お母さん。
「ちゃんと座っているのに、なぜか伸びない」
そんなお子さまの様子を見て、
不安になったことはありませんか。
真面目に取り組んでいるのに、
テストの結果がついてこない。
何度も繰り返しているのに、
なかなか覚えられない。
けれども実は、
このような場合、
努力や能力の問題ではなく、
「学び方の入り口」が
合っていないことが、
よくあります。
多くの学校や塾では、
・説明を聞く
・文章を読む
・理解する
という順番で学びが進みます。
しかし、この順番が
合わないお子さまもいます。
そのようなお子さまは、
・長い説明が苦しい
・文章を読むと疲れる
・途中で眠くなる
という反応が出やすくなります。
一見すると、
「集中力がないのでは?」
と思われがちですが、
実際には
「入り方が違うだけ」
なのです。
では、どのように
すればよいのでしょうか。
答えはとてもシンプルです。
「見てから考える」
例えば、
・図を見る
・イラストで理解する
・形で捉える
このように、
まずイメージから入ることで、
そのあとに
言葉が自然に乗ってきます。
この順番に変えるだけで、
・理解が進む
・集中が続く
・表情が変わる
という変化が起きてきます。
実際に、これまで学習に
苦しさを感じていたお子さんが、
「あ、分かる」という感覚を
持てるようになる瞬間があります。
この「分かる!」という体験こそが、
学びの本当のスタートになります。
また、このようなお子さまは、
一度「分かる感覚」をつかむと、
そこから一気に学びの流れが
変わっていくことも
少なくありません。
今まで止まっていたように見えた時間も、
決して無駄だったわけではなく、
その子なりに、
準備をしていた時間だった
とも言えます。
焦らなくて大丈夫です。
その子に合った入り口を見つけることで、
学びは、やさしく動き始めていきます。
後編では、
実際にどのような進め方をすると
この流れが作れるのか、
ご家庭でも取り入れられる形で、
具体的にお伝えいたします。
お母さん。
「学び方の入り口」が合わないことで、
勉強が苦しくなる
お子さまがいることをお伝えしました。
では、どのように
進めればよいのでしょうか。
ポイントは、とてもシンプルです。
「イラスト → 質問 → 言葉」
この順番です。
例えば、社会であれば、
「この流れは何というでしょう?」
と問いかけながら、
地図や図を見て確認していきます。
理科であれば、
「ここから何が出てきますか?」
と問いかけながら、
図で現象を理解していきます。
英語であれば、
・まず聞く
・次にまねる
・最後に言う
という流れで進めます。
ここで大切なのは、
「説明を長くしないこと」です。
短く区切りながら、
・見る
・考える
・言う
この流れを繰り返すことで、
自然と理解が深まっていきます。
また、もう一つ
大切なことがあります。
それは、
「無理に復習をさせないこと」です。
このタイプのお子さんは、
自宅での反復よりも、
「その場での体験」の方が、
はるかに定着します。
安心できる環境の中で、
リズムよく取り組むことで、
「自分からやってみたい」という
気持ちが生まれてきます。
そしてこの気持ちこそが、
これからの学びを支える、
大きな力になります。
さらに、
この流れで取り組んでいくと、
これまで「苦手」と感じていた教科にも、
少しずつ
前向きな変化が見えてきます。
「やらされる勉強」から、
「分かるからやってみたい」という感覚へ。
この小さな変化が積み重なることで、
学びに対する印象そのものが、
やさしく変わっていきます。
お母さん。
「この子には、この子のやり方がある」
その視点を持つだけで、
学びは大きく変わっていきます。
焦らなくて大丈夫です。
小さな「分かった」の積み重ねが、
やがて大きな自信へとつながっていきます。
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『「うちの子でも大丈夫?」賢明学院中学合格コーチング』
として掲載しています。
ご家庭での関わり方のヒントとしても、
よろしければご覧いただければと思います。
スタディ・コーチング・ラボラトリー
代表 福田秀一