぜなら、
子どもは一人ひとり
動き方が違うからです。
同じように見えても、
・考え方
・感じ方
・動き出すタイミング
すべてが違います。
ですから、
他の子を見ても、
「この子がどうすれば動くのか」
その答えは見えてきません。
むしろ、
外に答えを求めるほど、
この子の本来の動き方から
離れてしまうこともあります。
周りと同じようにしよう
とすることで、
その子のリズムが
崩れてしまうこともあるのです。
本当は、
その子の中にあるはずの
小さな動きのサインに、
気づきにくくなってしまう。
だからこそ、
いったん立ち止まって、
「この子は、
どんなときに動いているだろう」
そんなふうに、見方を
少しだけ変えてみることが
とても大切になります。
その視点を持つことで、
これまで見えなかった
小さな変化や、
その子らしい動きが、
少しずつ見えてきます。
そしてその小さな変化は、
決して特別なものではなく、
日常の中に静かに
現れていることが多いものです。
後編では、
その視点をどのように
日常の中で活かしていくのか、
やさしくお伝えしていきます。
(後編)
では、どこを
見ればよいのでしょうか。
答えはとてもシンプルです。
この子の
中にあるものを見ることです。
たとえば、
・好きなことには集中している
・ある場面では自分から動いている
・ふとしたときに力を発揮している
そんな瞬間はありませんか。
実はそこに、
この子が動き出すヒントが
隠れています。
他の子と同じことができるか
どうかではなく、
この子が
どういうときに動くのか。
そこに目を向けていくと、
少しずつ
流れが変わっていきます。
できていないところを
直そうとするよりも、
できているところを
活かしていく。
その方が、
お子さまはずっと
自然に伸びていきます。
そして、
「この子の中に答えがある」
そう感じられるようになると、
お母さんの関わり方も
少しずつ変わってきます。
声のかけ方がやわらかくなり、
待つ時間が少しだけ増え、
その変化が、お子さまの
安心につながっていきます。
焦らなくて大丈夫です。
小さな気づきを
大切にしていくことで、
お子さまは
自分のペースで
動き出していきます。
また、その小さな動きは、
すぐに大きな変化として現れる
わけではありませんが、
確実に次の一歩へと
つながっていきます。
お子さまを変えようとすると、
苦しくなってしまいます。
でも、
見方を少し変えるだけで、
関わりは大きく変わります。
その子の中にあるものに
目を向けてみてください。
そこから、
自然な成長が始まります。
このような流れをもとにした
具体的な指導内容についても、
店舗情報ページのメニュー内
『「うちの子でも大丈夫?」賢明学院中学合格コーチング』
としてまとめております。
ご家庭での関わり方のヒントとしても、
よろしければご覧いただければと思います。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一